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ジェジェさんのブログ

(一般に公開)

現行品なら悩まなくていい事 パティーナ2016年12月28日13:08
 ヴィンテージウオッチを入手する理由はいくつかある。

一番は今の時計には無いデザインが好きだからだ。 

その出会いを逃すと次にいつ出会えるかわからないと少し脅迫観念のような

ものがあるからだ。冷静に考えればそれは間違いでいつか現れるかもしれない

い。実際に買い逃してから15年たってもっといいものが現れた事もある。

5日後に現れた事もあるし、ずっと現れない事もある。 もちろん現れても値段

が高騰してとても買える値段ではなくなったモノもある。 

あの時買っていればと言う時計は山ほどある。でもエンが無かったのでそれを

言ってもしかたない。 

 購入時に時計のコンディションについても悩む事は多い。 

ムーブメントに関しては実際に見れる場合は別にしてオークション等で購入

する場合は賭けの要素が強い。 幸い優秀な時計師さんのおかげで修復され

蘇った時計も数多くある。 もちろん再起不能でガラとなったものも数知れず

ある。 矛盾しているようだが出来れば極上とまではいかないまでもいい状態

で残った時計を買う事が大切だ。日本のショップの多くはこのあたりを重視して

仕入れているので少し割高でもショップで購入するメリットは多いにある。 

リスクを冒しても別ルートで買う場合はショップに欲しいものが無いからだ。

それもまた楽しい。 また時計の事を良くわかったコレクターから譲ってもらうの

もお得な場合が多い。

・ ケースに関して。 

ケースは磨けばある程度綺麗になる。 汚いより綺麗な方がいい。

時計のタイプにも寄るが小傷程度は磨きたいところだ。 

ただこれでもかと磨き過ぎた時計はどうも好きになれない。 

実際ケース形状が変わるほど研磨された時計は価値が下がってしまう。

・ ダイヤル、針に関して。

リダンについては条件つき肯定派だ。 オリジナルでミントコンディションが

一番いい。 問題は経年変化したダイヤルだ。 

これを味として良くとらえるか汚くて醜いととらえるかは個体にもよるが

時計を持つ人の感覚によるところがほとんどであろう。

変な感じに汚れていればできる事なら綺麗にしたところだ。

個人的にはいい感じに経年変化(自分にとって)したダイヤルは現行品では

味わえないヴィンテージならではの良さがあると思う。

海外の方は patina (パティーナ)とか使う人もいる。 

針もオリジナルにこだわりたいところだが個人的には時代があっていて

ダイヤルにマッチしていればそれも良しと思う。
  • 日々の出来事
  • 時計のメンテナンス

コメント

1番~12番を表示

2016年
12月28日
13:21

画像のロレックスプリンスはシルバー製のケースなのでケースの表面が

酸化してすぐ黒づんでくる。 酸化を予防するワックスの様なものを塗布した

事もあるが少しは変色する時間を稼ぐ事はできるがやはり変色する。

あまり変色がひどいようだとたまに銀磨きのクロスで優しく磨いてあげる事

にする。 ダイヤルはオリジナルなのでそのまま。 

プリンスのオリジナルダイヤルは希少だ。

2016年
12月28日
16:08

ジェジェさん
小生は、時計は中古で購入派なので共感できることが多いです。200万円の新品だったら100万円の中古を2本欲しいとセコく考えてしまいます。
タッチの差で狙っていたものがなくなった時の後悔ったらありません。
いままで気になっていた時の悪いところ探しのスタートです。
やっぱり、セコいですね【汗】

2016年
12月28日
16:44

だんみちゅさん。

コメントありがとうございます。  セコイかどうかは別にして僕も中古を2本

欲しい派です。 色々な価値観があっていいと思います。 

新品でどうしても欲しいと思う時計に巡り会わない事もひとつの理由ですかね。

欲しいと思っても予算オーバー?というかそこまでは出せないが本音です。

 確かに現行品についてはデートがついているから買わない!このパターンが

多いかも? ヴィンテージについては減点法でやっていると買えなくなるので

加算法にで考えるようにしています。

2016年
12月28日
17:21

4: 凌雪

 ジェジェ様ご無沙汰しております。

 自分も現行品の価格高騰と
オーバーサイジングにほとほと疲れてしまい、

中古品のパトロールばかりしています(恥)。

2016年
12月28日
17:45

凌雪さん。

お疲れ様です。 最近はオークションでも連敗中です。 

ただそこまで金額を出す勇気が無かったのはまだまだ本気では無かったと

諦めるようにしています。

2016年
12月28日
19:54

ジェジェさんと価値観が似ていることが、

うえの一文でよくわかりました。w

まあ、新品で欲しいと思う時計はほんのわずかですよね。

僕の場合、腕でもなくていいので、

懐中も候補に入ると、ますますいろんなところに目がいってしまいますね~。

2016年
12月29日
00:36

chronogusaさん。コメントありがとうございます。

機械式時計に求めているのはロマンですからね!

2016年
12月29日
01:33

年の締め括りに相応しい記事、じっくりと拝読させていただきました。

>>海外の方は patina (パティーナ)とか使う人もいる。

patina、という言葉、初めて聞きました。

vintage物、私は片足突っ込んで、悩んでいる最中です(笑)

2016年
12月29日
10:34

patina (パティーナ)

いいことばですねえ ヴィンテージ好きの琴線に触れ 正当化してくれる

2016年
12月29日
13:06

矢切の渡し守さん。

コメントありがとうございます。  

ヴィンテージは機械からいく方と僕のように見た目から入る人といるようです。

いずれにしてもお気軽に楽しめるかと思います。

悩んでいるなら直観でいいと思う時計を買ってみる事をお勧めします。

矢切の渡し守さんの審美眼ならはずれは無いと思いますよ。

2016年
12月29日
13:25

穴ロクさん。  

PATINA(パティーナ)と言うと靴をBerlutiのパテーヌを連想される方も

いるでしょうね。語源は緑青とか古艶ですが時代が作用させたものと後天的に

後からの仕事の違いはあります。 

劣化よりいい意味で使われる事が多いと思います。

海外の人は nice patina dial ! とかコメントされる場合が多いですが

日本語に訳すとすれば  『 いい焼け具合の文字盤ですね! 』  

くらいな感じかと思います。  

穴ロクさんお持ちのパテックのダイヤルもダイヤル表面のエナメルがほんのり

紫外線で変色を受けてほんの微かな飴色を帯びていたかと思います。 

(焼けのうちにははいりませんが)

この感じのダイヤルは現行のパテックでは絶対無いです。

2016年
12月30日
08:11

12: 穴ロク

ありがとうございます
#565がゲットできたのは ジェジェさんのおかげです

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