昨年は短い秋が素早く過ぎ去って、早い冬が始まった。この国はいつの間にか四季では無くて、厳しく長い夏と冬の狭間に駆け足の様な春と秋が申し訳程度に顔を出す様になってしまった。そんな貴重な"秋"の新製品第二段。ちんたら書いていたら厳寒期になり、いつの間にやら年さえ越えてしまった。今回はクロノグラフを共通項として4本のグランドを含むコンプリケーションのご紹介。→続きを読む
営業時間:11:00~19:00
定休日:毎週水曜日、第一木曜日
奈良県奈良市三条大路1-1-90-101
0742-32-5555
昨年は短い秋が素早く過ぎ去って、早い冬が始まった。この国はいつの間にか四季では無くて、厳しく長い夏と冬の狭間に駆け足の様な春と秋が申し訳程度に顔を出す様になってしまった。そんな貴重な"秋"の新製品第二段。ちんたら書いていたら厳寒期になり、いつの間にやら年さえ越えてしまった。今回はクロノグラフを共通項として4本のグランドを含むコンプリケーションのご紹介。→続きを読む
いやいや驚愕の8モデルである。クロノグラフ5型にノーチラス3型がパテックの仕訳けだが、どうしても人気シリーズのノーチラス4型をひと塊としたい。→続きを読む
みなさんこんにちは!!
もう秋は過ぎ去りつつあるような朝晩の寒さですね・・・
さて来年2023年に40周年を迎えるカシオの「G-SHOCK」ですが、その40周年を記念した様々なモデルが出てくると予想されます。。。
その火ぶたを切るモデルとして出てきたのが「GMW-B5000EH-1JR G-SHOCK 40周年×ERIC HAZEコラボ」モデルです!!→続きを読む
まさかこのミノルタをブログ用に撮影する事になろうとは思わなかった。記憶に定かではないが祖父が存命だった1970年代頃、実家で愛用されていたファミリーカメラで、当時のミノルタはニコンやキャノンを上回る国産カメラ最高峰ブランドだった。→続きを読む
みなさんこんにちは!!
ようやく秋らしくなってきましたね・・・
さて、今回は・・・来月開催予定のグランドセイコーフェアのご案内です!!
→続きを読む
みなさんこんにちは!!
最近は不安定な天気が続いてますねぇ・・・台風も発生してるし
カラッと秋晴れとならないかなぁ・・・
さて今回は先日発売されたグランドセイコーの新製品「SBGY009」(手巻きスプリングドライブ)をご紹介したいと思います。。→続きを読む
最初にお断りから、現物は上の画像の何十倍も素敵な芸術品だ。鏡面仕上げの時分針はわざと真っ黒(ブラックアウト)に写してパテックのロゴに重ねた。日本列島を始め中国・東南アジアをカバーするユーラシア大陸極東部と豪州大陸や島しょ部を出来るだけ露出したかったからだ。しかし創意工夫も鋭意努力も報われず何とも頂けない結果だ。でも今年発表の新製品のワールドタイム・クロワゾネが今年度早速入荷し、撮影出来た幸運を喜ばずにはいられない。→続きを読む
毎日ホントに暑いですね!
日中の外は危険なので、エアコンの効いた当店へ!!
え~さて今回はカシオ G-SHOCKの人気シリーズのGA-2100のご紹介です。
そのGA-2100シリーズにフルメタルモデルが加わりました!→続きを読む
みなさんこんにちは!!
本日はグランドセイコーのクロノグラフモデル誕生15周年を記念したモデル「SBGC249」をご紹介したいと思います。→続きを読む
ほんの僅か前、そうたった5年程前まで初めてのパテックにカラトラバの選択は当たり前だった。勿論ラグジュアリースポーツモデル人気は10年以上前からずっと継続し、加熱加速しているのでノーチラスとアクアノートからパテックを始める方も非常に多い。ただパテックと言う山に登るのではなく、ノーチラス丘陵とアクアノート渓谷のみをひたすらトレッキングするばかりでは少し残念なのである。"木を見て森を見ず"とも言えようか→続きを読む
よくもまあ今年はカラーの切り口で、ここまで大胆に新製品を分類してきたものだ。本稿は今回が最終回で"青の時代"と予告していたけれど、パテック側からは特にブルーを強調した説明は無かった。でも個人的にはその青がもっとも今年の新作で際立った色目の括りでは無いかと思っている。この自己流区分けでは、ワールドタイムの前回紹介したご婦人は緑に、今回登場の男性お二人は青のメンバーになってもらった。そして4月6日に後出しの様に発表された10分の1秒クロノグラフも見事な"青の時代"の人だろう→続きを読む
パテックのグリーンカラー採用は、記憶の限りでは18年前の2004年のアクアノート・ルーチェのデビューに遡る。それまでには無かったストラップとダイアルカラーをマッチさせたカラフルな6色のレディス向けダイヤベゼルのステンレスウオッチの一色が少し暗めなオリーブっぽいグリーンカラー→続きを読む
先頃生産中止が決定されたノーチラス・フライバック・クロノグラフ・トラベルタイムRef.5990のステンレスモデルは、2014年から長きに渡り生産されたロングセラーモデルだった。特に此処2年程前からは人気が急上昇して購入がドンドンと困難なモデルとなっていた。昨春にはローズゴールドの素材追加モデルが発表され、一年のランニングチェンジを経てバトンを譲った訳だ。→続きを読む
右手に障害が結構残っているので腕時計の各種操作がままならない。とは言っても自分の時計だけは、何とか無理やり左手も使ったりして時刻調整をしている。特別な箸で食事もゆっくり摂ったりしているわけで全く使えない事も無い。楽しく時に苦労もする実機時計の撮影もたぶん無理なのだろうと思っていたが、退院後取り敢えず愛用時計から試して、どうにか簡単なカットなら時計によっては何とか撮れそうかもとなった。
で、最初がパテック今年最大の話題作ステンレススチール製3針ノーチラスの緑文字盤の実機撮影という幸運から再出発する事になった。撮像の出来栄えは、「あチャ~!」ピントが少々甘かった。しかし小傷がほぼ無い素晴らしい個体コンディションのおかげで結構満足の絵が撮れた。当店直近にお住いのごく親しい顧客様のご愛用品を、ご厚意によって撮影協力頂いた賜物。本当にありがとうございました。ご購入当初は普通に着用されていたらしいが、最近は繁華街とかには着用がためらわれるらしい。そりゃそうだ!2次マーケットをググる度に"驚愕"をこえ"寒気"がしてくる。
《→続きを読む》
ミニット・リピーターを分かり易く単純には言えないが、乱暴強引に言うなら"ゼンマイ仕掛けの物凄く精工なからくり人形か、複雑極まりないオルゴール"辺りになろうか。時計を運針する主ゼンマイとは別のリピーター機構専用のゼンマイを時計左側(9時側)側面に備えられたスライドレバーを慎重に下から上に操作して、現在時刻を高音と低音の二音階の組合せで表現するという代物である。
