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ショパール/L.U.C Part.3(1/2)

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Part.2

20年足らずで築きあげた熟成の集大成
[L.U.C ベーシックラインナップ総覧]

1996年の発表から20年近くを経たL.U.Cコレクション。
最初に基幹ムーブメントを作り、時間をかけて熟成させるというスタンスは、このコレクションに信頼性をもたらすことになった。
加えて外装の進化は、L.U.Cをいっそう魅力的なものに変えようとしている。

L.U.C XPS
薄さを強調したXPに加わったスモールセコンド付き。研ぎ上げたラッカー文字盤には完全に歪みがない。
自動巻き(Cal.96.12-L)。29石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約65時間。18KWG(直径39.5mm、厚さ7.13mm)。30m防水。174万円。
広田雅将:取材・文 吉江正倫:写真
[連載第27回/クロノス日本版 2015年5月号初出]

 LUCプロジェクトを始めるにあたって、ショイフレ氏はさまざまな関係者に話を聞いた。その中のひとりが、彼にこうアドバイスをしたという。

 「時計作りとはマラソンのようなものだ。スプリントレースではない」。ショイフレ氏はその教えを忠実に守り、手堅くコレクションを増やしてきた。
 「だから私たちはグランドコンプリケーションではなく、ベーシックな基幹キャリバーからコレクションを始めたのです。それが私たちの哲学です」

 2000年に「クアトロ」、2004年に「カリテ フルリエ」、06年に「クロノ ワン」。LUCのプロダクトをタイムラインで追いかけていくと、確かにショイフレ氏は一歩ずつLUCのコレクションを拡大してきたことが分かる。

 とはいえ、LUCは一貫して少量生産を守り続けている。その年産は約4000本(うちジュネーブ・シールを取得したものは約800本)。ショパール自体の年産が約8万本と聞けば、全体に占めるシェアはわずか5%に過ぎない。では今後、生産本数を増やす予定はあるのか。ショイフレ氏は「今後も増やしたくはない」と明言する。

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