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　今日はセミバブルをつけています。

本来はオイスターﾊﾟーﾍﾟｰﾁｬﾙとしか名称はありませんでしたが、裏蓋のふくらみから’　バブルバック　’　と日本のアンテーク時計業界で言われる様になりました。　ケースとラグのつなぎの部位がストレートエンドになっているものを通称バブルバック、その後ケースサイズが大きくなったラウンドエンドのタイプをバブルバックと区別する為に’セミバブルバック’と言うようになりました。
ローターのふくらみが少しなだらかになった為、’　セミ　’と表現された様です。

日本のディーラーやコレクターの影響で海外でもバブルバック、セミバブルバックと呼ぶ方も増えてきたようです。　

ロレックスがＥＸ－１の販売促進にエベレスト登頂に成功したヒラリー卿を広告に使ったのは話は有名です。　ＥＸ－１は登頂時まだ発売されていませんでした。　

　以前ゼンマイオヤジさんがブログで書かれていたと記憶していますが
実はヒラリー卿はロレックスではなくスミスをつけていてシエルパのテンジンが
ロレックスをつけていたとの事です。　その後ロレックスはヒラリー卿にロレックスをプレゼントしておりそのモデルはこのセミバブルバックの1953年製６０８４であったようです。　アンテイコラムのオークションに出品され明らかになりました。
　ちなみに僕のモデルはベゼルがエンジンターンドになっている６０８５です。
製造年代は１９５０年代初頭なので時代的には近いですね。