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F.P.ジュルヌ/オクタ part.2(1/6)

文字盤側から見たCal.1300-3。12時位置の日付表示は、一日一歯動くデイトリングが駆動するもの。日の裏車ではなく薄いリングが動かすため、ムーブメントの薄型化に成功した。また厚みを増さないため、9時方向の空きスペースにパワーリザーブ表示を逃がすといった配慮もうかがえる。なお中心から伸びるバネは、日付表示を固定するためのもの。


広田雅将:取材・文 吉江正倫:写真
[連載第21回/クロノス日本版 2014年5月号初出]

〝厚さ1m/m〟に構築される複雑機構
[オクタキャリバーの変遷と拡張]

オクタの成功は、優れたベースムーブメントが完成した時点で約束されたようなものであった。
加えてジュルヌは、このムーブメントに高い拡張性を与えた。
それが、文字盤の左側にできた巨大な余白である。
このスペースを生かして、ジュルヌは毎年のように新しい機構を加えることになる。
しかもその厚みはわずか1mmというものであった。

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