【4K動画】ナビタイマーを解説。回転式航空計算尺を持つブライトリングのアイコンの変わらない魅力とは

FEATURE時計動画
2021.08.02

クロノス日本版編集部がお送りする時計解説動画は、ムーブメントの美しい姿や針の動きなどを4Kの高画質で堪能しつつ、広田雅将編集長によるマニアックな解説を楽しめるコンテンツです。今回はブライトリングの「ナビタイマー」を紹介します。


ブライトリング「ナビタイマー B01 クロノグラフ 43」

ブライトリング「ナビタイマー B01 クロノグラフ 43」撮影・編集:吉江正倫
撮影協力:シチズンお客様時計相談室 Tel.0120-78-4807


「変わらない」が魅了なブライトリングのアイコン

1942年に発表された初代「クロノマット」によって回転計算尺を腕時計に搭載するノウハウを培ったブライトリング。この時の経験を生かし、フライトコンピューターのE6Bを小型化、搭載したのが初代ナビタイマーです。

クロノマットが採用した回転計算尺との相違点は加減乗除や三数法に加えて、単位の換算機能や、速度、燃費、上昇・下降距離などの航空計算ができるようになったことです。そのため、アメリカのパイロット協会AOPAはナビタイマーを公式時計として採用しました。ナビタイマーはブライトリングのみならず、パイロットウォッチ全体を代表するコレクションとして認知されるようになりました。

そんなクロノグラフ+航空用回転計算尺という組み合わせは、現行機でも変わっていません。50年以上にわたって進化を続けつつも守ってきたナビタイマーが持つ魅力を見ていきましょう。


紹介モデル概要

ナビタイマー

ブライトリング「ナビタイマー B01 クロノグラフ 43」
自動巻き(Cal.01)。47石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約70時間。SS(直径43mm、厚さ14.2mm)。3気圧防水。106万7000円(税込み)。

自社製クロノグラフムーブメントCal.01を搭載する現行機。堅牢かつ高精度なムーブメントと航空用回転計算尺という組み合わせは不変だ。ナビタイマーというとどうしても中身に目が行きがちだが、パイロットウォッチらしからぬ高級感あふれる鏡面仕上げが与えられたケースや、文字部分をマスキングし、メッキ後にマスキングをはがすことで作られる文字盤など、外装面も実に個性的だ。


アイコニックピースの肖像/ブライトリング「ナビタイマー」のすべて

https://www.webchronos.net/iconic/25077/
ブライトリング「ナビタイマー」/時計にまつわるお名前事典

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ブライトリングのナビタイマーを知る。おすすめモデル8選と歴史的モデル

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