2011年新作展示会inジュネーブ ランキング / ウォッチメイキングウィークの良作

2011.05.26
ジュネーブ・ウォッチメイキングウィークの良作

6位 28point / 4persons

ロジェ・デュブイ / モネガスク クロノグラフ

Photo:「モネガスク クロノグラフ」。自動巻き。SS。224万7000円。

●ロジェ・デュブイのベーシックラインとして誕生した新シリーズ。使うほどに愛着が倍増しそうな予感がするロジェ・デュブイも悪くない。(山田) ●アバンギャルドから脱却し、クラシカルかつシックな佇まいに、大人の余裕を感じる。バトンとアラビック、ふたつのインデックスを上下に並べるなど、デザイン上の遊びは、ロジェらしさか。(高木)


ジュネーブ・ウォッチメイキングウィークの良作

7位 24point / 2persons

ラルフ ローレン / スリム クラシック スクエア モデル

Photo:「スリム クラシック スクエア モデル」。手巻き。18KWG。147万3150円。

●当世ではまずお目にかかれないスクエアシェイプの正真ドレスウォッチ。パープル レーベルのスーツによく映えそう。モダナイズされたインデックスで現代性を加味している。(古川) ●まさに一目惚れ。絶妙なサイジングに、ローマンとアラビックとを交互に組み合わせたインデックスのバランスも秀逸。ジュネーブ新作では一番のハンサム時計。個人的にはギョーシェモデルが好み。(高木)


ジュネーブ・ウォッチメイキングウィークの良作

8位 22point / 2persons

ヘリテイジ・ウォッチ・マニュファクトリー / マグナス・コンテンポラーヌ

Photo:「マグナス・コンテンポラーヌ」。手巻き。SS。価格未定。

●GTEで見つけたシンプル系・自社製キャリバーモデル。凝った作りの脱進機が、果たして効果があるのかは不明だが、こういう手巻きムーブメントを開発しようという人たちがいること自体が嬉しい。(名畑) ●FDFMの流れを汲むムーブメントは一度見てみたいです。デザインはこのモデル(写真)が一番好みです。(読者/KoHiさん)


ジュネーブ・ウォッチメイキングウィークの良作

9位 19point / 2persons

ラルフ ローレン / オートモーティブ ウォッチ

Photo:「オートモーティブ ウォッチ」。手巻き。SS。114万5500円。

●巧みなさじ加減が際立つ新作。ひねりを入れたインデックスのフォントといい、文字盤にあしらったウッドパネルの抑えたツヤ感といい、一見古典的だが、きちんと今の時計に仕立てているのはさすが。(広田) ●ダッシュボードの木目調ってヤツにはまります。(読者/ゼンマイオヤジさん)


ジュネーブ・ウォッチメイキングウィークの良作

10位 19point / 2persons

リシャール・ミル / RM038

Photo:「RM038」。手巻き。マグネシウム・アルミニウム合金。4567万5000円。

●昨年話題を振りまいた“ナダル モデル”にはかなわないが、この“バッバ・ワトソン”もかなりの超軽量モデル。マスターズで実際に着用して出場するのが楽しみ。(山田) ●やはりミル先生の目の付け所は凄いね。白いケースというのも意表を突いているし、アンバサダー&実験台に新進気鋭のゴルファー、バッバ・ワトソンを選ぶとは!  おそれいりました。(名畑)