[webChronos] -- 時計専門誌「クロノス日本版」オフィシャルSNSサイト --

～前回のつづき～

目玉親父は、御武家のお屋敷を捜して、あちこち歩き回りました。

ようやく一軒のお屋敷を探し当てたようで・・・。



目玉親父・「ごめん下さい！どなたかいらっしゃいませんか？」

http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...

お殿様・「・・・何じゃ、お前は？」

目玉親父・「わしは、武士になりたいのじゃ。ここで、武士にして欲しいのじゃが・・・。」

お殿様・「随分、小さい奴じゃな。それに顔には目玉しかないようではないか。そんな奴を仕官させるわけには行かんぞ。」



お姫様・「お父上、お待ち下さい。」

http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...

お殿様・「おお、姫。何じゃな？」

お姫様・「このようにヤル気のある者を、追い返すのは、もったいのうございます。」

お殿様・「しかし、姫。こんな者を・・・。」



お姫様・「お父上、ゴニョゴニョ・・・。（私の飼っていたハム次郎も、この前逃げだしてしまい、代わりのペットとして飼いとうございます。）」

http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...

お殿様・「ふむふむ。」

お姫様・「ゴニョゴニョ・・・。（こんな変な生き物を飼っていれば、お知り合いにも自慢出来ますし・・・。）」

お殿様・「おお！」

お姫様・「それに、ゴニョゴニョ・・・。（こんな小さな身体では、食事の量も知れてます。キャベツの芯でも与えれば十分かと思いますが・・・。）」

お殿様・「なるほど！姫の言うことも、もっともじゃ。良し、お前、わしの家来になれ！」

目玉親父・「おおっ！有り難き幸せ！」



お殿様・「名は、何と申す？」

目玉親父・「名？」

http://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_album_image...

お殿様・「皆に呼ばれておる名前じゃ。何と申すのじゃ？」

目玉親父・「う～ん・・・、『鬼太郎の親父さん』とか、かな？」

お殿様・「それは、名前ではなかろう・・・。まあ良い、しばらくは、『目玉』と呼ぶことにしよう。では、目玉。取り合えずは、姫の警護を申し付けるぞ。」

目玉親父・「ははーっ！お任せ下さい！」



～つづく～