自社開発ムーブメント搭載のクロノグラフ(後編)

FEATUREWatchTime
2018.12.20
自社開発ムーブメントを搭載するクロノグラフを探している人に向けて、薦めたいモデルを時計業界のトップクラスに君臨する7つのブランドからそれぞれ特色ごとに紹介しよう。その後編をお届けする。
●「自社開発ムーブメント搭載のクロノグラフ(前編)」を見る
Originally published on watchtime.com
Text by Alexander Krupp

5.ロレックス
「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」

耐傷性に優れた、ロレックス「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」。Ref.116500LN。自動巻き(Cal.4130)。パワーリザーブ約72時間。SS(直径40mm)。100m防水。SSブレスレット。118万円(税別)。

 カーレースに着想を得たロレックスのアイコニックなクロノグラフ「オイスター パーペチュアル コスモグラフ デイトナ」は、2016年にその更新版が発表された。文字盤への変更に加え、最も特徴的な改良は、このスポーティーなクロノグラフに導入された繊細なタキメーターを、傷から保護するために採用されたセラミックス製ベゼルであった。内包されているのは、約3日間のパワーリザーブを持ち、耐磁性や耐衝撃性に優れたパラクロム・ヘアスプリング搭載でよく知られている、自社製キャリバー4130だ。


6.パテック フィリップ
「クロノグラフ 5170R」

シンプリシティな、パテック フィリップ「クロノグラフ 5170R」。手巻き(Cal.CH 29-535 PS)。33石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。18KRG(直径39.4mm)。3気圧防水。アリゲーターストラップ。884万円(税別)。㉄パテック フィリップ ジャパン・インフォメーションセンター ℡03-3255-8109

 パテック フィリップは、手巻きキャリバーCH 29-535 PSを2009年に導入することによって、自身のポートフォリオを充実させた。これは他の付加機能を持たないクロノグラフムーブメントである。男性向けのクロノグラフモデルであるRef.5170は2010年にイエローゴールドが世に送り出され、ホワイトゴールドが続き、そしてローズゴールドがシルバー・オパーリンまたはエボニーブラック・オパーリンの文字盤仕様で発表されている。エボニーブラック・オパーリン文字盤モデルには、よりスポーティーな印象を与える新しい魅力がある。


7.ゼニス
「クロノマスター エル・プリメロ クラシックカーズ」

3万6000振動/時というハイビートな振動数を持つ、ゼニス「クロノマスター エル・プリメロ クラシックカーズ」。自動巻き(Cal.400B)。31石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約50時間。SS(直径42mm)。10気圧防水。カーフレザーストラップ。80万円(税別)。㉄ゼニス ブティック銀座 ℡03-5524-6420

 3色使いのサブダイアルが独特な印象を与える、伝説的なゼニスのクロノグラフ「エル・プリメロ」。3万6000振動/時というハイビートな振動数から、この時計では10分の1秒までの時間計測が可能となっている。搭載される自動巻きクロノグラフムーブメント、エル・プリメロはコラムホイールを採用し、1969年1月に世界初の自動巻きクロノグラフとして発表されて以来、現在に至るまで進化を続けながら受け継がれている。