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ヴァシュロン コンスタンタンの展示会にご招待いただきました。
世田谷区某所の会員制らしき和食店を貸し切って、展示会＆ランチミーティングです。

店内に設けられた展示会場は「ブラック＆ブロンズ」がコンセプト。
「ヒストリーク・コレクション」より、現在発売している≪復刻版≫に加え、当時実際に発表した
≪オリジナル版≫を本社から特別に取り寄せて展示してあります。

私は変わったデザインの時計を買わないのですが、ヴァシュロンの1972プレステージには強く惹かれます。もし私の身長が175cm以上で顔もそれなりのイケメンだったら、コレクションの一部を売却してでも買う、ような気がします。

その1972のオリジナルと新作を並べて展示してあって、さながらクロノス日本版最新号の特集のようです。あ、ヒストリ－クアメリカン1921のオリジナルと現行品も並んでいます。こりゃ、初めて見ました。このモデルも日本橋三越やら伊勢丹のウォッチフェアで見せてもらうのですが、気になるモデルです。

昼食会はヴァシュロンCEOのグジェさんの真向かい。
右隣は松山猛先生、左は『世界の腕時計』の香山編集長と手に汗かきそうな席順です。
流石に松山さんは古いヴァシュロンを着けてご出席。相変わらずファッションセンスも高く、着こなしにスキがありません。
そうそう香山さんは最近、スイスのHHコミッティの中で世界に4人しかいないジャーナリストの一人に選ばれたのです。おめでとうございます、香山さん！

さて、この秘密な和食店のウリは和菓子を目の前で作ってくれるパフォーマンス。今日は栗のお菓子を作ってくださいました。

ちなみにこの「ブラック＆ブロンズ」展示会、本来はヴァシュロンのVIP用に設えられたもので、昼のプレス展示会よりも夜の会がメインなのです。（だいたいどのブランドも昼はプレス用、夜がお客様用です）

顔は出せませんが、お昼のプレス会のご招待メンバーも、有力誌の編集長と時計専門誌の編集長、そして各誌で活躍される執筆者の方々で、ご挨拶した方がほとんどでした。

いつも笑顔が絶えないヴァシュロンのグジェCEOは、時計もお好きですが靴も大好物。靴の展示会や靴のVIP顧客の催し物でもチョイチョイお会いします。

そうそう、グジェCEOに「消費増税は影響するでしょうか？」と聞いてみました。
「うーん、少しは影響するでしょうけれど、翌年に予定されている富裕層への増税のほうが気になります」とのこと。ヴァシュロン コンスタンタンのCEOらしいコメントでした。


http://www.nikkei.com/article/DGXNASFS24052_U3A120C1EE8000/