セイコーウオッチ広報担当者に「プロスペックス」のおすすめモデルを聞いてみた!

FEATUREその他
2023.12.25

セイコーウオッチ広報担当者が、「セイコー プロスペックス」のおすすめモデルを5本選出。薄型ダイバーズウォッチから、光発電クォーツムーブメントを搭載したクロノグラフまで、ブランドの魅力が凝縮された、幅広いセレクションとなっている。

セイコー プロスペックス

野島翼:文
Text by Tsubasa Nojima
[2023年12月25日公開記事]


本格機能を備えたプロスペックスより、おすすめ5選を紹介

 1964年に東京で開催された国際的なスポーツ大会で高精度なストップウォッチを提供し、65年に国産初のダイバーズウォッチを発表するなど、セイコーは極限の環境でも高い性能を発揮し続けることができるタフな時計を開発してきた。そのDNAを最も濃く受け継いだブランドが、「セイコー プロスペックス」だ。

 今回は、ダイバーズウォッチやスポーツクロノグラフ、トレッキングウォッチなど、幅広いラインナップがそろうセイコーのプロスペックスから、同社広報担当者が選出した5つのおすすめモデルを、そのコメントとともに紹介する。


マリンマスター 1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン SBEN007

セイコー プロスペックス

セイコー「マリンマスター 1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン」SBEN007
自動巻き(Cal.6L37)。26石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(直径39.5mm、厚さ12.3mm)。200m防水。42万9000円(税込み)。

 「マリンマスター 1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン SBEN007」が、まずおすすめとして挙がった。2023年12月に発売されたばかりの新作だ。1965年に発表された国産初のダイバーズウォッチ、「62MAS」のデザインコードを取り入れつつ、モダンに仕上げている。

 オリジナルの意匠がより濃く反映されているのは、大きなスクエア型のインデックスだろう。蓄光塗料がたっぷりと塗布されており、水中や暗所でもしっかりと視認性を確保する。リュウズガードを持たないシャープなケースラインも特徴だ。サテン仕上げとポリッシュ仕上げを組み合わせることで、立体感をもたらしている。

 現代らしさを感じるのは、独特のパターンをあしらったブルーダイアルと、サイドの溝がグリップ力を高める逆回転防止ベゼル、しなやかな装用感をもたらすブレスレットだ。ムーブメントは、ダイバーズウォッチ向けに開発された薄型機械式自動巻きのCal.6L37を搭載し、同社製のダイバーズウォッチとしては初めて、シースルーバックを採用している。


広報担当者コメント

 2023年12月に発売したばかりのダイバーズウォッチの最新作です。「国産初のダイバーズウォッチ」の時・分・秒針の形状と特徴的な角型インデックスといった当時の意匠を受け継ぎつつも、現代的で軽やかなライトブルーのダイアルに、繰り返し打ち寄せる波のリズムを表現した新しい型打模様が採用されているところがおすすめです。


1968 メカニカルダイバーズ 現代デザイン GMT SBEJ009

セイコー プロスペックス

セイコー「1968 メカニカルダイバーズ 現代デザイン GMT」SBEJ009
自動巻き(Cal.6R54)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径42mm、厚さ12.9mm)。200m防水。20万9000円(税込み)。

 セイコー プロスペックスのダイバーズウォッチとしては初めてとなる、GMT機能を搭載したモデル。力強いケースデザインは、68年に登場し、ハイビートムーブメントを搭載した同社製ダイバーズウォッチをモチーフとしたものだ。リュウズは4時半位置に配され、手首との干渉を防いでいる。

 グリーンのダイアルとベゼルを採用するが、落ち着いた色味であるため、ビジネスシーンでの個性を演出するワンポイントとしてもふさわしいだろう。GMT針は、ゴールドカラーを採用し、フランジ部の24時間表記と合わせて第2時間帯を読み取ることができる。このGMT針は単独で調整することが可能だ。ダイアル6時側の“GMT”の文字も同じくゴールドとすることで、機能と表示を一致させており、使いやすさを向上させるために、細部にまで気を配っていることがうかがえる。

 搭載するCal.6R54は、約72時間のパワーリザーブを備えた自社製の機械式自動巻きムーブメントだ。新規に開発されたステンレススティールブレスレットを採用し、優れた装着感を実現している。


広報担当者コメント

 ダイアルとセラミックス製の回転ベゼル表示板に、落ち着いた風合いながらも鮮やかなグリーンを採用し、随所に施された鏡面仕上げが上質な印象を与えるダイバーズウォッチです。GMT機能と3日間(約72時間)のロングパワーリザーブによって、高い実用性を備えており、オールマイティに使っていただけます。


スピードタイマー メカニカルクロノグラフ SBEC021

セイコー プロスペックス

セイコー「スピードタイマー メカニカルクロノグラフ」SBEC021
自動巻き(Cal.8R48)。34石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約45時間。SSケース(直径42mm、厚さ14.6mm)。10気圧防水。35万2000円(税込み)。

 「スピードタイマー メカニカルクロノグラフ SBEC021」は、レトロな雰囲気が漂うクロノグラフだ。そのデザインは、1972年に発売され、機械式自動巻きムーブメントCal.6138を搭載したクロノグラフに着想を得たものだ。

