SIHH2017 詳報 パート1

ロレアート トゥールビヨン
8角形のベゼルが70年代テイストを今に伝えるモデル。アローシェイプのブリッジに、クル・ド・パリのギョーシェが施されたブラック文字盤の組み合わせ。搭載するのはGPお得意のマイクロローター自動巻きだ。自動巻き（Cal.9510-0001）。2万1600振動/時。約49時間のパワーリザーブ。Ti×18KPG（直径45㎜）。日常生活防水。予価1011万円。

ジラール・ペルゴ

今年からSIHHへ帰還を果たしたジラール・ペルゴは、昨年復刻された「ロレアート」を拡充する新作の構成となった。レディスの34㎜からユニセックスに近い38㎜、メンズの42㎜、トゥールビヨンの45㎜という４つのサイズからなる。コレクションの頂上に位置するのが、ワンブリッジトゥールビヨンを備える「ロレアート トゥールビヨン」だ。また、ロレアート以外の注目モデルといえば、「ネオ・ブリッジ」だろう。アロー型のブリッジや、マイクロローターと香箱をシンメトリーに配置した造形はとても斬新でモダンな仕上がり。特にブリッジはドーム型に成形されていて、ベゼルレスケースのあらゆる角度から光が入って立体的なプロポーションが際立つ。