ロンジンの人気ランキングTOP5を発表! 老舗ブランドで注目を集めているのはどれだ?〜メンズ編〜

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2024.01.12

2023年1月〜11月末までのロンジン売り上げデータをもとにした、人気ランキングTOP5を紹介する。エレガントなドレスウォッチからダイバーズウォッチ、そして近年の話題作に至るまでがラインナップし、同ブランドのコレクションの幅広さを改めて感じさせる結果となった。

野島翼:文
Text by Tsubasa Nojima
[2024年1月12日公開記事]


ロンジンの人気ランキングTOP5を発表!

 ロンジンは、1832年にオーギュスト・アガシが創業した、スイスを代表する老舗ブランドだ。パイオニア精神を持つウォッチメーカーとして、時計史に名を残す革新的な機構や高精度の計器を世に送り出した歴史は、190年以上に及ぶ。エレガントで洗練されたコレクションを展開し、老若男女問わず幅広い層から支持を集めるロンジン。そんな同社の人気モデルはどれなのか? 早速発表していきたい。

 なお、ロンジンのコレクションはメンズ・レディースともにバランスよく展開されている。今回は、メンズモデルに焦点を当てた人気ランキングだ。


第5位:フラッグシップ ヘリテージ Ref.L4.815.4.78.2

ロンジン フラッグシップ ヘリテージ Ref.L4.815.4.78.2

「フラッグシップ ヘリテージ」 Ref.L4.815.4.78.2
1957年に登場した「フラッグシップ」のヘリテージラインに、ムーンフェイズ搭載モデルが追加された。シルバーオパーリンダイアル、そしてゴールドの針とインデックスを組み合わせた、温かみのあるカラーリングが特徴だ。自動巻き(Cal.L899.5)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径38.5mm、厚さ12.4mm)。3気圧防水。47万8500円(税込み)。

 ロンジンのロングセラーコレクションのヘリテージライン「フラッグシップ ヘリテージ」。2023年に登場した、ムーンフェイズを搭載する新作が早くも人気ランキング第5位にランクインした。基本的なデザインは、1957年に誕生した「フラッグシップ」の初代モデルを踏襲している。

 クラシカルな印象を強めているのが、ドーム型のシルバーオパーリンダイアルと、ゴールドカラーのインデックスと針だ。ケースの直径は38.5mmと控えめであるものの、幅の狭いベゼルを採用することによって、ダイアル自体の面積が広く、十分な視認性が確保されている。6時位置には、ムーンフェイズとともにポインターデイトが配され、機能性も申し分ない。ケースバックの中央には、フラッグシップを象徴するメダリオンがセットされている。

 搭載するCal.L899.5は、シリコン製ヒゲゼンマイを備えることで、高い耐磁性と約72時間のパワーリザーブを獲得した、ロンジンのエクスクルーシブムーブメントだ。

 カラーバリエーションとして、よりモダンな印象のシルバーサンレイダイアルモデルも用意されている。


第4位:ロンジン スピリット Zulu Time(ズールータイム) Ref.L3.802.4.63.6

「ロンジン スピリット Zulu Time(ズールータイム)」 Ref.L3.802.4.63.6
多くの冒険家たちに愛されてきたロンジンの腕時計。そんな歴史にオマージュを捧げるのが、「ロンジン スピリット」コレクションだ。本作には、GMT機能が搭載され、さらに実用性が強化されている。自動巻き(Cal.L844.4)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径39mm、厚さ13.5mm)。10気圧防水。48万9500円(税込み)。

 2022年に発表された「ロンジン スピリット Zulu Time(ズールータイム)」は、「ロンジン スピリット」にGMT機能を搭載したモデルだ。人気ランキング第4位となったのはその最新作であり、直径39mmのコンパクトなサイズを特徴とする。グリーンのセラミックス製双方向回転ベゼルには24時間表記が配され、GMT針と組み合わせることによって、異なるタイムゾーンの時刻を読み取ることが可能だ。

 ダイアルはサンドブラスト仕上げのアンスラサイトカラーを採用し、ゴールドカラーで縁どられたアラビア数字インデックスと針が、抜群の視認性を生む。6時位置には日付表示が配されており、機能性を確保しつつシンメトリーなデザインを保っている。

 サテン仕上げを基調としたシャープなケースとブレスレットは、随所にポリッシュ仕上げを取り入れることによって、立体感が与えられている。ブレスレットの付け根にはボタンが備えられており、押下することによって簡単にケースから取り外すことができる。

 ムーブメントは、Cal.L844.4を搭載。シリコン製ヒゲゼンマイを採用し、約72時間のパワーリザーブを確保している。C.O.S.C.公認クロノメーターを取得し、ダイアル上に並んだ5つの星が高精度を表す。