前編でも触れたが、時(Hour)は低音、四分の一時間(15分・Quarter)は高音と低音の連続音、分(Minute)は高音という構成だ。一番鳴る数が少なくって短いのは1時ジャストで、低音一回のみ。数が多く最長時間を要するのが、12時59分で低音12回・高低連続音3回(打刻数は6回)・高音14回となり総打刻数は32回にもなる。そして18秒以内に32回を打ち終えなくてはならないと言う自社ルールがあり、もったいぶった記事タイトルの言われは此処にある。僅か1分の違いで関東風の一本締め!、はたまた賑やかな三本締めすら上回る大太鼓と小太鼓のチョッとしたマーチングバンド風にすらなる。"地獄と天国"では例えが悪いが、特に人に聴いて貰う際には或る程度以上の鳴り数が欲しいのがオーナーの心理。多くの場合12時50分以降に時刻をセットする事が殆どだ。「シーンと」静まりかえる空間に電子音では絶対に表現不可能な暖かく味の或るアコースティックな2音階のシンフォニーが響いてゆく。そして大抵がアンコールリクエストの喝采を浴びて、ミニットは連続演奏を繰り返す羽目になり易い。しかし時計は運針しているのでクライマックスの12時59分が過ぎてさらに期待感が増せども、「ティン!」休養を要求するかの様な1時のワンゴングでコンサートは閉幕となる。
尚、ミニット・リピーター機構の保護の為に演奏と演奏の間には必ず30秒以上の休養のインターバルを取らなければならない。さらに言えば30秒のレストを遵守しても頻繁(どの程度か決まりは無いが・・)に鳴らし過ぎるのはご法度だ。日本の実例で納品初日に嬉しさのあまり演奏を繰り返しすぎて、ドック入りになったケースも有ったと聞いた。でも、その気持ちは実に良く解るナァ。
特に今回納品した5178G-001等は見た目が普通の時計過ぎるので、想像を超えた深淵なるシンフォニーを奏でるという意外性をついつい披露したくなる。痛いほど、そのお気持ち理解できる。でもストラディバリウスも一日中休みなしにこき使われてはご機嫌斜めになりかねない。ほどほどに節度を持って、グッと我慢してこらえて頂きたい。→≪続きを読む≫
本人にその気が無くとも、毎回あたかも時計やパテックのオーソリティーのごとく書き連ねているブログ。しかし何度もお断りしているが、いずれについても生まれ落ちた"家業"という縁もあって、三十路を過ぎてから聞きかじりと読みかじりで知識の断片をアレやコレやツギハギをしてようやく何とか起稿しているに過ぎない。画像だけは下手の横好きで思いっきり自己流の撮影でオリジナリティを加味してきたが、今春からは己の不徳の致すところでソレも儘ならない状況となってしまった。"カンヌキ、オシドリ、鼓クルマ、ガンギ、遊星車・・・"なんぞと言う機械式時計ムーブメントの様々な部品名称も知ってはいるが、その働きとポジショニングは、怪しい限りであって時計師との会話はネイティブとは程遠い。当店(株式法人なので当社?)の創業者祖父も継承者実父も商いの人であって技術は齧る事すら無かった。しかしその祖父の配偶者であった祖母の末弟(私の大叔父)は時計師の道を歩み、戦前大阪市内に有った祖父の時計屋(個人商店時代)の彩光の良い最上階で活躍するスイス風に言えばキャビノチェだった。この人は、当時の超高級品である腕時計をアッセンブルする実にハイカラな職人であった。最晩年は何のえにしか当店至近で独り住まいをされ数年前に90歳近くで他界された。その引退生活ぶりが独居老人の寂寥感とは無縁で"孤高の孤独"を日々見事にお洒落に楽しみ、縁深き筋からの依頼であれば分解掃除を80歳過ぎまで引き受けておられた。お連れ合いを早くに亡くされたが、ご子息等の誘いにも甘えず・・正にダンディズムがかくしゃくと歩いていると言った風で、男やもめの人生終盤は斯くあるべし!と思わずにいられぬ憧憬すべき血縁者だった。今思えばご自宅の工房で分解掃除のイロハをなぜ手ほどきして貰わなかったのか、心残りでならない。→≪続きを読む≫
今回は発表から随分と日が経ってしまったアクアノートの新作を考察するつもりだが、その前に発表済みの新作モデルの内容を少し分析してみたい。上記の発表済新製品はレアハンド・クラフトを除けば21型で、その内2型のノーチラスはほぼ限定なのでいわゆる定番ニューモデルは19型となる。内訳はメンズ9型でレディスは10型、分類ではグランドコンプリケーション5型にコンプリケーション1型、カラトラバ2型、エリプス1モデルでノーチラス3型のアクアノート7モデルとなる。今後の追加発表は不明ながら、昨年の少な過ぎる発表も考え合わせるとやはり少なめで、やや偏った構成に思える。でも何となく今年はこれで一旦おしまいの様な気がする。まあ新型コロナ・パンデミックの世界情勢と各エリアの景況の推移による特別な隠し玉は有っても、パテックに於いての普通?の時計はもう無さそうな気がする。まあ此処は、ゆっくりと腰を落ち着けてWEBによる情報だけでアクアノートの新作を見てゆこう。→≪続きを読む≫
人生には"登り坂"もあれば"下り坂"もあるが、"まさか!"もあると言うのはよく知られた親父ギャグ。そしてあろう事か今現在、自分自身でその"まさか"をヨチヨチと這う様に登る日々を過ごしている。一方で浮世離れした時の流れに身を任せてもいるのでグズグズとブログ記事を書き連ねていたら、今年の新製品発表はマンスリー?『アクアノート、その復活とバリエーション』的な代物やら『超絶系ミニットリピーター&レアハンドクラフト』なんぞもダメ押し的にどんどん出て来て、いつもの様に"最新記事・・・"とドヤ顔での公開がはばかられる事態となってしまった。新型コロナ禍の影響は「いったい、何処まで、何すんねん!」とニューモデル発表までが全く予想不可能であって、もうコレは開き直って"なるようになれ、勝手にしやがれ、気分はLet it be!"と思うままに時系列を無視して書き連ねるしかあるまい。→≪続きを読む≫
"IN LINE"を辞書で引けば、一列とか一線となっている。さらに横一列等とは有っても"縦"的な表現は見当らない。2021新製品紹介第三弾は、パテックの腕時計としては初登場(他ブランドでも記憶に無いが・・)となるインライン永久カレンダーRef.5236P。見た目は渋くてコンサバ、地味と言う見方もあろう。しかし中身は非常に前衛的で革新的だ。
新規で画期的な複雑機能を搭載するニューモデルは、昨今は過剰なまでにデコラティブな装飾表現でアピールするブランドが多い。3次元や複数のキャリッジを"これでもか!"と見せつけるトゥールビヨン等はその代表選手だ。保守派の代表格パテックと言えども、この手のトレンドに全く無縁では無く、"コソッと、シラッと"発表しているモデルもある。例えば2019年シンガポールでパテックが開催した"ウォッチアート・グランド・エグジビション"で現地VIP顧客向け限定モデルRef.5303R-010は、パテックらしからぬ"オープンアーキテクチャー(両面スケルトン仕様)にしてトゥールビヨン機構(裏面)とミニット・リピーターのハイライト部(ハンマー&ゴング)をこれでもか!と見せつけている。パテックにとって初めてでありながら一般的にはウルトラDとかE級の超大技を特別に協調してPRしなかった。尚、同モデルは購入不可能なシンガポール以外の顧客からの要望が強かったからか、昨年2021年夏にレギュラーモデル(と言っても購入ハードルは高いが)Ref.5303R-001が、コロナ禍もあってか粛々と発表された。→≪続きを読む≫
