シャネル/J12 Part.2

2018.03.08
ラ・ショー・ド・フォンのシャネル自社工房(現在もG&Fシャトランの社名はそのまま使われている)で生産される“ハイテク セラミック”。旧来からのブラックとホワイトは、2006年頃には内製化が成し遂げられており、13年の工房拡張に伴い、チタン セラミックの完全内製化も達成されている。焼成直後のハイテク セラミックは、エッジを残したマットな印象だが、セラミックスのペレットと研磨材とともに容器に入れて“攪拌”することで、適度にエッジの落ちた独特な質感と、完全な光沢面が現れる。チタン セラミックの場合は研磨材にダイヤモンドパウダーを用いるが詳細はシークレット。サファイアクリスタルに匹敵する表面硬度を持つため、ブラックやホワイトに対し、約3倍の時間を要するという。


広田雅将、鈴木裕之:取材・文 吉江正倫:写真
[連載第18回/クロノス日本版 2013年11月号初出]
※価格、内容は2018年4月現在のものに改訂してあります。

進化する〝ハイテク セラミック〟
工房拡張と新たなセラミック使いの試み

高級時計部門の新設時からパートナーシップを組んできた、大手外装サプライヤーのG&Fシャトラン。
その経営権がシャネルへと移行した1993年から、J12の開発がスタートしたのは果たして偶然だろうか?
J12を象徴する“ハイテク セラミック”の開発と内製化、そしてさまざまに試みられてきた進化の過程を追う。

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