A.ランゲ&ゾーネ/ダトグラフ Part.2

2018.01.23
1999年1月19日の最終デザイン。おそらくは最終モックアップの写真にマイスが図を描き加えたものだろう。正三角形、黄金比に加えて、マイスがいうところの「数学的なプロポーション」が盛り込まれている。


広田雅将:取材・文 奥山栄一:写真
[連載第14回/クロノス日本版 2013年3月号初出]

ダトグラフのデザイン理論
ラインハルト・マイスのスケッチから考察

時計史に残る傑作となったダトグラフ。
しかし、その開発を推し進めた人物の名前は、ほとんど知られていない。
ラインハルト・マイス。世界屈指の時計史家である彼は、ギュンター・ブリュームラインの片腕として、ダトグラフを完成に導いた。
本人のスケッチと、そのコメントから、開発経緯を見ていくことにしよう。