パテックはウォッチーズ&ワンダーズ終了前日の4月12日にカラトラバとコンプリケーション系でメンズとレディースの各1モデル計4型を発表した。先行発表されたノーチラス4モデルが生産量の大小はあれども、需要が供給を圧倒的に上回るのは誰の目にも明らかだろう。パテック社からは何ら発表は無いが、新型コロナ禍が時計市場に及ぼしている影響度合いは、世界各地で相当まだら模様の様で有る。想像するにスイスを含めてヨーロッパはかなり悪いのではないかと思われる。北米と中南米もかなり厳しいのでは無いだろうか。恐らく中国本土、日本、台湾、シンガポール等のアジア諸国とオーストラリアやニュージーランドなどのオセアニアは大半の販売拠点が何とか営業出来ているのではないか。正式なコメントは無いが、例年では考えられない客注商品の特別入荷が昨年秋頃から今なお続いている。今年初めにはいつまでもこんな(嬉しい)異常な状況が続く事は無いと覚悟していた。しかし変異によって繰り返し寄せ来る大波の様な新型コロナ禍は一向に改善される気配が無く、我が国も過去最悪の状況に追い込まれそうな第4波に襲われている。それでも何とか経済活動が制限されていないので、イレギュラーな入荷基調は今現在も続いている。そして有難い事にパテックに関しては、ご客注のキャンセルが殆ど無いので経営的には非常に貢献して貰っている。→≪続きを読む≫
毎春、時計に関わる全ての人々が心を弾ませる各ブランドの新製品発表。昨年は新型コロナのために未発表としたパテック フィリップ、とりあえずオンラインで発表したブランドなどバラバラな対応であった。ともかくリアルな実機を手に取れる展示会は全て蒸発してしまった。
その当時、翌年2021年の今春もリアル開催が不可能となると誰が想像していただろう。一向に衰えを見せない人類の脅威は、今年も我々の楽しみを早々と奪ってしまった。
ウォッチーズ&ワンダーズと言うジュネーブでのSIHHの発展系の展示会に、パテック フィリップやロレックス等のバーゼルワールドの中核ブランドが新規参加して開催される予定だったが、昨年秋頃にリアル開催不可能の決定がなされ、各ブランドともオンラインでの新製品発表を模索進化させる事となった。我が国の感染状況も予断を許さないが世界の現況からして、来年度も現地開催ができるのかどうか、誰にもわからないまさに非常事態な状況である。
パテックに関して言えば、昨年度はまさに手探りで夏ごろから小出しに何度か分けて新製品発表をした。ただ現実性のあったレディースモデルの新製品に対して、メンズは数千万円以上の非常に特殊な雲上モデルのみの発表であり、多くのパテックファンにとって事実上、新製品発表の無い欲求不満の溜まる一年であった。→≪続きを読む≫
久々の更新である。大変残念ながら実は個人的な健康上の理由でしばらくの間当ブログを休止せざるをえなくなった。
2月上旬に本年の生産中止モデルについて発表はされているが、昨年度より詳細の公表を控えているため、目下の最大のトピックスは4月上旬にジュネーブで開催されるウォッチ&ワンダーズでの新作発表と言うことになる。昨年までのバーゼルワールドは結果的に消滅してしまい、今年はパテックを始めロレックス等の主な時計ブランドがジュネーブに合流集結することとなった。
ただ残念ながら、依然として新型コロナの収束が見えない中、各ブランドともオンラインでの新作発表と言う異例の状況である。もちろんブログもまともに書けない体ではジュネーブへの訪問はかなうはずもないのだが...
パテックについてもウォッチ&ワンダーズ開催初日4月の7日には新作がウェブ上で確認することができる。→≪続きを読む≫
パテックの何が売りたいって?聞かれれば、"永久カレンダー搭載手巻クロノグラフ"と"ミニット・リピーター"が個人的には一・二番だ。天文時計の"セレスティアル"や"スカイムーン・トゥールビヨン"も凄い時計なのだけれど愛用する年次カレンダーの月齢さえもテキトーにしか付き合っていないし、昨年末の"ふたご座流星群"や"土星と木星の大接近"も睡魔と寒さにあっさりスルー。天文系は奥が深すぎて入口の扉のノブにさえ手が掛けられない。
レア・ハンドクラフト群も勿論パテックの顔ではあるが美術・工芸品の趣が強いし、意匠毎の好き嫌いも各人各様あり過ぎる。時計道なる主流とは別の道を歩んでいる偉大過ぎる傍流だと思っている。→≪続きを読む≫
最近、シンプルなメンズカラトラバが店頭に並ぶ事が無くなった。数年前までは考えられなかった現象だ。原因は幾つかある。まずシンプルカラトラバの"顔"と言うべき代表モデルRef.5119、5153、5296が2019年にごっそり生産中止になり、その後継モデルが発表されていない事で現在のカラトラバの選択肢は、同シリーズのマイルストーン的な手巻スモールセコンドの通称"クンロク"Ref.5196、または自動巻センターセコンド・カレンダーを裏蓋ハンターケースに搭載したRef.5227のたったの2モデル7本しかなく、ほぼ絶滅危惧種の感すらある。
ノーチラスとアクアノートの需給バランスの崩れ方も加速度的に酷くなっているが、呼応するようにパテック フィリップのブランド全体の価値そのものが上がってきている様に思われる。新型コロナ禍の様な社会不安が安全でしっかりした価値の裏付けを有す高級な時計や車に投資先を見失った手元資金が集中的に向かっているような気がする。パテックやロレックスのスポーツ系のモデル、フェラーリやポルシェの特に"役モノ"と言われる特別な車がその具体的な受け皿の様だ。→≪続きを読む≫
またしてもメンズは超絶系だった。11月に発表された第五弾目のニューモデル6301P。鳴り物系と言えばミニット・リピーターがポピュラーであるが、あまりなじみの無い"グランドソヌリ"とは驚いた。もちろん時計好きなら名前ぐらいはご存じだろうが、その定義をしっかり把握している方は少数派だろう。かく言う私もグランドソヌリとプティットソヌリの違いを必要な度に調べるが、いつの間にやら忘却し、曖昧模糊となってしまうのが常だ。
ミニット・リピーターがスライドピース等を自ら操作する事によって、現在時刻をゴング(鐘)とハンマーによる音階と回数で表現するのに対し、グランドソヌリ・プティットソヌリはそれぞれのモードに設定されていれば毎正時と各クォーター(15、30、45分)をやはり音階と回数の組合せで時計が勝手にお知らせしてくれる機能だ。尚、プティットソヌリの場合は毎正時には時刻が知らされるが各クォーターでは時刻は省略され、15、30、45分の違いだけが打ち分けられる。各クォーター3回分(1日24時間なら72回分の)時刻用のゼンマイ消耗が防がれる事になるのだが、今現在が何時台かを常に覚えておく必要がある。一見不便なようだが何時頃かは1時間おきに知れば良いけれど、「出来れば15分で会話は終了しましょうね!」というコロナ共存時代には最高のスペック?に違いない。冗談はさておいて、作家、画家、芸術家、研究者、アスリート、料理家などのクリエイター系の方々には案外求められる機能なのかもしれない。因みにデートモード(サイレントモード)にすれば普通の無音時計になるのでご心配なく。また、3時位置のリューズに備えられたボタンをプッシュすれば任意時刻を分単位まで打刻するミニット・リピーター機能も当然備わっている。→≪続きを読む≫
