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7A28/笑い男さんのブログ

(一般に公開)

ジウジアーロの夜明け2020年02月16日11:53
性懲りもなく買った。まぁ60近くともなれば先行きもしれているうえに
クオーツが30年もつ、というのは手元にあるオリジナルが証明している。
もはや機械式は一生物なんて世迷い言につきあう必要なんかありはしない。
で、復刻版の出来栄えだけれども、ありていに言って大変好ましいものだ。

ムーブメントの違いを問うてみたところで今更詮ないのはあたりまえだし、
オリジナルの特徴であるプラ外装やベルトが金属製なのはプラが劣化して
破損する事を鑑みると大変望ましい変更である。そもそもこのオリジナルに
プラ外装が与えられたのは、まだスライド金型が先端技術で物珍しいからで、
今やガンプラのほうがずっと先端なのだから往事のものまねをする事もない。

それらに伴いケースの縦横比が変更されているけれども、プッシュボタンは
バランスよく纏めてあると思うし、それらの違いをを比較したらの話であって
単体でみた場合の完成度の高さはオリジナルと比べても遜色ないどころか
30年以上を経てもなを、その素晴らしさをあらためて眼前に突きつける。

先にも述べた通り望ましい復刻版である、というのが結論であるのはそういう
点であり、オリジナルの本質を損なうことなく蘇ってきたモデル、という事だ。
ここを見誤る復刻モデルのなんと多いことか。バランスが変わっているから
ダメなのではない。本質をはき違え表層だけをなぞろうとするからダメなのだ。

少なくとも、7A28なんて酔狂なアカウント名を名のる者としてこの復刻版を
偽物だの劣化だのというつもりは全くない。それこそジウジアーロの冒涜だ。
簡単に言おう。「七人の侍」も「マグニフィセント・セブン」も傑作なのだ。
時代を経て変わる事もある。ブレない俺、なんて褒め言葉になるわけがない。
そんなのは変えるべきものと、変わらなくていいものをはき違えているだけだ。

今は昔、セイコーのジウジアーロモデルにより時計の魅力に覚醒した青年の
最後のジウジアーロになるかもしれないが、ジウジアーロモデルの夜明けは
まだはじまったばかりなのである。

コメント

1番~6番を表示

2020年
02月16日
11:54

両者の違いはこんな感じ。オリジナルのプラベルトは破損するので外してある

2020年
02月16日
11:55

7A28がらみは他にも隠し持っていたりするし、我ながら物好きだ。

2020年
02月17日
00:05

3: ate.s

スゴイ!
オリジナルもお持ちで!

2020年
02月17日
00:47

ate.sさん、ええ。働き出した頃なんですけれど、当時で5万くらいしてまして、
ちょっとしんどいなーと思ってましたら、叩き売りされていたのを見つけたんですよ。
まだATMとかも普及してませんでしたから急いで銀行まで行ったのを覚えています。
なんせ世界初のクオーツクロノですからそれはそれは嬉しかったです。

2020年
02月18日
09:48

大御所

バイクに乗らない私ですが、最近は加齢により体が15°ほど
傾き始めましたので、このスピリットは正対して見えます。(笑)
頻繁にクロノを作動させると電池の減りが早いのが難点です。

日付を失念する機会が多くなり、それが入ったのは有り難い
ですが、オリジナルデザインをオマージュすると不要だったの
かも。

2020年
02月19日
00:03

師匠

わはは!自転車だとちょうど前傾姿勢がとれる、みたいな。
そうそう、電池の持ちがちょっと悪いんですね。
日付はこの復刻版全体にいえるのですけれど、ほんとそこ難しいですね。
ただずっと眺めていますと下手にそのままやるよりもアップデートと考えた
ほうがいいのかな?と思えてきました。オリジナルとの差違も俺みたいな物好き
は両方持ってたりしますので、その違いを愛でる、みたいな感覚ですね。
結局はそういう結論に達したという感じです。

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