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(一般に公開)

『ギミックな時計が好きだ』 ~2019年04月13日06:58


(目次)
1.ギミックとは
2.DEVONの行方
3.ビックデイト表示の妙
4.回転ドラム式表示はギミックだ
5.ギミックの妙


***

1.ギミックとは

  ギミック。
  英語ではgimmickと綴る。この単語を書ける人は少ない。
  ここで言うギミックとは、楽しい仕掛け、のこと。
  ニュアンス的には、やや見下したモノ、でも、ビックリ楽しいモノ、である。

  楽しさとドキドキ感が無ければギミックとは言えない。
  だから、ダブルトゥールビヨンとかパーペカレンダーとかは全く異なるジャンルとなる。
  フランクのジャンピングアワーやヴェガスなんかは正しく王道たるギミックだろう。
  シンギングバードやレトログラード、はたまたミニッツリピーター何ぞもギミックだが、
  いかんせん、値段が非常にギミックではない。

  ***

  腕時計においては資金を投じればそれなりのギミック時計に出会えるが、
  もっと身近で、オモチャの様な存在、それでいて子供っぽくないブツ、は中々少ない。
  フランク三浦のサイコロ封入式チンチロリン時計なんかが近来、最右翼のギミック時計だ。

  


2.DEVONの行方

  以前、Devon Tread 1という時計を紹介した。もう7年前のことだ。
  当時は銀座アワグラで176万4千円で売られていた。(冒頭の写真)

  この時計は個人的にギミック時計の頂点に君臨する。
  何がギミックって、そのデザイン、表示ベルトの動き、そして、この発想自体からして
  全てがギミックの塊である。
  当時、真剣に考えたのだが、絶対にメンテが出来ない、
  そして、間違いなく泡のように消えゆく運命を感じて踏みとどまった。
  案の定、現在では完全に消滅してしまったようだ。

  購入された方、販売店としてのメンテ対応がどうなっているか知りたい。

3.ビックデイト表示の妙


  ランゲ1で一大ブームとなったアウトサイズドデイト表示も完全なギミック。
  2枚の回転ディスクでビックデイトを表示するアイデアも、その機構も完全なるギミック。
  だから、ドレスデンのゼンパーオーパーの5分式デジタル時計なんかは古典的ギミック。

  https://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_diary&targ...


  ビックデイトの詳細は筆者のHPで論評しているので興味ある方は御覧ください。
  しかし、ビックデイトは水平ディスクを重ねた表示スタイルだが、
  今回、それを遥かに超越したギミック表示方法が登場した。

4.回転ドラム式表示はギミックだ


  Future Funk、名前からして何だか胡散臭い。
  うたい文句は”レトロクォーツ”、”回転式ドラムシステム”・・・
  一体、何のこっちゃ?

  しかし、その実際の動きを見て、一発で虜になった。
  単純に面白い、そして、恐ろしく安い。
  コレは存在自体がギミックでなくて何であろうか。

  そのルーツは70年代の通称ジャンプ・デジタルと呼ばれたモデルにある。
  特に”DERBY JAZ SWISS SONIC ESA9176”がご本家と言えるだろう。
  そのムーヴメントがコレ↓

   

  そう、発想は自動車のマイルメーター、トリップメーターにある。
  これを腕時計に組み込むことは、ビックデイトの平面ダイアルとは真逆の
  『厚みの世界』に飛び込むことになる。
  故に、ケース厚も重量もそれなりになるのは当然の帰結。
  しかし、近来では類を見ないモデルに、久々のワクワク感がこみあげる。

5.ギミックの妙

  この4月に待ちに待ったフルメタルブレスモデルが登場した。
  これを待っていたのだ。
  そして、数種類あるモデル、全てが楽しそうではあるが、選んだのはTVスクリーン。
  ダイアル表面にゴチャゴチャとした刻印が少ないヤツだ。
  思わず3種類を大人買いしそうになったが、踏みとどまった。
  興奮と高揚は瞬時のエクスタシーであるから・・・。