すっかり秋だ。コロナ禍は依然として終息の行方が見えないが、季節は律義に粛々と巡って来る。時には終わりという事が無さそうだ。しかし我々の廻りには終わりの或るものが圧倒的に多い。人の人生はその最たるものだろう。そして形あるもの"時計"にも生産終了が遅かれ早かれやってくる。特にパテックの場合には人気の度合いに関わりなく、突然それはやってくる。特にここ数年で顕著な気がする。印象深いメンズのディスコンモデルは、カラトラバのド定番であった手巻Ref.5119、自動巻Ref.5296。レディスではトゥエンティフォーとノーチラス、アクアノートのクォーツモデルがゴッソリお蔵入りになった。中でもトゥエンティフォーシリーズの1999年デビューモデルにして超ロングセラーのレクタングル(縦長の長方形)にしてマンシェット(腕帯)型のRef.4910系は年を追うごとに人気が高まりパテックのレディスモデルの顔となっていた。飽きの来ないデザインに使い勝手の良いクォーツでSS製ならお手頃価格で圧倒的な支持を得たベストセラーだった。現在メンズモデルにクォーツは一切無い。高級にして恒久なタイムピースは機械式であるべし!の傾向は1990年代後半からずっと続いている。そしてこの10年程でレディスにもそのトレンドは浸透しつつある。パテックはその先陣を切るが如く、レディスのメカニカル化を一気呵成に進めたブランドである。2018年秋にイタリアで発表されたラウンドシェイプのトゥエンティフォー・オートマチックRef.7300。同シリーズ初のオートマチックは大ぶりな36mm径と視認性抜群のアラビアインデックス、センター秒針に窓表示のカレンダー・・とどこまでも実用性が追求されている。→≪続きを読む≫
8月にはとうとう記事を一度も投稿出来なかった。酷暑のせいか、新型コロナ禍のせいか?はたまたネタ切れか?まあ全部と言えば、全部。言い訳にしかならないが"ストレスフルな夏"であったのは間違いない。おっかなびっくりの出張や面会、外食を再開し始めるも、扉は常に半開き状態で危険と背中合わせを感じつつも天照大御神のように閉じ籠り続ける事も無理が有る。奈良県もクラスターが次々発生し死者8名、累計感染者は500名を超えてしまった。当たり前の対策をしつつ生き残りは運次第という諦観も覚悟するしかないのか・・
6月にSSカラトラバ限定モデル、7月にはグランド・コンプリケーション3モデルの新製品が発表された今年のパテック。てっきり8月にもコンプリケーションかカラトラバ辺りを何点かリリースすると思いきや、その後音沙汰なし。そんな折に入荷して来たのが2019年ニューモデルの手巻クロノグラフRef.5172G。この時計は残念ながら昨年度の入荷予定が見送られた1本。入荷予定新製品が見送られるのは結構珍しいケース。勿論お客様の注文が紐付いていてが原則だけれど。と言う訳で当店初入荷の実機を撮影してご紹介の運びとなった。→≪続きを読む≫
決して前回記事の続編ではない。あまりにも蜘蛛の糸が短すぎたのか。一気に極楽浄土への扉の取っ手を掴んでしまった。6月20日にPPJに申請をして、七夕の7月7日に出荷された異例尽くしのカラトラバSS限定モデル。天国よりは近そうな天の川から来たにしても呆れるほど早い。モダンな顔した特別モデルにはワープ機能が備わっていた様だ。→≪続きを読む≫
今年は何もかも異例尽くしだ。見送られていた2020NEW MODELが6月18日にPPJからファックスでやってきて、詳細は公式HPを参考とあって、その結果"来た!見た!驚いた!"と腰を抜かしそうになった。それでなくとも"だまし、だまし"の腰痛爆弾を抱える老体なれば、心尽くしとは言わぬが心配りぐらいの発表プロローグは欲しかった。→≪続きを読む≫
「多分、今年はまだ無理だと思いますが駄目モトでエントリーしときましょう」
パテック フィリップのコレクションには購入しにくいモデルが多々あるが、さらに購入方法が一筋縄でゆかない物もある。正直なところ我々販売店にも明確な基準が掴めているわけでも無い。さらに突っ込んで言えば輸入元であるPPJ(パテック フィリップ ジャパン)のスタッフですら、納期は勿論の事、入荷の可否が薄ぼんやりとしか予想出来ない事も間々ある様だ。
判り易いのは通常のカタログに未掲載の限りなくユニークピース(一点もの)や或いはそれに近い一桁しか製作されないレア・ハンドクラフト群。当然時価であり、現物はショーケースのガラス越しに年一回のスイスの展示会(昨年まではバーゼルワールド)の際にパテックのブース内展示を見るしかない。PPJ経由で注文を入れても大半が却下され極少数しか入荷していないようだ。→≪続きを読む≫
ようやく峠を超えた感がある新型コロナ禍。何も良い事が無かった様だが、パテック フィリップの2020年新作発表が、一旦見送られた事で個人的には助かった事が一つ。昨年秋から今春に渡って悪戦苦闘して連続投稿してきた『パテック フィリップ正史』の為に遅れてしまった2019の新作モデルを今頃でも紹介が出来る。まあコロナのデメリットと拙ブログのメリットでは全く勘定は合わないのだけれど・・・→≪続きを読む≫
結構行楽日和が多かった自粛GWも終わった。しかしながら新型コロナ感染拡大との戦いは、まるで第三次世界大戦の様相となっている。GDP第2位の中国は、どうやら終息を迎えた様だが1位のアメリカやG7に名を連ねる先進国は満身創痍としか言いようがない。途上国はこれからのように見えるが、実態の把握がどこまで出来ているのか疑わしい。検査数の少なさで叩かれている我が国だが、個人的には首都圏を始めとした大都市圏も含めて、まあまあ頑張っていると思う。ごく一部の例外を除いて、流石に日本人は自主的自粛が出来る素晴らしい民族なのだろう。しかし経済への影響は想像すら出来ない。戦後の復興期が何時から始まるのか判らないが、たぶん秋ぐらいからしかまともな商売は出来そうな気がしない。→≪続きを読む≫
日々、新型コロナウイルス関連のバッドニュースが相次いでいる中、4月30日から開催されるスイス時計最大の祭典"バーゼル・ワールド"と、それに先立つ4月下旬に開催予定だった"従来の通称ジュネーブ・サロン"の開催も早々と中止が決定された。来年はかつてない無いほど早い1月末の厳冬のバーゼルワールドとなる様だ。今年は久々に2大時計見本市が良い季節に連続開催される事になって、大きな盛り上がりを期待していただけに大変残念だ。新型コロナウイルスのリスク拡大の現状況では致し方ない。
ところで今安全な場所の一つとしてクリーンルームに近い時計のファクトリーが考えられる。白衣を着用し、エアーシャワーを浴びて入室する。高められた室内圧によって常時換気されている。そこそこ隣と距離も或る作業机で指サックを嵌めた手を黙々と動かす時計師達。会話もほぼ無いのでこれほど安全な環境は無さそうだ。ひょっとしたら今年は商品の入荷はスムーズかもしれない。→≪続きを読む≫
新型コロナウイルスの話題で持ちきりの昨今ですが、皆さまいかがお過ごしでしょうか?カサブランカ奈良は、感染防止に留意しつつ平常通り営業しております。
本日ご紹介するのは、ブライトリングの「アベンジャーオートマチック GMT 45」です。GMT...おそらく現状ではあまり必要とされていない?機能の一つですが、世界を飛び回るビジネスマンの腕元で再び大活躍する日が来ることを願ってご説明します。→≪続きを読む≫
みなさんこんにちは!!
この数日天気は荒れ気味でしたが、今日はとても良いお天気でした。
花粉症の方は非常に辛いのでは??
