MEMBERS SALON

シャネル/J12 Part.2(1/3)

ラ・ショー・ド・フォンのシャネル自社工房(現在もG&Fシャトランの社名はそのまま使われている)で生産される“ハイテク セラミック”。旧来からのブラックとホワイトは、2006年頃には内製化が成し遂げられており、13年の工房拡張に伴い、チタン セラミックの完全内製化も達成されている。焼成直後のハイテク セラミックは、エッジを残したマットな印象だが、セラミックスのペレットと研磨材とともに容器に入れて“攪拌”することで、適度にエッジの落ちた独特な質感と、完全な光沢面が現れる。チタン セラミックの場合は研磨材にダイヤモンドパウダーを用いるが詳細はシークレット。サファイアクリスタルに匹敵する表面硬度を持つため、ブラックやホワイトに対し、約3倍の時間を要するという。


広田雅将、鈴木裕之:取材・文 吉江正倫:写真
[連載第18回/クロノス日本版 2013年11月号初出]
※価格、内容は2018年4月現在のものに改訂してあります。

進化する〝ハイテク セラミック〟
工房拡張と新たなセラミック使いの試み

高級時計部門の新設時からパートナーシップを組んできた、大手外装サプライヤーのG&Fシャトラン。
その経営権がシャネルへと移行した1993年から、J12の開発がスタートしたのは果たして偶然だろうか?
J12を象徴する“ハイテク セラミック”の開発と内製化、そしてさまざまに試みられてきた進化の過程を追う。

  1 2 3  
前の記事

シャネル/J12 Part.1

次の記事

シャネル/J12 Part.3

おすすめ記事

時計ランキング

時計ランキング

その年の新作モデルや、機構、仕上げの完成度など、毎回決められたテーマの中から、優れた10本を時計ジャーナリストたちが選出します。

スペックテスト

スペックテスト

クロノスドイツ版の人気連載「TEST」の翻訳記事。腕時計のデザイン、機能などをポイント性によって評価します!

基礎からの時計用語辞典

基礎からの時計用語辞典

時計の部品、機構、ブランド名など、基礎から専門用語まで、広範囲にわたって解説します。時計の知識を深めるための用語辞典です。

PAGE TOP