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(一般に公開)

ROLEX SUPER BALANCE2021年02月18日18:08
現在メンテナンスにてお預かり中のSPEED KING Cal.710のSUPER BALANCE(1944年頃の製造)
空気抵抗軽減のため、このような特殊な形状となっているようです。
Ratchet Wheelにはしっかりと「SUPER BALANCE」の刻印あり。
ROLEXとしても、他のバランス(テンプ)と明確に差別化を図りたかったものと考えられます。

驚いたのがその裏側。計20箇所もの調整用の凹が確認できます。
おそらく、これはチラネジに代わる調整用(錘取り)として工夫されたものと思われます。
予め削られた凹箇所をさらに削って片錘取り調整を行っている痕跡を確認することが出来ました。

当時、まさにその名のとおり、スーパーなバランス調整を行っていたということが認識できます。
そして、ロレックス史上、最もコストのかかったテンプパーツだったのでは?と。
  • 時計のメンテナンス

コメント

1番~4番を表示

2021年
02月18日
23:22

1: masa

往年のスポーツカーのようなかっこいいテンプですね(^^

2021年
02月19日
09:43

masaさん

コメントありがとうございます。

はい、実にカッコいいです。これが70年以上も昔のモノとは驚きです。
何かと防水ケースとパーペチュアルのイメージが強いロレックスですが、当時、これだけ精度追求にも注力していたという事実が知れて、だいぶ印象が変わりました。

2021年
02月25日
18:48

このような形状のテンプは初めて見ましたが、確かに精度追及への情熱を感じますね!

2021年
02月26日
08:57

宗一郎さん

コメントありがとうございます。

そうなんです。かなり革新的で、驚きました。
自動巻きでは、CAl.A296、CAl.A260にも採用されているようです。
これらの機械の入った時計は、もっと価値が高く評価されても良いと感じます。

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