桜のつぼみも大きくなってきていて、今年の開花はかなり早そうですね・・・
さて今、世界は新型コロナウィルスの脅威にさらされていて、いろいろなイベントが自粛となってしまいました。
時計の方はジュネーブサロンやバーゼルワールドだけではなく、各ブランドの展示会も中止となってしまいました。
そんな中、ギリギリのタイミングでシチズンとセイコーの展示会は開催され色々見ることができました。
すでに発売になってるものもございますが、順次ご紹介したいと思います。→≪続きを読む≫
今回も随分と日が空いてしまった。例年2月前半は商売が暇な時期という事で、各ブランドが展示会やらミーティング、イベント等を仕込んで来るので、やたらと出張が多い。特に今年は1月下旬から4週連続で東京往復をした為、まとまった時間が取れなかった。
それは言い訳であって、いよいよ残り僅かになってきた正史のまとめは、ほぼ直近20年間の出来事なのだが、何だかとっても書き辛いのが遅延の大きな理由だ。この時期はフィリップからティエリーへの権限移譲がなされた大切な時期なのだが、フィリップ自身は徐々に黒子を決め込んで行く。かといってティエリーの色が全面に出てくるにはまだ少し移行期間が必要だという事もあるのだろう。→≪続きを読む≫
出来ればフィリップ・スターン時代は前後半の2回で終わりたかった。正直9月半ばに正史要約を始めた時は2ヶ月位で終えるつもりだった。何しろ2019年新製品が徐々に入荷する時期であり、その紹介は非常に興味深いし拙ブログを構成する大事な記事だからである。しかし正史要約の途中にそれを挟む事は、煩雑となり中途半端すぎて出来なかった。かくして取り敢えず入荷してくるニューカマーについては、撮影だけ済ませてご納品という事になった。撮影から原稿着手迄の時間が長くなると、どうしても印象が薄れがちになる。撮影と相前後して手元に現物を置きながら、原稿を同時進行して行くのが理想的なのだが・・→≪続きを読む≫
皆様、新年あけましておめでとうございます。本年も拙ブログにお付き合いの程、宜しくお願い申し上げます。
約30年近く時計に関わる商いをしてきたが、昨年の12月ほど消費マインドの低下を感じた事は過去無かった。パテックの客注分の入荷で売り上げと利益だけは、お陰様でなんとか最低限確保できたが、購入目的のご来店がこの時期としては極端に少なく歳末感やクリスマス商戦感が全く感じられ無かった。まるで店は暇だったのだがスタッフを含め何かとバタバタと忙しく、12月はとうとう記事が一本も公開できなかった。→≪続きを読む≫
どこの家業(ファミリービジネスはこう呼びたい)でも世代交代は難しく、悩ましく、複雑になりがちだ。パテック フィリップのスターンファミリーの場合も明確な時期や出来事と言う節目が判り辛い。一応アンリ・スターンの有終の美的な記述は下記である。→≪続きを読む≫
スターン兄弟の両親(父アンリ・エドアール・スターン、母マリー・ルイーズ・スターン)は、ベルン州の古い家系の七宝細密画家で、いづれもベルンの近郊のグルツェレン(Gurzelen)村の出身であった。ブランドの現経営ファミリーの原点であるから、一体どんな場所なのかとググってみた。
スイスの首都ベルンは過去バーゼル出張の際に宿泊拠点にしていたお気に入りの古都。コンパクトな主要市街が世界遺産登録地であり、徒歩か自転車散策がシックリで、どことなく奈良に似た落ち着ける街である。スイスの観光ルートには入っていないが、個人旅行の際には是非訪問をお奨めしたい。→≪続きを読む≫
今回は二人の創業者没後(1894年)から、現在経営の舵取りをしているスターンファミリーが経営権を取得する1932年迄の40年間弱のストーリー。
1901年にパテック フィリップは株式会社へと法的な枠組みを変更する。一応、ジャン・アドリアン・フィリップの子孫が社長を歴任してゆくが、複数の役員による合議制スタイルが取られたようだ。世間一般的には個人商店から手堅い経営陣が円滑に運営をする企業として捉えられていたのかもしれない。→≪続きを読む≫
例年の事ながら、この時期はブログ端境期でネタ不足に悩まされる。そろそろ入荷し始めるはずの新製品が次々来てくれれば、実機編として紹介できるのだけれど・・
そんな中でやってきたのが2年前にご紹介した「PATEK PHILIPPE THE AUTHORIZED BIOGRAPHY」日本語タイトル「パテック フィリップ正史」の日本語翻訳版。→≪続きを読む≫
今年は7月が涼し目で8月はお盆迄が酷暑、盆明けはずっと雨ばかりで少し暑さもやわらぎ秋の風情。ところが9月に入って残暑?とは言えない猛暑に逆戻り。世界的にもハリケーンや台風が年々その猛威を増している様で、天候不順を通り越して徐々に住みにくい地球化が進んでいるような気がする。経済、政治、宗教、移民などに端を発する世界各地での諍いにもこの異常気象による人々のいらだちが拍車をかけているのかも知れない。→≪続きを読む≫
さすがに何度目かの紹介となると蘊蓄を書く事は難しい。だがインスタ用に取り直した下の画像が結構気に入ってしまって、無理やりしつこい紹介をそのイケメンな造形を切り口に挑戦する事にした。お暇な方はお付き合いください。→≪続きを読む≫
メンズブランドの印象が強いパテック フィリップだが、近年はレディスウオッチの存在感が徐々に増している。昨年度のスイスの出荷本数の男女比率が約70対30%と聞いた記憶が有る。最新の2019カタログへの掲載モデル数(時計のみ)では97対66本で約40%がレディスだ。グランドコンプリケーションには2モデルしかレディスが無いので、グラコンを除いたラインナップでの男女比率は65対64本となって半々になっている。
昨年、パテックの現行ラインナップには存在しなかったペアウオッチが新規に提案された。カラトラバ ・パイロット・トラベルタイムのローズゴールドモデル(5524R、7234R)である。2015年度迄はクルドパリベゼル装飾が特徴的な7119と言うカラトラバのレディスモデルがあった。このモデルには全く同デザインのメンズで5119(2019年2月生産中止発表)が有り、シンプルかつベーシックな非常に好ましいペアウオッチがあったが残念な事に消滅してしまった。→≪続きを読む≫
例年、今時分は湿気と暑さで閉口するのだけれど、今年は網戸越しの心地良い涼風で、寝心地が良い日々が続く奈良。ついつい寝すごして早朝トレーニングをサボってしまうのが、頭の痛いところだ。
記録的に梅雨入りが遅れていた西日本。先日出張した愛媛では、主要河川が既に干上がって十数年ぶりの水不足が心配されている。本格的な給水制限が始まると、街にゴーストタウンの時間帯がやってきて商売どころでは無くなってしまう。自然の気まぐれもお国が変われば、悲喜こもごもである。→≪続きを読む≫
此処1年ぐらいでノーチラスとアクアノートの人気がさらに過熱して来た様に思う。それまでは限られたSS(ステンレススチール)モデルだけに集中していたが、そこが無理なら別のSSモデル、それも無理なら18金モデルとまるで連鎖し伝染するかのように人気と飢餓感が、縦に横に広がってきた。さらには女性モデルへもじわじわと影響が出て来ている。恐らく当店だけでなく他の正規店にも同じか、それ以上に希望者が殺到していると思われる。→≪続きを読む≫
ノーチラスシリーズを除くとメタルブレスレットのモデルが非常に少ないパテック フィリップのラインナップ。その中で唯一メタルブレスとラバーストラップに互換性があって、どちらの設定で購入しても、別売でもう片方を手に入れれば両方をチェンジャブルに楽しめるお得感の有る唯一のモデルがRef.5167/1Aだ。この事は意外に知られていないような気がする。
逆に現在ラバーストラップしか設定の無いアクアノートのトラベルタイムRef.5164のステンレスやローズゴールドモデルに「別途でメタルブレスの調達が出来ないか?」というご相談を受けたりもする。→≪続きを読む≫
この時計のレア感が個人的には凄い。当店の歴史は20年弱あるが、パテック フィリップを取り扱ってはほぼ4年。その間にこのリファレンスが入ってきた実績が殆ど無い。共通のエンジンCH 28-520系のノーチラスとしては3年前のノーチラス発売40周年記念限定モデルのRef.5976/1Gと定番ラインナップのトラベルタイム・クロノグラフのRef.5990/1Aがある。前者は僅か2本の入荷で勿論顧客様の予約販売、後者も片手ほどに過ぎないし、最近は客注でしか入ってこない感じだ。→≪続きを読む≫
