ジャガー・ルクルト/レベルソ Part.2

2017.10.10

第1世代
1931年3月4日13時15分に提出された特許資料(フランス特許712868)より。Fig.14のパーツ33(ベース)と30(ラグ)は明らかに溶接を前提としているのが見て取れる。設計者はルネ・アルフレッド・ショヴォー。第1世代の基本構造は85年まで引き継がれたが、年代ごとに見ると、細かな構造は若干異なっている。なお、ケースは非防水。
広田雅将:取材・文 奥山栄一:写真
[連載第4回/クロノス日本版 2011年5月号初出]

ケースに見るレベルソ成熟の歴史

レベルソを特徴付ける反転ケース。しかし、現行品は、その構造もデザインもオリジナルとは異なる。
加工精度は大幅に向上し、意匠も細かくリファインされ続けている。ケースの成熟度が示すレベルソの歴史。
それは、マニュファクチュールとしての進化と同義である。