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ロサキネンシスさんのブログ

(一般に公開)

確認!2015年06月13日10:00

本格的な夏に入る前に、
手持ちの時計の状態確認をしました。

確認の一番のポイントは、裏蓋を開けたときに、

ケースの縁、または裏蓋側に錆が出ていないか?

というものです。
SSケースでは、汗や湿気が知らずに入りこみ錆を発生させたままでそのままにしておくと、ケースや裏蓋の接触部を腐食させてしまいます。

まずは、出番が多い非防水時計の現役筆頭の2本。
60年代前半製造の、50歳越え時計の確認です。

結果は如何に?。
  • 腕時計全般

コメント

1番~10番を表示

2015年
06月13日
10:05


まずは、一本目。
1962年8月製造のセイコーチャンピオンです。

全く問題なし!。

機械に湿気が被った形跡もなく、未だに日差一桁精度維持の貫禄を見せ付けてくれています。

2015年
06月13日
10:15


2本目。
1961年7月製造のセイコークラウンです。

歯車や各部仕上げにも気合が入っている、21石の高級仕様機です。

一部のGPの腐食は前からだから、今現在では特に問題なし。
これも、日差一桁台で今でも確実に動く優秀機で、当時の名声そのままで現存稼動し続けています。

2015年
06月13日
10:26


銘機と言う言葉があります。
手にして相当経つ時計達ですが、いままでも普通に使用して普通にOHして今時点でも普通に使えるこの時計達を、その搭載機械を一体なんていっていいのか?。

高級機といわれるものは、その値段の高さからかユーザーの手に渡った瞬間から大事にされ、或いは殆ど使われずに保管されるから状態がいいのは当然ですが、こういう一般向けの普通の量産機では、メンテも十分とは言えずに使いっぱなしが大半でしょう。
それでも、デッドストックではなく使い込まれたこれら時計を手にした数十年前。

綺麗だったとは言えない時計達でしたが、日々愛情を込めて使い続ければ、ここまで綺麗なままで調子も新品時以上で、動き続けさせることができます。

時計を絶対に朽ちらせない。

それが、私の誇りです。

2015年
06月13日
10:30

チャンピオンもクラウンもいいコンディションですね。
綺麗です。
ストラップの状態もいいですえ。
流石です。
夏の使用のご注意度に関心いたします。

2015年
06月13日
10:33


このチャンピオンの文字盤など、当時の中級価格帯の時計で、ここまで手を込むものを見たことがありません。

文字盤の中央から放射状に線を広げ、インデックス外周部は、外周に沿って模様を入れて明暗の造詣美を出し、そこに機械で削り線を入れて内部にメッキをしてインデックスを描く。
別体インデックスが高級とされますが、私にはこちらのほうがより高級に感じます。

2015年
06月13日
10:59


本物の時計!という言葉がありますが、
大事にされること決定の、極少数の高収入者向けの高品質高級時計達よりも、こういう普通の量産機が今でもOHできて使い続けられること、今、使っていられること。

これこそが一番凄いことだと=誰が使うか分からない量産機こそ、趣味ではなく時計として日常使いに最高な本物の時計だと信じています。

趣味人の集まりにこの時計達を連れて行っても、スイスの時計ではないから話題に上がることも決してなく、でも、実用時計として安心して時刻を任せられる本物の腕時計として、今日も、幕張メッセ開催のラブライブ・ファンミーティングに連れて行ってしまうのでした^^。

頑張れ、私の古時計!。もとい、現役の時計達!

2015年
06月13日
11:11

ワークスの日記さん。
>チャンピオンもクラウンもいいコンディションですね。
>綺麗です。
お褒め頂き、ありがとうございます。
今でも、デッドストック?と言われてしまうほどのコンディションですが、使いたいときに日々使っている、現役時計たちです。

>夏の使用のご注意度に関心いたします。

ねじ込み式ならそんなに心配はいらないんですが、SSで嵌めこみ式のぼこ蓋だと錆が浮いていることが結構あって、先日もVHPの裏蓋開けたら薄らと錆が・・・・
この時期に手持ちの時計全てを確認し、錆があれば落とし、冬場の前に再確認しているのを、通年繰り返しています。

ストラップは、カビやいやな匂いを発生させたら時計趣味人の恥!と考えていますので、消耗品としてSEIKO純正含めストックしているものに早めに交換しています。
真夏でも気にせず、されど細心の注意をも以て非防水時計使用!。
どんな時計でも通年使用の私にとっては、極当たり前のことでした。

2015年
06月13日
11:45


今現在、腕時計の復刻デザインが増えているようだけれど、
比べてみれば当時の本物には敵うべくもなく。

ボンベ文字盤+先端湾曲秒針当たり前のこの時計達では、
当時はこれが普通だったと、主張し続けています。

購入時、デザイン重視で特に意識していなかったSEIKOの手巻き時計達が、気付けばいつの間にか手元に残っていて今でも動き続けている。

今の最新のSEIKO時計達で、50年後も愛され動き続けているモデルはあるかと眺めてみれば・・・・・・・。

・・・・・・・・・・・・・・・・・・。

2015年
06月13日
20:55

9:

時計が消耗品でなかった時代の時計達。スイス勢も日本勢も耐久性には力が入ってるようですね。1970年以前か、1970年以降かによって腕時計は分けられそうですね。

2015年
06月13日
22:14

Hir-oさん。
>1970年以前か、1970年以降かによって腕時計は分けられそうですね。
その通りですよね。
初出製造が、60年代か70年代で相当変わってきます。
70年代後半開発機の例外は、L990くらいでしょうか!。

70年代以降は、基本的にOVH時には調整はほどほどに、純正部品に交換し維持する方向に変わってしまいました。
OVH=新品時の状態に戻すということなら、部品の耐久性を上げ調整し維持するよりも、不安箇所は新品部品にどんどん替える方が、修理の安定品質や時間的効率は良いはずですから。
良い悪いではなく、時代がそのようになってしまったんだと思います。

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