時計用語辞典

オートマティック/自動巻き

Automatic

手でゼンマイを巻かない機構のこと。一般的にはローターの回転でゼンマイを巻き上げる方式を指す。ローターの一方向回転でゼンマイを巻き上げる方式を「片方向巻き上げ」、両方向の回転でゼンマイを巻き上げる方式を「両方向巻き上げ」という。記録上、初めて自動巻きが登場するのは、1776年のアブラアン-ルイ・ペルレによるもの。腕時計初の搭載例は、1922年のル・ロワ。ローターが回転する自動巻きを腕時計に搭載したのは24年のハーウッドが初。31年、ロレックスが360度全回転式自動巻き「パーペチュアル」を発表。43年、フェルサが両方向巻き上げ式の自動巻きを開発。現在はローターの回転が浅くても巻き上げ効率の高い片方向巻き上げ式が主流となりつつある。