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(一般に公開)

セイコーの経常利益95%減の記事に際し… 報道は過剰!?2017年03月07日19:06
気になったので今回95%利益減の元になった第3四半期の決算短信を10年
 前 の数字まで溯って纏めてみました。
 第3四半期(前年の4月~12月までの累計)
 それが最初の表です。

 どうでしょう?
 確かに純利益が前年比で95%落ち込んでます。
 ですが、「利益」です。
 そう思うと平成21年度から24年度まで、22年のセイコーインスツルとの経営
 統合で黒字になっただけで、「赤字」でした。
 勿論23年の東日本大震災の影響もあり、24年度は71億もの巨額赤字でした
 が翌年はアジア方面の売上増でV字どころかそれ以上に復活、その後もイン
 バウンドの高額商品の売上増で利益は大きくなりました。
 でもよく考えたらセイコーが何かというより世間の状況が大きく反映してる
 ようにも見えます。
 でも売上高は10年前より増えてますし、何より今年度も「利益」は出てます。
 昨年までここ数年が予想外に利益を出していたと思えば、今回の結果は確
 かに厳しいものがあるものの、その実税金が大幅に増加したせいだったりも
 するのです。

 結果、分かった事。
 「95%」という数字に踊らされる事無く、これからどれだけ魅力的な製品を
 世に提供してくれるか、それをじっと見守るのが時計好きの立場なのかと
 思いました。

 因みに分野としてウォッチ/電子デバイス/システムソリューション/その他とあり、
 ウォッチ事業は全売上の53%、営業利益ベースでおよ7割を担っています。

 なので数字に踊らされて「え?屋台骨傾いた?」などと思わせるマスコミの
 書き方にはなんともはや…(苦笑)
 確かに厳しいんでしょうけど、でも赤字でない事は確かだもんなぁ!
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コメント

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2番~21番を表示

2017年
03月07日
20:19

だんみちゅさん、こんばんは!

赤字って結構お手当てに響きますし、経営者の方々には禁句な単語です。
そーゆー意味で少なくなったとはいえ、まだ赤になっちゃいないんです。
なんやかや差し引いても利益出てるのは、それはそれでいい事だと思います。

前が儲け過ぎてた?(笑)

2017年
03月07日
20:26

3: LEM

利益ということはプール金ができるってことですよね?

2017年
03月07日
20:44

まあ加速度で儲けるのが報道ですからね。ちなみに Breitlingの売上規模がおおよそ300億円台後半ですから、Seikoはぜんぜんすごいと思います。

https://www.bloomberg.com/news/articles/2016-11-29/swiss-...

2017年
03月07日
21:43

安心しました。

2017年
03月07日
21:54

確かに、マスコミの報道は私も過剰に感じます。
中国バブル(爆買いのこと)が弾けて、GSのような高級時計が売れなくなったのが原因と書いている記事がありましたが、中国景気を当て込んだスイスの多くの超高級時計メーカーも売り上げ減速は同じのようですから、景気の変動を大いに受ける嗜好品の高級時計関連を扱っていて純利益が6億も出たのは、まだマシだと思います。

2017年
03月07日
22:35

最近、付和雷同のニュースが多いですね。
面白ければいいのでしょうけど。

かえって、地道な努力が話題としてないがしろになる傾向にあるような・・・・・・・・。

地道な努力がないと、砂上の楼閣になるので草の根にも目を向けてほしいです。
(^^;

2017年
03月08日
01:57

8: koko


数字を見つめるとすぐにわかるのですが、メディアがそれを
正確に伝えないというのは…

トランプさんの件でも話題になったPost Truthに関連して
割と根深い問題なのかもしれないと感じました。

2017年
03月08日
09:12

メディアは単純に前年比だけ見て大騒ぎしている感じです。
経営なんて良い時もあれば悪い時もあるので長期スパンで読まないとだめですね。

おっしゃるように悪くても赤を出さなかったのは運営が悪くない証拠ですね。

2017年
03月08日
10:45

10: 穴ロク

悪くても赤字を出さないためには 好調時が問われますね
おっしゃる通りだと思います
各業界、それぞれの難しさ康雄苦労があるわけで

2017年
03月08日
10:48

11: 穴ロク

康雄は間違い

2017年
03月08日
11:04

LEMさん、お早う御座います!

プールというより運転資金が潤沢になったという感じでしょうか。
なんかプール金って政治家に流れて…なダークなイメージが付いてます、僕の中には(苦笑)
このお金でより優秀な人材と、より有能な機械を獲得して新たな価値観を作って貰いたいです。

2017年
03月08日
11:04

ししゃもさん、お早う御座います!

そうですね、売上が2000億ってかなりなもんだと思います。
Breitling、あれだけ広告出してるけどSEIKOと比較するとまだまだですね。

2017年
03月08日
11:05

ワークスの日記さん、お早う御座います!

