世界最大となった「香港ウォッチ&クロック・フェア」後編

LIFE編集部ブログ
2020.01.14

追記:香港と言えば、麺と粥!

香港ウォッチ&クロックフェアが世界最大のフェアになった一因は、明らかに食事にある。スイスのレストランには外れが多いのに対して、香港ではほとんどが当たりだったのである。会期中は、適当に会場を抜け出して、色々なものを食べた。日本人のバイヤーは、うまいものも食べられるのだから、ぜひ香港ウォッチ&クロックフェアに来るべきだろう。

魅力的なニンニク鳥鍋

印象深かったのが、謎の鳥鍋だ。ニンニクと野菜と鳥をただ煮るだけだが、めっぽううまかった。ただし、同時に頼んだ韓国製のビールは甘くてイマイチだった。香港は食事をする場所は数多くあるが、良いお酒が飲める場所は多くない。

ホテル近くで食べたつみれ入りの麺

これも味わい深かった。ホテルで食べる気になれなかったので、毎朝、近くの麺屋や粥屋で食事をとった。これは、つみれ入りの麺。デモの影響で、高級レストランの客足は落ちていたが、庶民が来るような料理屋は、いつも混んでいた。味わい比類なし。

朝食べるならばお粥でしょう

これはお粥。白粥に見えるが、出汁が穏やかに効いていて、いくらでも食えそうだった。お姉さんに「あら日本から来たのね。こんな時期に大変ねえ」とねぎらわれた。時計好きならば、香港ウォッチ&クロックフェアのタイミングで、香港旅行を企画するのはアリだろう。高級な中華料理は日本でも食べられるが、こういう簡便な、しかし良い物は、現地でしか決して味わえない。