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21世紀初頭は聖地、中野ブロードウェイで並行時計店巡りをするのが趣味でしたが、最近はWeb上で色々事足りてしまうため、コロナ禍も相まってすっかり時計店に足を運ぶことが億劫になりました。ネット上で、ヤフオク！やChrono24、価格ドットコムや楽天市場などで気になるモデルを探したり、相場チャートを見たりして妄想に耽っています。で、いよいよ購入を決意したらYouTubeなども有効活用しています（写真と違って、動画の方がより時計の立体感が伝わりますよね）。

ロレックスが世界的人気＆品薄でプレ値取引されているのは皆さんご存知の通りかと思いますが、パテックフィリップ、オーデマ・ピゲ、ヴァシュロン・コンスタンタンなどの雲上ブランドは更にその上を行く超プレ値で、青天井の様相を呈しています。まあこれらのハイブランドはそもそも大量生産などしておらず絶対的供給量が少ない上に、コロナ禍でダブついたキャッシュが世界中から集中しているという世相背景もあるかと思います。いずれにしても、古くからの顧客はもとより、あぶく銭を稼いだYouTuber、果ては転売益目的で売買する人も参入し、超高級時計のセカンド・マーケットはカオスの様相です。

大人気のロレックスは実用時計の王様ですが、やはり雲上ブランドはまたもう一段階上のステージにあり、資産性もさることながら所有する満足度は抜きん出ていると思います。前項でも述べた通り、現在いわゆる雲上時計を7本所有していますが、見る度、着ける度に心底惚れ惚れします。資産性に於いても、市場価値は上がる一方・・また、自動車のように大きく維持費が掛からないのも魅力です。キャッシュを銀行に預けておいても増える事はありませんし、知識が無い中株やFX、暗号資産に手を出すのも怖い。その点、雲上ブランド時計は趣味として楽しめて、なおかつ資産性も高いのでお勧めです。

欲しい時計も一通り手に入り、時計熱もやや落ち着いてきたので、当面は現在所有している7本を愛でることになりそうですが、今後どこまで市場価値が上がって行くのか楽しみです（仮に価値が上がらなかったとしても、好きな時計とともに時を過ごせるワケですから、どのみち損はしませんよね）。高級機械式時計も気が付いた時には手の届かない価格になってしまうので、本当にそういう意味では欲しいと思った時が買い時ですね。一寸先がどうなるか分からない世の中だからこそ、時計好きな方はぜひ貴方にとっての「一生モノ」をお求めになってはいかがでしょうか？