  色は当然、クロキン。
  これでも文字盤?が黒なので、ケースは金色で決まりだ。
  
  電池は何と、LR44を2個も使う。
  デモ機能付き、スリープ機能付き、そして何よりも回転ドラムの時刻表示が斬新。

  1年でも動いてくれれば投資金額は回収出来る。
  中身は中華と想像。他ブランドの”STORM”で同じ時計がある。
  世の中には既に凄い達人がいて、中身の『モジュール』を紹介しているので、ググれば見れる。

  こんなに楽しいギミック時計に巡り会えたのは実に久しぶりだ。

 
  • 所有時計について
  • スタイル

コメント

1番~9番を表示

2019年
04月13日
11:18

1: LEM

いやぁ全く想定外でした。でも黒金フルメタルで納得です。
ドラムの回転を止められるのも、なるほど!ですね。
ずっと回し続けていたいような気もしますがボタン電池の寿命はさて如何に?ですね。
簡単に交換できるタイプでしょうか?

2019年
04月13日
11:30


LEMさん、
『モジュール』でググってください。
全ての疑問が氷解します。

2019年
04月13日
12:40

3: LEM

裏蓋圧入機が必要みたいですね。
表示はシンプルですが、中身はゴテゴテして魅力あります。
こういう合理性を追求しながら実は全くの無駄感は好きです。

2019年
04月13日
18:57

>裏蓋圧入機が必要みたいですね。

電池交換を自分でやる方は、大体、皆さんお持ちではないかと。

さて、コチラは半分、葉桜です。
街中には鉢植えのチューリップも並んでいます。
明日は天気崩れますが、いよいよ、来週からはコートを脱ごうかな・・・

2019年
04月13日
20:39

この2本はイイ勝負である。
トラッドデジタルvsドラムデジタル、
どちらも可也のレトロ・クォーツであるが・・・。

2019年
04月13日
21:17

6: masa

私も非常に気になっている時計です
現物見てから、、と思っていたら全然巡り合えず、、(^^;

回転ドラムがミソですよね~

味噌と言えば?一時販売休止って、そんなに売れてるの?

2019年
04月13日
23:17

このFuture FunkがあればDevonは不要です。
心拍センサーや加速度センサーをそなえ、簡単にスキンチェンジできる
Apple WatchやGarminは、同じくHD3 Slydeを駆逐しました。

数年前に何十万、数百万の価値があったものが、わずか
4~5年で陳腐化、ほぼゴミ同然とは恐ろしいものです。

スイスが作るギミックな時計は恐ろしくてて手を出せません。

2019年
04月14日
07:40

masaさん、

多分、現物見ると萎えると思います・・・(笑
私も大人買いしようか、全部やめようかの両極端で迷いました。
決め手はSwatch価格で買えちゃう危険性と、
やっぱり新鮮なんですよね、ドラム式アナログ表示、というやつが。

なので、ツボにハマった方には三浦さん同様オススメですが、
正直、あまり売れて欲しくないなぁ~

2019年
04月14日
08:00

よやや2さん、

思うにギミック時計には2種類ありまして、
時計に付加価値とは思えない高度な機能を付けて金余り富裕層狙いのオモチャ時計、
もう一つが、コイツみたいに如何にも『ガンダーラ井上』氏が興味持ちそうなブツ。

前者の極みはRミルとか渦巻ダブル盛りみたいな超複雑系、
後者の極みは同じ渦巻でもこんなのとか、
https://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_diary&targ...
https://www.webchronos.net/sns/?m=pc&a=page_fh_diary&targ...

最近、元気ありませんがこんなのでしょうか。
http://www.b-barrel.jp/

どんなに高価なブツでも『投資対象』として生き残れるのは
自ずと限定・選別される世界ですから、
前者ギミック時計はその出自からして花火と同じ存在だと思います。

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