これからが勝負になるでしょうね。

2017年
03月08日
11:05

ロサキネンシスさん、お早う御座います!

>…まだマシだと思います。
そうですよね!
赤字の会社も多い中、黒字に、しかも億単位の黒を残せてるのはまだいいのかと。
気になるのは今年からどうなるか、見守りたいです。

2017年
03月08日
11:09

kuniyosiさん、お早う御座います!

地道な製造現場の姿勢がこの記事を読んでどう思うのか、その辺をわかって書いてないのは一目瞭然でしょうね。
「彼らの頑張る姿勢がある限り、今後も期待し続けたい」ぐらいのコメントが無いくらい現場が腐ってるか見たんか!?と聞いてみたいです。

2017年
03月08日
11:10

kokoさん、お早う御座います!

昨対の、しかも純利益という見方だけで極端な数字を判断するのは危険に思いました。
10年間の数字を挙げて見て、そう感じます。
こんな姿勢でモノ作りする現場は…といった現場が奮起するな記事が出て来るのを祈るのみです。

2017年
03月08日
11:14

ワールドタイムさん、お早う御座います!

赤字を出さないのは経営者の手腕だと、どっかで聞いたような気がします。
そこに中長期の計画は重要ですしね。

中堅社員として赤字が出た時は、ホント心身共に辛いッス。
なので大小の差こそあれ、黒字なのは評価に値すると思うんですけどね(苦笑)

2017年
03月08日
11:22

穴ロクさん、お早う御座います!

ルパン三世の声優さんを思い出しました、山田康雄w
それはさておき、利益の落ちに比べ売上減の落ち率が少ないのは良い様に感じました。
それはまだ顧客が購入してる、買ってくれる土壌が残ってるわけです。
甘いかも知れませんが、その顧客を大切にしてくれれば未だ心配いらないかと思いました。

2017年
03月08日
22:14

ともぞーさん、
お疲れさまです。

きちんとと分析しないとなんともいえませんが、利益の落ちに比べ売上減の落ち率が少ない、というのは広告費などの販売管理費が増大していることを意味しているように思えます。

これは自社のポジションがラグジュアリーになればなるほど無視できない比率になってくるはずで、たとえばブライトリングが300億円程度の所帯であのように派手に広告費を使えるところをみると、時計ビジネスの場合は、モノ作リの原価管理よりも、販売管理やブランド戦略が重要であるようにも見えます。

2017年
03月09日
17:42

ししゃもさん、こんばんは!

細かい分析はいろいろ出来るでしょうね。
ズブの素人が見ると…

 ・売上原価で254億(18%減)/販管費(広告費とか)45億(6%減)と合わせて
  299億減らしたものの、売上が379億減は大きく、結果80億の営業利益減と
  なり、昨年比は58.7%減になってしまいます。
  仕入や広告を見直ししたけど、大きな売上減は遺憾ともし難い結果になっ
  てしまったんでしょうね。
  この辺では利益率の高い(であろう)高額商品の売上低下と、仕入コスト
  の上昇が原因に関わって来そうです。

 ・経常利益が営業利益に比べ18億ほど減っているのに対し、昨年は逆に
  47億ほど増えてました。
  営業外収益/費用を見ますとその他営業外収益が昨年は55億程多いの
  で、そこが大きく影響しているようです。
  「その他」だから、何だかわかりません(苦笑)

 ・問題の昨対95%減となった純利益ですが、これは税引前だと61%減と経常
  利益と然程変わりませんでした。
  何が、大きく純利益を下げたか?
  大きいのは法人税で36億(昨年は逆に6千万程の還付)子会社の小額株主
  に帰属する利益で5億、合わせて40億以上の減が発生しています。
  そりゃぁそんなに税金納めてりゃ純利益なくなるわってなもんです。
  インバウンド売上に沸いた27年度ですら税金は今年より少ないし、逆に去
  年は「大型プリンタ事業譲渡に伴う事業構造改善費用等」で17億特別損失
  を出したおかげ?か還付があったぐらいでした。
  (ここの仕組は良く分からんです…)

 などつらつら素人分析してみました(間違ってたらスミマセン<m(__)m>)。
 今回の利益減は・売上減・販管費(広告費?人件費では無いと思われ)・法
 人税が大きな原因じゃないでしょうか。
 でも税金は過去(前年)の利益に比して支払わなくちゃいけませんから、こ
 れは支払って当たり前(税務否認な部分もあるでしょうが)。
 結局の所、売上の減少を食い止める策こそが、来年批評家をギャフンと言わ
 せ、流石!と言わせるポイントなんでしょうね。

 なんだろ、その「策」は?
 今後のセイコーに期待したいです。
 個人的には「富嶽」の様な超高級路線は好きではないんですけどね。
 その技術を下に落としてホイヤーみたいな低コスト高品質ビヨンとか出来た
 ら凄いと思ったりします、どうかな?ダメかな?(苦笑)

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