何度か取り上げているブレスレットサイズ微調整用の1.5駒。英語では"エクステンションリンク"なので文字通りは"延伸駒"とでも言うべきか。画像はメンズ・ノーチラスの1.5駒の2種。同じもの2個ではありません。さあ問題!この2つの違いは何でしょう?→≪続きを読む≫
長かった10連休も終わり、初夏を思わせる日々が続いている。毎年この時期になると早朝の東大寺二月堂参りは沢蟹探しが楽しみとなる。今年も先日から元気な姿を見せてくれている。彼らも右利きが多いのか?右手が大きい個体が殆どだ。
昨年夏まではずっと車と徒歩だったが、咋秋から思うところあってクロスバイク(自転車)で自宅から約2.5Kmの大仏殿裏を通り通称二月堂裏参道をのぼって、最後は徒歩で階段を上がり絶景の二月堂回廊へ。今が一年で最高に気持ちが良いシーズンながら、もう一か月もすれば早朝でも汗だくの修行になる。→≪続きを読む≫
元号改正に伴う10日間連続の特別なGWは、予想通り眠たくなるくらいの集客状況。そこで、毎年会場で一瞥するだけで二度と再会することのないユニークピース集団を番外編としてご紹介したい。
昨年ぐらいからパテック フィリップでは新製品とともに、これらのレア・ハンドクラフトも動画でバーゼルワールドのスタート頃から公式HP内で配信している。ただ厄介なのは全モデルでなく或る程度抜粋されたモデル紹介であり、すべてを知るためにはバーゼルのパテックブース1階の展示を見るしかない。しかも展示は他のニューモデルのように一般入場者でも眺められるブース外回りのショーウィンドウではなく、ブース内に入場可能な人間しか見る事が出来ない環境に展示されている。その為に顧客様が現物を直接に見た上でオーダーする事は困難である。
では一体どうやって購入するのか?→≪続きを読む≫
人生で改元は2度目だ。当時官房長官だった小渕元首相が"平成"の色紙(だったと思う)を掲げていたのをTVで見たのが昨日のような31年前。今年還暦を迎える身なれば30年周期で元直しをしている事になる。
前回は昭和天皇の崩御、続く大喪の礼で全メディアをはじめエンタテーメントは言うに及ばず、大規模小売業等も軒並み喪に服した後、平成は厳かに始まったように思う。当時は11年少し経験したサラリーマン生活に終止符を打ち、稼業を継ぐために時計業のイロハを勉強し始めた頃で、改元をめぐっての景気の浮き沈みを肌で感じることはなかった。でも、恐らくシビアな景況感だっただろうと思われる。→≪続きを読む≫
さて、やっとメンズ紹介が本稿で終了する。PATEK PHILIPPE SA 提供画像は確かに美しいが、手撮りのリアル感がやっぱり良いのではというのが相方のご意見。恐らく来年は3年ぶりに同伴でのバーゼル詣でになりそうだが、この口うるさい相方は、ひたすら時計を眺めて「ああだ!こうだ!」と批評ではなく単なる好悪をのたまうだけだ。決してメモ取りする訳でもなく、ましてや撮影やその補助なんてとんでもない。むしろ気になるサンプルを独り占めしてジャマされる事すらある。結局一人で撮って、説明はボイスレコーダーで録って、後で聞いてノートに書き下ろす"お一人様状態"は何も変わりそうにない。→≪続きを読む≫
今年の桜もそろそろ見納め。中々に続編が書けない。ネタはたっぷりあり、店もそんなに多忙でないが何かしら時間が無い。いや、時間の作り方が加齢に従って下手くそになってくるのだろうか。わずかな空き時間を利用して、細切れでもともかく書き進めよう。
尚、本稿の使用画像は全てパテック フィリップ社からの提供画像である。今年は商談室に持ち込んだミラーレスデジタル一眼のホワイトバランス調整に失敗し、ロクな絵が撮れなかった。従来から供給されてきた公式カタログ等に掲載されている時計正面画像は修正されまくりでシズル感がほぼ無く全く好みでは無いのだが、今回入手した画像は修正がなされているものの非常にクオリティが高くバリエーションも結構あって、来年からはサンプル撮影は不要じゃないかと思っている。→≪続きを読む≫
バーゼルからは3月26日の火曜日に帰国した。現地3泊4日だが実際には3泊2日?とした方が正しい弾丸ツアー。使い慣れたキャリアKLMでアムステルダム経由バーゼル空港への往路は、オンラインチェックイン時にわずか5万数千円でビジネスにアップグレードで楽々だった。復路も大いに期待したが、これが叶わず昨年末に予約済みのEXIT ROW SHEET(非常口横の離着陸時に客室常務員とお見合いする特別席)。関空からの帰りは、数年前から恒例にしている帰国報告を兼ねた墓参りで大阪市内の菩提寺にワンバウンド。さらに帰路途中の「うなぎの豊川(東花園駅近の本店の方)」で特上うな重を頂き思いっきり″和"モードに切り替えて店に戻った。→≪続きを読む≫
ノーチラスの撮影はいつも簡単。ほんとに早い。ケースとブレスにサテン仕上げが多くて映り込みが非常に少ない。文字盤も微妙にマット調の仕上がりなので何も工夫せずともしっとりと美しく写ってくれる。上の画像も下の少し寄り気味にしてダイアルのグラデーションを少し表現したカットも埃の除去以外は、全く画像修正をしていない。もちろん時計そのものが抜群に美しく、素晴らしいブルーカラーがあってこそなのは言うまでもない。
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SEIKOが世界に誇る魅力的ラインナップが勢揃い。最新モデルや限定モデルに加えて貴重なSEIKOロゴ付きモデルもまだまだ残っております。クォーツ、メカニカル、そしてセイコー独自のスプリングドライブまで多様な選択岐がグランドセイコーの強みです。フェア期間中は特典も様々にご用意して、皆様のご来店を心よりお待ちしております。→詳細
今年デビューをした話題の新シリーズ『ナビタイマー8』を強力にラインナップした初のブライトリングフェアを開催します。人気モデルや話題の限定品も多数集結。期間中は特典も様々にご用意しております。県内唯一のブライトリング正規販売店・カサブランカ奈良に是非お越しください!≪フェア詳細を見る≫
来る9月頭にパテックフィリップ展を開催します。今年度の新作も含め約70点以上をご用意し、50点程度を展示致します。人気モデルの素材違いや文字盤違いを一度に見較べられるまたと無いチャンスであり、普段はあまりご紹介出来ないレディスモデルやカフス等も沢山ご覧いただけます。是非この機会をお見逃しなくご来店下さいますようお願い申し上げます。≪続きを読む≫
全国のパテック フィリップ正規店で開催されている年数回の展示会。皆様も足を運ばれている事と思う。いつもはどの店頭にも20~30点程度の在庫陳列が、この時はパテック フィリップ ジャパン(PPJ)からの貸出サンプルで、多ければ時計だけで70点以上の展示にもなる。
ところが絶対に並ばないモデルがあって、いわゆるP.O.R.(Price on riquest:価格はお問い合わせください)要するに"時価"モデルは並ばない。そもそもPPJにもサンプルそのものが無い。たぶんスイスパテック社には何セットか知らないが用意されていて普段はジュネーブのローヌ通りの本店サロンでなら場合(人?)によっては見られるのだろう。
一般的に展示会で見られないモデルと言うのは簡単に買えない・・・≪続きを読む≫
スイスからは火曜日27日に帰国した。興奮冷めやらぬと言うほど豊作では無かったが、各ブランド共手堅く冒険はあまりせずという2018だった。出発前にインプレッションを書いたパテック フィリップニューモデル。実機を初見して、想像通りも多かったが意外なりも結構あった。年々物忘れが酷くなる一方なのでとっとと書き上げてしまおう・・・
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昨日の画像アップ不調は当店HPはレンタルしているサーバートラブルが原因だった。まだ今も回復していないので画像が貼れない。例年は今日(バーゼル一般公開初日、8時間時差)の朝からだったのだが、既に昨夜中にスマホで確認したらしっかり2018ニューモデルが掲載されていた。リンクは貼れるのだろうか・・・≪続きを読む≫
