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がーひらさんのブログ

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AkriviAとRexhep Rexhepi2020年05月07日14:57
今回は最近僕が知った時計ブランドについて書いていこうと思います。ブランド名は「AkriviA」、創設者がRexhep Rexhepiという方です。
このブランドの事は、Facebookで僕が入っている、海外の腕時計グループの投稿で知りました。初めてこのブランドの時計を見た時、僕は非常に大きな衝撃を受けました。

AkriviAは2012年に創設されたブランドで、創設者のRexhep Rexhepi氏はそれまでに、パテック・フィリップ、F.P.ジュルヌでムーブメントの組立や品質管理に携わってきました。ブランド設立から6年後の2018年にジュネーブ・ウォッチ・メイキング・グランプリのメンズウォッチ賞を受賞しています。

僕がこの時計を見て、最初に素晴らしいと感じたのはケースの造形です。
一番上の画像のモデルを初めに見たのですが、この時計は曲面を多彩に使ったケース構造で、ベゼルを上下に向かって高さを変える事でミドルケースに美しいカーブを与えています。円形のベゼルにクッションケースの様に見えるかんの構造、この形は腕時計ケースの完成形の一つだと思います。
このモデルはAK06というモデルで、2017年に発表されています。

2枚目の画像はChronometre Contemporainという時計で、このモデルがジュネーブ・ウォッチ・メイキング・グランプリを受賞しています。
こちらもケース形状は素晴らしく、上下に高さを変えたベゼル、更にベゼルは凹型に窪ませており、大きく湾曲したラグと併せて立体感を強調しています。海外レビューを幾つか読んだのですが、仕上げも最高級品質だそうです。

一番下の画像は2枚目のChronometre Contemporainのムーブメントです。
仕上げが素晴らしいのは言うまでもありませんが、それ以上にムーブメントの設計に驚かされます。輪列と受けが左右対称に配置されていて、中央の2番車が大きな存在感を放っています。このムーブメントはシングルバレルで100時間ものパワーリザーブを備え、ブザンソン天文台のクロノメーター認定を受けているので、スペック面も申し分がありません。

ケース、ムーブメントだけでなく、文字盤の質やデザインも素晴らしいのは、画像を見ればお分かり頂けると思います。そのうえAkriviAには昨年、著名なケース職人のJean-Pierre Hagmann氏が合流し、ケースの質は更には改善されると思われます。新たなケースが生まれる事も期待できるので、非常に楽しみです。

今回は僕のこの感動を誰かに伝えたくて、この記事を書かせて頂きました。
僕はこのブランドをずっと追い掛けていこうと思います。画像でしか見ていませんが、AkriviAの時計には、それだけの魅力があります。
この記事を読んで興味を持って頂けたら、是非ネットで検索をしてみて下さい。AkriviAには他にも素晴らしい時計があります。そして、このブランドがもっと有名になり、日本でも実物を見れるようになれば、これ以上の喜びはありません。

※画像はakrivia.com公式サイトから引用しています。
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