第3位:ハイドロコンクエスト

ロンジン 「ハイドロコンクエスト」 Ref.L3.781.4.96.6

「ハイドロコンクエスト」 Ref.L3.781.4.96.6
爽やかなブルーダイアルが魅力の「ハイドロコンクエスト」。ケースサイズやダイアルカラーなど、複数のバリエーションが用意され、選ぶ楽しみもあるコレクションだ。高い防水性と取り回しやすいサイズを両立させている。自動巻き(Cal.L888)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径41mm、厚さ11.9mm)。30気圧防水。28万2700円(税込み)。

 「ハイドロコンクエスト」は、ロンジンを代表するモダンなダイバーズウォッチだ。多彩なカラーバリエーションが魅力のコレクションだが、ここでランクインしたのはブルーダイアルを採用した直径41mmケースのモデル。最もオーソドックスな組み合わせと言えるだろう。

 ダイアルはサンレイ仕上げ、ベゼルにはつややかなセラミックスを採用している。そのため、ダイバーズウォッチとしては上品な印象であるが、大型のアラビア数字とドットを組み合わせたインデックスによって、高い視認性が確保されている。

 30気圧もの防水性を確保しているにも関わらず、ケースの厚さは11.9mmと比較的薄く仕上げられている。緩やかに湾曲したラグや、深く刻まれた刻印が腕との密着を防ぐケースバックなど、装着感を高めるディティールが盛り込まれている。上品なデザインと相まって、カジュアルだけではなくビジネスで使いやすいことも人気の秘密だ。

 専用デザインのラバーストラップも用意されており、別途買いそろえることで、よりスポーティな装いを楽しむこともできる。


第2位:ロンジン マスターコレクション

「ロンジン マスターコレクション」 Ref.L2.909.4.92.6
「ロンジン マスターコレクション」より、ムーンフェイズを搭載したブルーダイアルモデルがランクイン。ロンジンらしいエレガントなデザインが特徴だ。自動巻き(Cal.L899)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径40mm、厚さ11.1mm)。3気圧防水。39万8200円(税込み)。

 「ロンジン マスターコレクション」は2005年に誕生した、ロンジンの伝統と革新を象徴する旗艦シリーズだ。ポリッシュ仕上げを主体とした、滑らかなケースラインやシンプルなダイアル、控えめなサイズのリュウズが、エレガントな印象をもたらしている。

 本作は、落ち着いた色味のサンレイブルーダイアルに、バーインデックスとリーフ型の時分針を組み合わせたモデルだ。6時位置にはムーンフェイズとポインターデイトが配されており、日付だけではなく、月の満ち欠けも知ることができる。

 シースルーバックを採用しており、自動巻きローターとテンプの動き、受けに施されたペルラージュなどの仕上げを楽しむことができる。サテン仕上げとポリッシュ仕上げを織り交ぜたステンレススティールブレスレットは、短いコマによって構成されているため、しなやかに腕に馴染む。

 スーツにマッチするのは言うまでもなく、ムーンフェイズが詩的な魅力をも持ち合わせる1本だ。


第1位:ロンジン マスターコレクション 190周年記念モデル

「ロンジン マスターコレクション 190周年記念モデル」 Ref.L2.793.4.73.2
ロンジンの過去の名作たちから着想を得て誕生した創業190周年記念モデル。深く彫り込まれたインデックスが、往年の懐中時計のような趣を持つ。自動巻き(Cal.L888.5)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径40mm、厚さ9.35mm)。3気圧防水。36万9600円(税込み)。

 創業190周年記念モデルとして登場し、各所で品切れを起こした2022年の話題作が、堂々1位にランクイン。ざらついた質感のシルバーダイアルには、最新の微細加工機で彫り込まれた優雅なアラビア数字インデックスが並ぶ。ノンデイト仕様であることや筆記体ロゴを採用している点は、ロンジンファンが長年待ち望んでいたことではないだろうか。

 シンプルな3針モデルであるため、ケースの厚さが9.35mmと、薄く仕上げられている点も魅力だ。そのため、スーツの袖口にも上品に収まってくれる。

 ケースバックには記念モデルであることを表す“190th Anniversary”の文字が配され、サファイアクリスタルを通してムーブメントの動きと仕上げを鑑賞することが可能だ。

「ロンジン マスターコレクション」 Ref.L2.843.4.73.2
2023年に登場した、スモールセコンドを備えるマスターコレクション。なお、サーモンカラーダイアル、アンスラサイトカラーダイアルのバリエーションもラインナップされている。自動巻き(Cal.L893)。21石。2万5200振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径38.5mm、厚さ10.2mm)。3気圧防水。37万8400円(税込み)。

 23年には、同じく彫りこみインデックスと筆記体ロゴを採用したラインナップとして、直径38.5mmケースのスモールセコンド仕様のモデルが登場した。シンプルなセンターセコンドと、ヴィンテージ調のスモールセコンド。甲乙つけがたい選択肢が、ファンを悩ませる。


Contact info:ロンジン Tel.03-6254-7350


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