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mr.hmvさんのブログ

(一般に公開)

クレドールの記事2014年08月27日18:34
Webchronosトップページの"Watch the New"を読んで
なるほどと妙に感心し、己の無知を痛感した次第。

出典 http://www.webchronos.net/watch_the_new/2889/

=====引用始め=====
ムーブメントをスケルトン加工することにより空気が抜けるため、空気の粘性が下がることで空気抵抗が減少し、テンプの振り角が大きくなる。
=====引用終わり=====

「空気の粘性が下がる」というのは筆が滑った事と思いますが、テンワ周囲の囲いが減れば空気抵抗は減少するというのは至極当たり前で、今まで気付きもしませんでした。

クレドールから脱線しますが、この現象を拡大解釈すれば、チラネジは「空気抵抗発生装置」に他ならないわけで、機械効率低下を招く元凶になりますね。

でももっと大切なことがあって、厳密な歩度調整や温度特性の補償にチラネジは不可欠なのだと理解しています。


何ともオチの無いブログでした。m(_._)m
  • 気になる時計

コメント

1番~14番を表示

2014年
08月27日
18:46

mr.hmvさん

クレドールの記事は私もざっと読んでましたが、さすがに目を留められるところ
が違いますね。。

スケルトン加工により空気抵抗が減少しテンプの振り角が大きくなる、という話
は私も初めて聞きました。

2014年
08月27日
18:56

2: mr.hmv

宗一郎さん

恐れ入ります。

思うに、テンワ振動解析に空気抵抗が加わると恐ろしく複雑な方程式が立って、解析的な解が出せなくなると想像しますが、それも含めて考えると、過去の経験値無くゼロから脱進系を設計するのは至難の業と思います。

・・・と意味不明のコメントを返したりする。\(^o^)/

2014年
08月27日
20:14

それかなり前に話題にした記憶がありますが・・・
どこかの動画に出てたなぁ。ちょっと探してみます。

2014年
08月27日
20:17

4: mr.hmv

>それかなり前に話題にした記憶がありますが・・・

三歩で忘れます。(笑)

2014年
08月27日
20:23


これかと思ったら違うみたい。
とにかくスケルトンにしたら振り当たりするので
余計な歯車を一個噛ませた・・・みたいな話だったような?

2014年
08月27日
20:40

6: mr.hmv

かなりの長編

後ほどゆっくり拝見します。

2014年
08月27日
21:03

これこれ。
http://www.seiko-watch.co.jp/whatsnew/pressrelease/20140520/
「キャリバー 6899」はスケルトン加工により空気抵抗が減少し、
てんぷの振り角が大きくなるため、トルクコントロールホイール
(秒中間車)を入れて振り角を制御し、安定した精度を実現しました。

2014年
08月27日
21:19

8: mr.hmv

う~む、以前浅岡さんが振り当たり対策でやったように主ゼンマイのトルクを落とす工夫を採用しなかったのかなぁ

あの時は主ゼンマイの幅を狭くして対処していましたね。
同じ長さのゼンマイなら、バネ定数が弱ければトルクカーブはより均平化するので有利に働くはずです。

2014年
08月27日
23:24

共用部品のゼンマイにバリエーション作るとコスト高な上に
将来のOHで混乱したりする恐れがあるからとか?
だったら歯車増やしてトルク負荷作った方が早い
・・・みたいな日本的な合理主義なのでは?

2014年
08月27日
23:26

10: トキオ

機能的に意味のない歯車を追加するとか
スイスでは普通ありえませんよね。

2014年
08月28日
07:46

11: mr.hmv

なるほど•••あり得そうです。

2014年
08月28日
13:07

肉抜きして振り角が上がるのならば、スケルトンの無いモデルでも、当該部分だけ、性能向上のために肉抜きしておくべきだったと思います。そうすれば、トルクに余裕が出たぶん、パワーリザーブを延ばして見るとか出来たでしょうし、余計な対策をする必要も無かったでしょう。

2014年
08月28日
16:23

13: mr.hmv

#12: Hajime Asaokaさん

なるほど、確かにそうですね。

汎用機をスケルトン化することで、空回りするギア&ピニオンを追加するというのも何とも大仰で、いささか本末転倒的輪列設計ですね。

>トルクに余裕が出たぶん、パワーリザーブを延ばして見るとか出来たでしょうし、

その実現のためには輪列中のギア比を変える必要があるわけですが、単一モジュールと言う呪縛がある限り厄介なことになるわけで、地板内に納まるようにフレキシブルにモジュールを選択する設計処方もこれからは求められるでしょうね。

既にCNCでギアもピニオンも切削可能な時代になったのですからなおさらです。

2014年
08月28日
16:59

14: mr.hmv

訂正します。


地板内に納まるようにフレキシブルにモジュールを選択する設計処方


軸位置を変えずにフレキシブルにモジュールを選択する設計手法

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