「もう駄目なんやろうね」
「う~ん。もう年が明けましたからね。厳しいかもしれません」
年頭にこんな会話をした覚えがある。なんせ世界限定500本。当店のナンバーワンV.I.P.顧客様であっても2年半の購入実績しかない訳で、他店様で長期間ずっとパテックを買い続けてきた顧客様達に割り込めるかどうか?正直なところ昨年初夏の申し込み時点から一抹の不安は二人で共有していた・・《続きを読む》
やっとこの記事に着手出来る。たぶん一ヶ月位もたついてしまった。ノーチラスSSの価格改定騒ぎやら、生産中止情報等々を先んじてアップしたり。3月頭のパテック フィリップ展に加えて急遽同時開催する事になったプレステージウオッチフェアの仕込み作業。3週連ちゃんの東京出張・・
と、ここまで書いたら最近増えつつあるアジアのお客様が2階に上がる足音・・《続きを読む》
ここ2年ほど当店では真夏のお盆にパテックフィリップ展を開催してきた。お盆は意外にも皆さん自宅に居て、近場をうろうろするだけだ。とか、ゴルフも暑すぎて行かない。とか、東名名神のような大動脈は混んでるが、阪神高速などはガラガラだ。とかいう諸々の理由付けでそんな時期に開催してきた。実際のところパテック正規販売店としては後発の当店がサンプルを4日間も抑えるのはお盆しかなかったという理由も大きい。
ただ難儀なのはお盆の一週間後の東京都内某有名百貨店のワールドウオッチが毎年新作の一般公開スタートと決まっている。その為に、お盆には会場に新作は飾れないし、事前にモデル指定でキッチリ申し込んで頂かないと新作はご紹介出来ない。実際にはよほどのご常連様以外にお目に掛ける事はなかった。
で、今の時期はどうかというと今年の2018新作が皆さん気になり出す頃なので、全ラインナップがもちろん見れてもナぁ。ということになる。ただパテックフィリップの年度初め(2/1~)なので今年の仕入れ枠がまっさら状態な為、お品物を決めて頂ければ、早目の納品が可能なモデルが多いというメリットはある。さらにパテック フィリップ展(通称PP展)での決定品は通常営業時での客注品よりも早く優先的に納品される傾向がありそうだ。これは経験的にたぶんと言う・・続きを読む
Georgia on my mind(我が心のジョージア)が下手なカラオケの十八番。絶唱タイプの英語の歌なので聞かされる方はかなり心地悪いだろうなと思いつつ酔いが進むと、ついリクエストしてしてしまう。気分は完全にレイ・チャールズ・・続きを読む
昨年の2016年にパテックは永久カレンダーの代表的モデルを大胆にチェンジした。37.2mm径のRef.5140(上画像)の18金モデル(プラチナ除く)を全て生産終了し、その後継機として1.8mmサイズアップさせたRef.5327(下画像)を発表・・・続きを読む
みなさんこんにちは!!
今回は9月末よりお取り扱いを開始致しました、カシオ G-SHOCKの最高峰モデルであるMR-Gその中でも限られた店舗でのみお取り扱いをしている「MRG-G1000」をご紹介致します・・・続きを読む
昨年のバーゼルはこのモデルの話題で随分盛り上がった。音系とカレンダーを除いた2大コンプルケーションともいえるワールドタイムとクロノグラフとの夢の組み合わせ。今まで無かったのが不思議だなと発表時には思ったものだが、実は毎日のようにその原型となった時計を見ていたのだった・・続きを読む
いまやカラトラバの定番の顔として定着している6000番系。元々はRef.5000として1991年にスタートしたカラトラバファミリーの一員。
搭載キャリバーCal.240の構造上の要因でセンター秒針や6時側スモールセコンドではなく4時位置辺りに小秒針がオフセットしてレイアウトされたパテックのコレクションとしては数少ないアシンメトリー(左右非対称)なモデル・・続きを読む
前回に続いてディスコン(生産中止)の銘品紹介シリーズ。レディスコンプリケーションのトラベルタイムRef.7134G。天才時計師ルイ・コティエ氏によって考案されたトラベルタイム機構の特許をパテックが取り製造を始めたのは50年以上も前の1959年。その後クォーツ全盛期時代に製造は一旦途切れている。スイスの機械式時計がようやく復活した1990年代後半になって現代のトラベルタイムの製造が再開した。
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気付けば2月以来商品紹介が出来ていない。この時期はバーゼルワールドを始めとして生産中止情報や2017新作ダイジェストなど話題はそこそこにある。反面、例年2月から夏場にかけては本年の新作入荷がまずないので商品情報はどうしても少な目である。しばらくは緩やかな更新でご容赦下さい。
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ともかく例年2月は異常に忙しい。ともかく出張が多すぎる。商売はニッパチと言うぐらいで奈良も松山の百貨店も暇だ。全国的にどの時計家業の親方(社長)連中も本業は暇なはず。そこを狙って各ブランドのビジネスミーティングやら展示会、受注ミーティングが目白押しでやってくる。それも決まって各店舗の定休日が多い水曜日指定が圧倒的だ。正直今月はパーソナルな休みは全滅状態である。
超個人的(正確には法人的?)に奈良・松山とも人事面で減員があり、その後始末も重なって精神はともかく肉体的にはトータル2000キロ以上の移動をこなして限界に近い。とうとうパテックのブログの更新も″奈良で見つける・・"同様にサボログとなり果てている。
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今回紹介のRef.5905Pは2015年に超人気モデルRef.5960Pの後継機として発表された。2016年はパテックにとって話題がてんこ盛りだった。まずノーチラス発売30周年でのシリーズフルモデルチェンジ。そしてパテック フィリップ ブランド史上初めての完全自社開発製造の自動巻クロノグラフムーブメント搭載モデルの発表。フライバック機能を備えクロノグラフ駆動時のトルクロスを押さえ込んだ画期的な垂直クラッチを採用したCal.28-520には最初から2つの派生ムーブメントが用意された。
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カサブランカ奈良の竹山です。今回は季節外れの新作「ナビタイマー ヘリテージ」をご紹介。ブルー文字盤のみ入荷しております。例年春先に開催されるバーゼル・ワールドでも発表されなかったサプライズ・ニューモデル
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年次カレンダーダーの元祖は1996年発表のRef.5035である。この全く新しいパテックのカレンダーの発表までは機械式腕時計のカレンダー機構は大小の月さえ乗り越えられぬシンプルカレンダーか、いきなり2100年までノータッチで突き進む永久カレンダーかの両極端しか無かった。前者は実用性に難があり、後者は機構の複雑さから高額で顧客が限られ一般的ではなかった。そのためか特許を取得した革新的かつ有用な年次カレンダーはデビュー年のスイス時計専門誌モルトン・パッション誌の「ウォッチ・オブ・ザ・イヤー」に審査員全員一致で選ばれている。
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今年も秒読み態勢、"夢中で"駆け抜けた一年、お付き合いありがとうございました。
さて新年早々、1月末に下記展示会の開催が決まりました。皆様お気軽にお越しください。
※ご予約等不要です。
『パテック フィリップ年次カレンダー展示会』
日時:2017年1月20日(金)21日(土)22日(日) 11:00~20:00
会場:店舗2階パテック フィリップ コーナー
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257グラム!そうか、プラチナが軽いのか。312gもあった紹介済みのWGクロノの82%である。幸運にも日を置かず疑問が解け、プラチナも実機撮影の機会を得た。しかし比重に優るプラチナは素直にポーズを取らせてくれず撮影には難儀をした。
