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LEMさんのブログ

(一般に公開)

Werkbundについて調査中2018年10月03日16:33
表記の通りであります。
ノモスはバウハウスよりこっちを重視したようです。

コメント

1番~11番を表示

2018年
10月03日
16:58

1: LEM

結果としてバウハウス的にはなりましたが、ルーツはWerkbundっぽいとは。
聞いたことない…
と思って調査中であります。

2018年
10月03日
17:51

2: LEM

日本語名でドイツ工作連盟。
1907年に設立。バウハウスより前になります。

2018年
10月03日
22:41

3: ate.s

ドイツ工作連盟は、産業技術の改善と、生産品の質の向上を目的とし、その達成のために各界が協力し合うことを信条としていました。

前にLEMさんが書かれていたように、産業革命直後はデザインの優れないものが氾濫し、それに対抗したのがアーツアンドクラフツ運動でした。
アーツアンドクラフツは、それまで個々に受け継いでいた手工芸を、その器である「家」に集約することで体系化させました。
けれども最後まで、機械生産的なものを認めなかったために、以後の主流にはなりませんでした。
(近年、手作業がもてはやされるようになり、人気が再燃していますが)

その後、パリ万博でエッフェル塔がたったり、鉄筋コンクリートのビルが立ち始めたりすると、進歩的な人たちが「家」的なレベルに留まらない、新しい流れを作らなければならないと考え始めました。
そこで産業に立ち遅れていたドイツは、各界協力以外に道はないと考えた訳です。

ドイツ工作連盟がそれまでと異なった点は、すべての製品を機械生産を軸にデザイン統一しようとしたことです。
スローガンは「ソファのクッションから都市計画まで」でした。
今日当たり前になった、製品の規格化なども謳われていました。

でも時代がそこまで追いついておらず、芸術家集団に押されてしまい、2次大戦中に活動休止してしまったため、あまりメジャーにならなかったようです。。

2018年
10月03日
22:45

4: ate.s

余談ですが、鉄筋コンクリート造りは、日本の柱による建築がヒントになったと言われています。
日本文化って、思わぬところで西洋に影響を与えてますね。

2018年
10月04日
00:12

5: LEM

ate.sさん、詳細なコメントありがとうございます。
調べてて1つ新鮮だったのは、産業革命は本当に革命だったんだなということでした。
それによって現代につながる生活の向上が直接的だったわけではなく、カオスな状態から産業革命というビッグバンが起こり、大変な状態になったのを先進国のあらゆる業界人知識人が其々に集結して今日のような発展に繋がったのだなということが朧げながら見えてきました。おっしゃる通り日本も絡んでいるようですね。アール・ヌーヴォーの時代からも日本は影響していましたね。戦後急速に西洋化したように見えますが、意外に元々日本文化も絡んでて捨てたものではないようですね。ヴェルクブンドもバウハウスもその大きな潮流の1つで沢山の潮流が1つになって大海を形成してて宇宙から見ると台風さえも非常に調和のとれた美しい光景の構成要素になってしまうのかもしれません。必然ですね。モリスやダンペルクやどこかの誰かがそうしなくても他の誰かがきっと同じことをしたでしょう。

2018年
10月04日
00:19

6: LEM

だから、先のブログでate.sさんが仰ってくれたようにマーケティングが成功したというのは正解なんだろうなと思います。高品質な工業規格と美の追求を持ち合わせているというイメージキャラクターがドイツにはしっかり存在していますので使わない手はないでしょう。
そしてノモスやランゲなどのグラスフュッテ軍団の凄いところは口だけではないということですね。其々の価格での物凄い作り込みです。気質と言いますか、時計ではないですがドイツ車に安心して乗れるのはこういうところなんでしょうね。僕は国産車ですけどね。笑

2018年
10月04日
21:31

7: ate.s

工業デザインが花開いたのはアメリカからですが、おっしゃる通り、いろいろな所でつぼみはあったんでしょうね。
イギリスでも1800年代から、ヘンリー・コールやオーウェン・ジョーンズが、未熟だったデザインをなんとかしようとしていたみたいです。

それらが幾度となく反対されたのは、「神が作った自然こそ一番美しい。新時代の建築は人間的ではない」みたいな考えがあったようです。
でも、日本と比べると、「自然を人間に従わせるのが西洋文化だ」、などという話も聞きますから、細かなニュアンスは良く分かりませんねえ。。

2018年
10月04日
21:34

8: ate.s

ドイツ製品はスゴイなーとは思うんですが、なんか縁がないんですよ。
車はフィアットで、変なトラブルが出るにつけ、国産やドイツ車を羨ましく感じたりしますw。

2018年
10月05日
20:28

9: LEM

東西分裂で空白の時間があり、いかに特色を出すかという点でインダストリアルデザインの追求に特徴を求めたというジャーマンウォッチの戦略は僕には非常に好感度が高く、自分の性格にも合ってる気がしています。とはいえNOMOSくらいしか買えませんが、自分的にはこれ以上でもこれ以下でもないなとも。
ロケットもインダストリアルデザインも戦勝国に持っていかれた感がありますが、もとより厳格な国民気質がないと芸術的でもあるインダストリアルデザインは完成しなかったとも思います。NOMOSとGSとなんとなく似てる気がするんですよね。見た目は全然違いますけど。

2018年
10月05日
20:43

10: ate.s

なるほどノモスとGS、ひたすらカチッとしてる雰囲気が、似てるかもしれませんね。
芸術的なインダストリアルデザイン、厳格な国民気質、まだまだ考えてるといろいろ出てきそうで興味深いです。

2018年
10月05日
21:22

11: LEM

歴史は浅いですが普遍的でもありますよね。

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