MEMBERS SALON

知られざる高耐磁時計の真価 Part.2(1/3)

現代社会の必須スペック

IWC 「マーク11」
いわば超耐磁時計の祖。第二次世界大戦中、レーダーのマイクロ波がムーブメントを耐磁させることが問題となった。対して、IWCは軟鉄製のインナーケースと文字盤でムーブメントを覆うという解決策を提示した。この手法は極めて有効で、以降の超耐磁時計のあり方を定めた。なお、耐磁性の実測値は7万8000A/mであった。
広田雅将:取材・文
Text by Masayuki Hirota
吉江正倫:写真
Photographs by Masanori Yoshie

いかにして耐磁性を確保しているのか?

ムーブメントを磁気から守るために最も効果的なのが、ムーブメント全体を「軟磁性体」でくるむ手法である。
とは言うものの、1980年代後半には、それ以外の試みも存在した。
しかし、多くの時計関係者は、耐磁性を高めるためには、今なお古典的な手法が有用であることを認めている。
では、軟磁性体のカバーはどのようにムーブメントを磁気から守っているのだろうか?
素材と磁気という観点から、その働きを見ていくことにしよう。

  1 2 3  
前の記事

美女と時計/ハミルトンを身に着けた素敵な女性

次の記事

美女と時計 美女と時計/カルティエを身に着けた素敵な女性

おすすめ記事

時計ランキング

時計ランキング

その年の新作モデルや、機構、仕上げの完成度など、毎回決められたテーマの中から、優れた10本を時計ジャーナリストたちが選出します。

スペックテスト

スペックテスト

クロノスドイツ版の人気連載「TEST」の翻訳記事。腕時計のデザイン、機能などをポイント性によって評価します!

基礎からの時計用語辞典

基礎からの時計用語辞典

時計の部品、機構、ブランド名など、基礎から専門用語まで、広範囲にわたって解説します。時計の知識を深めるための用語辞典です。

PAGE TOP