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IWC/インヂュニア Part.2(1/3)

インヂュニア
Ref.666AD [1955]

1955年にリリースされた初代インヂュニア。カレンダー付きのCal.8521を、軟鉄製の耐磁ケースとダイアルで覆っていた。耐磁性能はマーク11と同じ8万A/m。今から見ると普通だが、直径37mmは、当時からするとかなりのサイズだろう。以降のインヂュニアは、大きさと重さという問題を抱えることになる。ダイアルとリュウズは非オリジナル。自動巻き。21石。1万9800振動/時。パワーリザーブ約40時間。SS(直径37mm)。10気圧防水。IWC蔵。


広田雅将、鈴木裕之:取材・文 奥山栄一:写真
[連載第15回/クロノス日本版 2013年5月号初出]

インヂュニア=高耐磁時計の時代
ケースデザインにおける耐磁技術の発展と限界

1955年以降、高耐磁性能を一貫して打ち出してきたインヂュニア。
パイロット・ウォッチ譲りの超耐磁性は、多くのプロフェッショナルから信頼を得た。
しかし超耐磁性の追求が、デメリットをもたらしたことは否めない。
頑強な自社製ムーブメントと耐磁ケースの組み合わせは、一貫して時計の肥大化を招き続けたのである。
では耐磁性と実用性の狭間で、IWCはどうインヂュニアを進化させていったのか。
耐磁技術の発展と、その限界を見ていくことにしよう。

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