時計用語辞典

セラミックス

Ceramics

陶器の一種。金属酸化物を高温で熱処理した物質のこと。陶磁器だけでなく、耐火レンガ、セメント、ガラスなどの種類もある。耐熱性、耐食性、電気絶縁性などに優れる。腕時計では主にケースに使用され、アルミニウムとポリクリスタルを焼結させたものが主流。傷がつきにくく軽いうえ、耐衝撃性も高い。量産品でセラミックスケースを採用したものでは1986年のラドー「インテグラル」が有名。現在大半のセラミックスケースを製造しているのは、日本の京セラとスイスのコマデュール。