 レトロなホワイトシルバーのダイアルには、ブラックのインダイアルを組み合わせており、いわゆる“パンダ”のカラーリングを持つ。3時位置にスモールセコンド、6時位置に12時間積算計、9時位置に30分積算計を配している。クロノグラフ用の3つの針は、先端をオレンジに統一することで、視認性を向上させている。大型のプッシュボタンとリュウズによる高い操作性を誇り、クロノグラフの制御を楽しむことができるだろう。

 専用に開発されたステンレススティールブレスレットは、細い鏡面のコマを組み合わせることで、上品な印象をもたらしている。

 本作が搭載するCal.8R48は、垂直クラッチとコラムホイールを採用した、堅牢な機械式自動巻きクロノグラフムーブメントだ。


広報担当者コメント

 1972年に発売し高い評価を得ているメカニカルクロノグラフをデザインソースにしつつも、現代的にアップデートされたツートーンダイアルが特徴的なモデルです。しなやかに動く細かいピッチのコマで構成されたブレスレットも腕なじみが良く、優れた装着性を備えます。


1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン Save the Oceanモデル SBDC165

セイコー プロスペックス

セイコー「1965 メカニカルダイバーズ 現代デザイン Save the Oceanモデル」SBDC165
自動巻き(Cal.6R35)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約70時間。SSケース(直径40.5mm、厚さ13.2mm)。200m防水。16万5000円(税込み)。

 セイコー プロスペックスが取り組む海洋保護活動支援、“Save the Ocean”を象徴するコレクションに加わった、爽やかなディープブルーダイアルが魅力のモデル。特徴的なダイアルパターンは、極地に広がる壮大な氷河をモチーフとしている。

 シャープなケースフォルムやスクエアインデックスなどの特徴は、65年に同社が発表した、国産初のダイバーズウォッチのデザインをベースとして、現代的にリメイクしたものだ。ねじ込み式リュウズを備えた200m潜水用防水や逆回転防止ベゼル、大型のインデックスによる高い視認性を兼ね備えつつ、オンオフともに着用しやすいシンプルなデザインに仕上がっている。ケースバックには“SPECIAL EDITION”の文字が配され、特別感を演出してくれる。

 ステンレススティール製のブレスレットには、ダイバーエクステンションが搭載されており、ダイビングスーツなどの上から着用する際に、簡単にベルトの長さを延長することが可能だ。ムーブメントは、高い巻き上げ効率を誇るマジックレバーを搭載し、約70時間のパワーリザーブを持つCal.6R35を搭載する。


広報担当者コメント

 氷河は、堆積を繰り返した雪が重さと圧力で氷の結晶となり、積み重なって出来上がったものです。セイコーダイバーズウォッチも、半世紀を超える歴史や培われてきた技術の結晶と言えるでしょう。本作はダイアルに、その氷河のダイナミックな表情と、セイコーダイバースの歴史を重ね合わせて、深みのあるディープブルーとともに表現しており、その美しさをぜひ手に取ってみていただきたいです。


スピードタイマー ソーラークロノグラフ SBDL107

セイコー スピードタイマー ソーラークロノグラフ SBDL107

セイコー「スピードタイマー ソーラークロノグラフ」SBDL107
光発電クォーツ。SSケース(直径39mm、厚さ13.3mm)。10気圧防水。7万4800円(税込み)。

 本作は、69年から70年代にかけて人気を得たクロノグラフウォッチシリーズ、「スピードタイマー」に着想を得たモデルだ。直径39mmのコンパクトなケースに、グリーンカラーのダイアルを組み合わせ、ブラックのベゼルによって引き締まった印象をもたらしている。光発電クォーツムーブメントを搭載しており、定期的な電池交換が不要な使い勝手の良さと、機械式クロノグラフに比べてお手頃な価格設定も魅力だ。

 3つのインダイアルは、3時位置が24時間表示、6時位置が充電残量表示兼クロノグラフの60分積算計、9時位置がスモールセコンドである。フル充電時では約6か月間駆動するため、そうそう充電が切れてしまうことも少ないだろうが、充電残量が視覚的に確認できるのは心強い。蓄光塗料を塗布した針とインデックスによる高い視認性と、10気圧までの日常生活用強化防水、4時半位置の日付表示によって実用性も高められており、アウトドアからビジネスまで、幅広いシーンをカバーしてくれる。


広報担当者コメント

 スピードタイマー ソーラークロノグラフの新色のグリーンが登場しました。ダイアルには放射パターンを施しており、本格スポーツウォッチならではの高い視認性も確保しています。39mmというコンパクトなケースサイズもおすすめです。


Contact info:セイコーウオッチ株式会社 お客様相談室 Tel.0120-061-012


2023年 セイコーの新作時計まとめ

https://www.webchronos.net/features/93473/
【セイコー プロスペックス】シリーズの違いとおすすめダイバーズを紹介

https://www.webchronos.net/features/91864/
“ガチ”な人も使える本格プロツール。セイコー プロスペックスの「Save the Ocean」モデルをレビュー

https://www.webchronos.net/features/88563/