ドバイ ウォッチ ウイーク開幕 NEWS & EVENT|クロノス日本版[webChronos]

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高級腕時計専門誌クロノス日本版[webChronos] TOP > NEWS&EVENT > ドバイ ウォッチ ウイーク開幕

NEWS&EVENT

ドバイ ウォッチ ウイーク開幕

コリドーを狭くして風を循環させるウインドウタワー。灼熱の中東における伝統的な建築様式のファイナンシャルセンターで「ドバイ ウォッチ ウィーク」は開催されている。

 

秋田大輔:写真 Photographs by Daisuke Akita
古川直昌(ウェブクロノス):取材・文 Text by Naomasa Furukawa(Web Chronos)

 

 

未知なるミドルイーストの時計フェアを訪ねて

 

 11月15日から19日まで、ドバイのドバイ インターナショナル ファイナンシャルセンターで「ドバイ ウォッチ ウイーク」が開催されている。ヨーロッパの高級時計産業における高度なクラフツマンシップを教育的、啓蒙的な視座で伝えることを企図したこのイベントを、日本のメディアとして独占取材した。

 

 

ジュネーブ・ウォッチ・メイキング・グランプリの展示スペースが設けられている。会場内には今年の各賞受賞作が並ぶ。 

 

 ドバイのAHMED SEDDIQI & SONSがオーガナイズし、スイスのFONDATION DE LA HAUTE HORLOGERIE(高級時計財団)やクリスティーズ、エミレーツ航空、フォーシーズンズホテル、ドバイモールなどの非営利団体、有力企業がパートーナーシップを結ぶこの大規模なイベントは、完全なるノンプロフィットである。リシュモン グループに属するブランドや独立系のスモールメゾンが参加しているが、基本的には展示のみ。フォーシーズンズホテルも入るファイナンシャルセンター内のイベントスペースで、連日のように行われるパネルディスカッションやワークショップに来場者は足を運び、刺激に満ちたディスカッションを聴講したり、ワークショップで時計師から機械式時計の構造を実地で学ぶというかたちだ。

 

約30分間、ていねいに受け答えをしてくれたフリーランスデザイナーのエリック・ジルー。独自のデザイン観が開陳された。

「HOROLOGY FORUM」という直球のタイトルが冠され410ルディスカッションに参加するスピーカーは極めて豪華。少しだけ列挙してみよう。地元ドバイに2年前から居を定めているマキシミリアン・ブッサー(MB&F)、クリスチャン・セルモニ(ヴァシュロン・コンスタンタン)、エリック・ジルー(ウォッチデザイナー)、ファブリツィオ・ボナマッサ(ブルガリ)、ジュリオ・パピ(オーデマ ピゲ ルノー・エ・パピ)、パスカル・ラフィ(ボヴェ)といったブランドの重鎮たちを始め、欧米やアジア各国の著名なジャーナリスト、バイヤー、リテイラーが現地に集結している。総勢47名。ドバイを始めとするミドルイーストマーケットの重要性がうかがえるとともに、イベントのオーガナイザーであるAHMED SEDDIQI & SONSは地元ドバイでドバイモールなどを運営する高級時計の大スポンサー。ミドルイーストのパトロンの号令に応えない関係者はまずいないだろう。

 

  回廊を起点にしてビルが林立するウインドウタワーを、旧知の関係者が集って談笑している。時計ファンであれば心ときめく光景を横目で見やりながらインタビュー会場へと向かった。47名のゲストから希望の人物へのインタビューをオンラインで申し込めるというジャーナリストにとっては夢のようなシステムで、5名のインタビューをブッキングしてもらっていた。初日最初のインタビューは敬愛するエリック・ジルー。本格的に話を聞いたのはハリー・ウィンストンがオーパス9を発表した2009年のバーゼル以来だ。インタビューの模様は後日アップする特集記事にて詳述するが、ミドルイーストの温暖な気候は(日中は30度前後で乾燥しているためとても快適だ)ヨーロッパから来た関係者たちを一様にリラックスさせている。打ち解けた雰囲気のなか、淀むことのない興味深いコメントの数々をとることができた。

 

白熱討論。ソーシャルメディアの申し子たちが高級時計におけるデジタルの有用性、危険性、未来に秘めたる可能性などについて独自の意見を交換する。

 

  連日開催されているパネルディスカッションは、分刻みのタイムスケジュールから拾い上げて数えるのが億劫になるほどだ。初日から3日目までを終えた現在、3つのディスカッションを聞いたが、各人各様のパーソナリティがにじみ出た好感のもてる内容が大半を占めている。わけても、HODINKEEがモデレーターを務め、前出のブッサー、シンガポールの若きジャーナリストSJX、デジタル ラグジュアリー グループのDAVID SADIGH、レヴォリューション香港の編集長、SEAN LIが高級時計におけるソーシャルメディアの有用性や危険性について白熱討論を繰り広げた「DIGITAL CURATORS」はとても示唆に富んだ内容だ。ディスカッションの最中、ガラス張りで外からディスカッションの様子がうかがえるのだが、いつものようにパイプをくわえたフィリップ・デュフォーが鼎談者に合図を送りながら足早に立ち去っていくさまは、なかなか感動的であった。

 

日本でも多くのファンをもつアントワーヌ・プレジウソによるワークショップ。脱進機の構造を基本から懇切丁寧に解説している様子は熱心そのもの。受付嬢までなぜか受講に加わって、ルーペごしに微細なパーツを惚けたように眺めているさまには、笑った。

 

ゲストスピーカーとして参加している「クロノス日本版」でもおなじみのSJX。筆者が身につけていたヘンテコなオールドピースを撮影して、自身のフェイスブックに早速アップしていた。会場内でも、ゲストたちの珍しい時計を見つけては撮影。なんとも愉快なウォッチコニサーではないか。

 ディスカッションホールの真向かいでは、ワークショップが開催されている。鼎談のさなか、ふと横目でちらりと覗くと、なんとも懐かしい顔が飛び込んできた。アントワーヌ・プレジウソが、立派な大人になった子息のフローリアンを伴って〝集中講座〟を行っているではないか。ディスカッション終了後に急いで真向かいに足を踏み入れると、機械式時計の基礎中の基礎たる脱進機の構造を聴講生たちに熱心に説明している。少しばかり撮影をして、退出。筆者のお目当はIWCがホスト役を務める最終日のクラスだ。予定どおりにいけば、このクラスはかのクルト・クラウスが受け持つことになっている……。これを贅沢といわずして、なにを贅沢と呼ぼう。

 

 まだまだ書き足らないが、まだ折り返し地点。4日目、5日目も興味深いイベントが目白押しである。詳細はまた後日。お金の芳香をまるで発しない清廉そのものの会場内は、逆説的だが金融で潤う豊かなミドルイーストならではの光景だろう。日本ではまずありえないこの画期的なイベントを、もう少しばかり楽しんで帰国の途につきたいと思う。

 

初日は会場内で豪勢なカクテルイベントが開催された。旧知のクリスチャン・セルモニやマキシミリアン・ブッサーなどと言葉を交わす。楽しい一夜がゆっくりとふけていった……。

 

 

 


「ドバイ ウォッチ ウイーク」

www.dubaiwatchweek.com/

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