今年の百貨店ワールドウオッチフェアで人気のブランドは?

FEATUREその他
2017.10.11

深代政吾氏インタビュー (続き)

― イセタンメンズレジデンス(メンズ館)はいかがでしょう?

「本数は悪くないのですが、今年は高額品がちょっと鈍かったです。ロンジンやCTスクーデリアなどイベントを開催したブランドは好調だったのですが……。どのブランドでもブルー文字盤が良く売れるようになりました」

ロジン

「ロンジン ヘリテージ l4.785.8.73.2」。ロンジンが毎年リリースする復刻版はアンティークの仕様を忠実に再現して人気が高い。自動き。18KPG(直径38.5mm)。パワーリザーブ約42時間。3気圧防水。

CT

「CTスクーデリア コルサ クロノグラフ」。オートバイの公道レース「Café racing」をイメージしたクロノグラフ。アグレッシブなイタリアンデザインが特徴。クオーツ。SS(直径46mm)。10気圧防水。

 

― 初めて36回の無金利ローンを導入されましたが、効果はあったでしょうか?

「フェア期間中はそう多くはありませんでしたが、後に続く手ごたえはありました。いつでも無金利払いを実施することはまだ考えておりませんが、何かしらの形での継続を考えています」

― たくさんのイベントを土日に展開されましたが、特に評判が良かったイベントは?

「シチズンの『親子クォーツ時計組み立て教室』は230名の応募があって驚きました。H・モーザーの本社CEOが来日されてのトークショーも満席で嬉しかったです」

― お客様の購買行動に何か変化はあったでしょうか?

「今週も翌週もと、連続でイベントを見に来られるお客様が増えました。昨年に比べて、明らかに購買欲求が高まってきたと感じました。反面、大きいモノ熱は冷めたようです。小型、薄型を探される男性のお客様は確実に増えています」