[webChronos] -- 時計専門誌「クロノス日本版」オフィシャルSNSサイト --

「担当大臣にお伺い致します。この『時計秘密保護法』、これはどのような法律なんでしょうか。」
「これはですね、時計マニアの家庭の平和を守る法律でして、販売店がマニアの家に時計を送る場合など、時計店からの荷物であることを隠したり、電話は必ず携帯に掛けることを義務づけたりする法律です。」
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「誰それがうちの店から××を買った、とか、漏らしてもいけない法律ですね？」
「もちろん、それも懲罰の対象となります。」
「では、その誰それと同じオフ会に参加した人が、ブログで、『誰それさん、××買ったんだって。オフ会に着けて来てたよ。』と、書いた場合はどうでしょう。」
「報道する側は懲罰の対象にはならないと思います。ですが、私個人の考えでは有りますが、それにより誰それさんの家庭の平和が脅かされると判断される場合、報道する側もある程度考慮するべきだと思います。」
「ちょっと大臣、それ、どうなんでしょうね。報道の自由、表現の自由に反することになりませんか？」
（そーだそーだ、憲法違反だ）
「よく聞いて下さいよ。懲罰に当たらないと言ってるんです。ただ、そういった軽はずみな行動で、誰それさんの平穏な生活が脅かされるとしたならば、それは報道する側も考慮していただきたいと言ってるわけです。」

「時間も無いので次に行きますが、この法律により、時計の不具合やリコールに関してのブログや記事を書いても処罰されるのではないか、との憶測もあります。メーカーを守るための法律なんじゃないですか！」
「事実に基づいて、『ホニャララ買ったけど、すぐ壊れた。ほんでもって対応も最悪。』というようなブログを書いた場合は、それは懲罰の対象とはなりません。また、雑誌の記事なんかは提灯記事がほとんどで、機械の不良についての記事なんて読んだことない現状ですから、雑誌等の報道についてはその心配はないと思います。」
「大臣！あなたの今の言葉、ジャーナリズムを冒涜してますよ！」
「冒涜もなにも、ホントのことで・・・。大問題になった○○○o○○○なんか、『これまでに十何回のヴァージョンアップを行っている。×x××は、常に理想を追求している。』なんて、平気で書いちゃうわけですから（クロノスじゃないです、念のため）、ジャーナリズムもクソも無いというか（笑）。」
「それは、大臣個人の私怨じゃないんですか！あれからもう何年も経ってるというのに、まだ根に持ってるんですか！」
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根に持ってはいませんが、電通の悪口を書けないのと同じなんだろうと思ってます。