時計用語辞典

プレキシガラス

Plexiglas

樹脂製ガラスのこと。1931年にドイツで開発された。重さはガラスの半分、強度は17倍もあるため、航空機用の風防として広く用いられた。また30年代後半以降は、腕時計や懐中時計の風防素材としても採用される。なお、プレキシガラスは、ドイツ・エボニック社の登録商標。そのため、一般的な樹脂風防はアクリル風防、強化アクリル風防と呼ぶ。サファイア製の風防に比べて傷が付きやすく、経年劣化で黄変するが、割れにくく、磨くことで小傷を落とせるというメリットがある。