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基礎からの時計用語辞典

鉄道時計

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鉄道の正確な運行に使用するための時計。一般的な懐中時計より高精度なため、レイルロード・クロノメーターと称されることもある。標準時が制定される1883年まで、同じ国内であっても時間は統一されていなかった。そのため鉄道の運行スケジュールでは、出発地から目的地まで何時間何分かかるかが重要な情報であったが、時計自体が正確でないため、運行に大幅な遅延が生じやすかった。そんな背景のなか、1891年に米国オハイオ州キプトンの湖岸鉄道で速達郵便列車と機関車の衝突事故が発生。これは時計が4分間止まったために発生した事故であった。この事故を契機に同年、時計商のウェブスター・クレイ・ボール(1847〜1922年)が米国の時計監督検査官に任命され、鉄道時計基準を制定。これはワシントンにある海軍天文台の標準時と比較して、1週間に30秒以内の誤差であること、年2回完全な調整を受けること、最低17石以上でムーブメントは16型または18型であること、5姿勢調整されていることなどの厳格な規定である。ボールの規格にしたがって、ウォルサム、エルジン、ハミルトン、イリノイなどが鉄道時計を製作。日本では1929年に19型セイコーが鉄道時計に採用され、60年代まで広く用いられた。

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