TRUME 新色が叶える「旅」と「空」への憧憬

FEATURE本誌記事
2019.04.11

S Collection

TR-MB5008

TR-MB5008
夜間飛行中のコックピットからの景色をイメージした「漆黒」カラーに月明かりの黄色を差し色にした文字盤とブラックケース、しなやかなプレミアムホースレザーバンドによってコレクション内でも精悍さが際立つ1本。クロノグラフと高度・気圧計測機能を搭載。ライトチャージGPS衛星電波時計。クォーツ。SS(縦57.2×横45.9mm、厚さ15.5mm)。10気圧防水。19万円。
TR-MB5009

TR-MB5009
暁の幻想的なドーンピンクの空をイメージした「東雲(しののめ)」カラー。ピンクゴールドカラーのケース、ブラウンのプレミアムホースレザーバンドの組み合わせで、大人の落ち着きと風格が香る。クロノグラフと高度・気圧計測機能を搭載。ライトチャージGPS衛星電波時計。クォーツ。SS(縦57.2×横45.9mm、厚さ15.5mm)。10気圧防水。20万円。

 一方、前ページに掲載される「Sコレクション エアラインパイロット」のTR-MB5007、同5008、同5009の魅力は、多くの人の命を預かるエアラインパイロットをサポートする優れた機能と、持つ人のインテリジェンスをアピールする、フライトスーツやビジネススーツにマッチした品格を備えたデザインにある。

 ケース素材には今や腕時計のスタンダードである316Lステンレススティールを採用。さらに美観と耐久性を高めるプロテクトコーティングが施される。

 高度3万フィートからの空の色をカラーバリエーションとし、紺碧、漆黒、東雲と、それぞれが「突き抜ける青空」「静寂の夜間飛行と月明かり」「夜明けのドーンピンク」と、パイロットが目にする空の世界を表現している。

 そしてパイロットウォッチとして最も重要な文字盤の視認性を徹底的に追求。気圧・高度計などの表示位置を工夫したうえ、12時位置のインデックスを大型化し、他のインデックスとは形状を変えて明確に差別化を図っている。加えて、すべてのインデックスに塗布する蓄光塗料の量も従来の2倍以上にアップ。暗いコックピット内でも、確実に現在時刻が読み取れるようになった。

 またセラミックス製ブラックベゼルには、タイムゾーンを越えて飛行するパイロットが現在時刻を把握する際に役立つUTC(協定世界時)スケールを、ベゼルのサイド部分にはエアラインパイロットにとってなじみ深い世界主要25空港の3レターコードが刻印される。

 ブレスレットやレザーバンドの装着感や質の高さもこの新作の魅力だ。特に5008と5009は稀少性が高く腕なじみの良いプレミアムホースレザーが素材のため、長時間の装着も快適である。

 そして同コレクションのモデルも、GPS衛星の電波を受信して常に秒単位まで正確な時刻を表示し、また経過時間を計測するストップウォッチ機能や気圧・高度計機能を搭載している。

 エプソンの誇りと技術が結晶した「TRUME」。その進化は止まらない。

コックピットのような暗い場所での視認性を徹底的に追求したサテン仕上げが美しい文字盤。高度計測モードでは2時位置のインダイアルの針とセンター針で高度を表示。気圧計モードでも同様にこれらの針が気圧をhPa(ヘクトパスカル)単位で示す。さらに10時位置のインダイアルの針の傾きで気圧の上昇、下降傾向も伝える。なお、パイロットにとって気圧はフライト時のエンジン効率を判断する重要な要素。
エアラインパイロット

モデル名の「エアラインパイロット」らしい演出がセラミックベゼル上に刻まれた24時間のUTCスケールと、世界25の主要空港を表すベゼル側面の3レターコード。写真のCXIはキリバスのキャシディー国際空港、TBUはトンガのファアモツ国際空港、WLGはニュージーランドのウェリントン国際空港を示す。

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