Jaeger-LeCoultre ジャガー・ルクルト

1833年、ジュラ山脈にあるル・サンティエにてアントワーヌ・ルクルトが最初の時計製造のアトリエを開いたのを起源とするルクルト社と、協力関係にあったジャガー社とにより、1937年にジャガー・ルクルトとして活動を始める。多彩なムーブメントのラインナップを持ち、薄型自動巻きのキャリバー920はヴァシュロン・コンスタンタンやオーデマ ピゲに供給された実績を持つ。コレクションには、洗練されたエレガントさを持つ「マスター」、ポロのスティックによる打撃からダイアルを守るべく開発された特徴的な反転式ケースを持つ「レベルソ」、回転式インナーベゼルやクロノグラフを備えたスポーティーな「ポラリス」などを擁する。シンプルな手巻き2針のキャリバー822A/2を採用する「レベルソ・クラシック・ミディアムスリム」のような実用性の高いモデルから、同社がパイオニアと言える球体型トゥールビヨンキャリッジが回転する多軸トゥールビヨン機構を持つ「マスター・グランド・トラディション・ジャイロトゥールビヨン・ウェストミンスター・パーペチュアル」（2019年1月発表）などの複雑時計まで、多彩なコレクションを誇る。また、各モデルで実施される1000時間コントロールテストと呼ばれる、スイス公式クロノメーター検定を上回る条件での製品検査では、ケーシング前後のムーブメント検査に加え、時計組み立ての全工程および実際の着用時の諸条件に準じたテストを行っている。