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今年の新作で最も期待値が大きかったのがワールドタイム。今春早々に超希少品で少々特殊なクロワゾネ(有線七宝)文字盤のローズゴールドケース1品番を除き全てが生産中止発表になった人気のRef.5130。当然後継モデルが出て当然なのだがローズとホワイトのレザーストラップタイプのみの2本限りは個人的には肩透かしされた感じ。
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5月に腕時計最高額を塗り替えて落札されたパテックフィリップの記事を紹介したが、早くもこのハンマープライスが11月12日ジュネーブのオークションで塗り替えられた。ステンレス製の永久カレンダークロノグラフRef.1518が12億円。ひょっとしたらのこんなサプライズもパテックならではのオーナーのお楽しみ。今回紹介はそんな可能性を秘めた最新のお宝限定モデル。先日の速報記事でも予想はしていたがまさかこんなに早い入荷とは。
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2013年バーゼルワールドのパテック フィリップ最大の話題作エイトデイズRef.5200G。画像では時分針をお約束の10時10分ではなく、8時20分としてブランドロゴを見せるようにした。さてスイスの時計業界には数年から10年くらいの期間で何かしらテーマというか流行があって・・・
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みなさんこんにちは、カサブランカ奈良の岩田です。
今回は11月に発売予定のセイコーアストロンの限定モデルについてです。
まずはおなじみの世界トップクラスのプロテニスプレイヤーのノバク・ジョコビッチとのコラボモデルの「Novak Djokovic 2016 Limited Edition」。
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2016年新作レディスモデルのテーマの一つが"ダイア"。既存モデルをベースにしたダイアモンドデコレーションバージョンの追加であった。圧巻はダイアモンドリボンのメレダイア文字盤敷き詰め+ラグダイアモデルRef.4968/400R-001。全くの新作としか思えないほど原型を留めていない。
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当店"カサブランカ奈良"ではパテック フィリップ導入一周年を記念し、初の"パテックフィリップ展"を開催させて頂くこととなりました。是非ご来場賜りたくご案内申し上げます。本記事は各種メディア(新聞、ウェブ媒体、ラジオ等)での展示会イベント告知のランディングページを兼ねておりますので、読者の皆様にとって(他人行儀なデスマス調の)多少きしょく悪い表現もありますがご了承ください。
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ようやくの実機編である。さすがに書き疲れた感が漂っているが、そんな時の特効薬は画像の見直しに尽きる。特に今回は白七宝焼文字盤の表面テクスチャーの表現が総てであって、誰の目にも違いが明らかになる捉え方を撮影力として求められた。と言うか自ら求めて自虐的に七転八倒して苦悶を味わってしまった。
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そう、またもやである。実は実機編はほぼ完成している。アップを待つだけ状態にある。ところがPPJapanから次の入荷案内があったRef.5296-001について早々の下調べ中に見つけんでもいいものを・・
Patek Pilippe International Magazine Vol.Ⅱ N0.11(2008,Autum)のP.78-85にクロワゾネを中心とした七宝技法が特集されている。見つけたものはしょうがない。今回は手短にお手柔らかでご勘弁を
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前回記事の予告では、今回はエナメル文字盤の希少モデルRef.5116Rの実機紹介の予定だった。ところがあまりにも"このタイミングって!"という掲載雑誌がパテック フィリップジャパン(PPJ)から届いた。アメリカンエキスプレスカードのプラチナ会員および最上位のセンチュリオン(通称ブラックカードホルダー)会員向けに発行されている"デパーチャー"と"センチュリオン"の2誌に挟み込まれる腕時計情報付録パンフレット「WATCHES」。
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どう読んでも"イーメール"e-mail"としか読めない。何年やっても初級から抜け出せないフランス語かぶれの姐に言わせると仏語の読みは"エマーユ"となるそうだ。ただ厳密にフランス語表記するならば"ÉMAIL"とEの上にラテン系言語に特有のアクセンテギューをつけなければならないはずだ。
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カサブランカ奈良の竹山です。今回は日本限定の特別モデル「アベンジャーII GMT ブルーマザー・オブ・パール」をご紹介。通常はブラック/ブルー/シルバーのバーインデックスと、ブラックのアラビアインデックスのみですが、
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今年は空梅雨なのか、日差しの強い日が続きますね。皆様は体調の方はいかがでしようか?
我が家の殿、季節の変り目はテンション高めでうろうろごそごそ‥
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みなさんこんにちは、カサブランカ奈良の岩田です!!
前回に引き続いてG-SHOCKをご紹介します。今回のご紹介は6月発売予定のカシオ G-SHOCK アイサーチ・ジャパンコラボ(イルカ・クジラ) 2016モデルです。
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降ったりやんだりの中休みの多い梅雨ですね。先週日帰りで広島に帰り、田植えの終わった田んぼを眺めながら雨☂ふれふれと願う岡田です。
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ついに近畿地方も一昨日梅雨入りとなりました。
雨の音を聞きながら布団の中でうとうとするのが大好きな岡田です
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カサブランカ奈良の竹山です。突然ですが皆さん「1884」という数字に心当たりはございますか?瞬時にビビッときた方はかなりのブライトリング好き!正解はブライトリングの創業年です。ロゴにも入っておりますのでどこかで見たことあると感じた方も多いのではないでしょうか。
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今回は夏を前に、カシオ G-SHOCK Master of Gシリーズから6月10日発売予定の人気モデル フロッグマンのNEWモデルをご紹介致します。
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東京に行ったり何やかやとバタバタして久々の商品紹介は、希少ステンレスシリーズ第三弾!こちらも三針5711/1A同様に店頭で順番無関係のご登録のみで、ご予約はお受けしておりません。すみません。
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