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前回の投稿で耐水性の皮革ベルトについてお話ししたのですが、その際、Kahey Yoneさんから耳寄りな情報をいただきました。
HIRSCH社製の時計ベルトで耐水性能のより優れたベルトがあると言う情報でした。
前回の投稿では、僕は同じHIRSCH社製のRUNNERというモデルをオリエントスターのメカニカルムーンフェイズに付けたというお話をしたのですが、RUNNERをしばらく使ってみて、一寸残念な状況が出てきました。RUNNERは、ベルトの裏側にラバーが貼ってあり、汗を防ぐことができるようになっているのですが、貼ってあるラバーは、一面フラットなものなので、汗をかくと、そのラバー全体が濡れて結構気になることがわかりました。
そこで、Kahey Yoneさんに教えていただいた同じHIRSCH社製のGEORGEというモデルを見に時計屋さんに行って、色々とお話を聞いたところ、このGEORGEというモデル、Kahey Yoneさんが仰られていた通り、相当の優れものだということだったので、本日付け替えていただきました。
さて、このGEORGEというモデルなのですが、写真でお分かりの通り、裏側のラバーにスリットが入っているので、汗がより逃げやすくなっていて、一枚ラバーのように汗をかいてもベトベトになりにくいとのこと。その結果、汗が表のレザーに滲み回ってレザーが汚れるようなことも防ぐ効果があるとのこと。そして、裏側のラバーが表側レザーを僅かに包むような形で縫製されているので、ベルト通しに何回も入れることで、こすれて縫製がほつれることがないということでした。また、裏側にラバーがつけられていることで、ベルトがより柔軟に対応するので、耐久性もかなり上がったと言っていました。
大丸東京店の10階の腕時計修理センターでベルト交換をしていただいたのですが、その際に、店員さんが、その辺りのことを懇切丁寧に説明してくれました。
今度こそ、このベルトで今夏を乗り切ってみようと思っています。