若い世代へ向けたコックピット クロノグラフ誕生  フォルティス

2017.08.15

(手前)「コックピット 2 クロノグラフ」。(奥)「コックピット 1 クロノグラフ」。自動巻き(Cal.ETA7750)。25石。2万8800振動。約48時間のパワーリザーブ。SS(直径43㎜、厚さ14.5㎜)。10気圧防水。26万5000円(加工カーフ)。25万5000円(ナイロンベルト)。28万円(SSブレスレット)。価格は全て税別。

 コックピットクロックの外観をトレースしたフォルティスの「コックピット・シリーズ」が発表されたのは2016年のこと。若い世代へ向けたフリーガーウォッチという位置づけで好評を博したことは記憶に新しい。今年、このシリーズのラインナップに加わったのは、自動巻きクロノグラフ「コックピット クロノグラフ」だ。

 レイアウトはかなり特殊だ。スモールセコンドを置かず、30分積算計を12時位置に、12時間積算計を6時位置にそれぞれ配置。3時位置には曜日表示と3日分の日付表示の窓が置かれている。クロノグラフでありながら、視認性は極めて優秀。時分針にはスーパールミノバを塗布しているため、暗所での時刻確認も安心だ。

 ダイアルは2種類。「コックピット 1 クロノグラフ」は分表示のインデックスに淡いベージュを採用。「コックピット 2 クロノグラフ」はオレンジの挿色を効果的に使っている。リュウズはグローブを着けた状態でも装着しやすいよう刻みのついた大型仕様。実用性をとことんまで追求した、まさにフォルティスらしいクロノグラフといえよう。


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