セイコーは、「プロスペックス ダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT」に、新色となるRef.SBEJ029を追加した。シルバーホワイトのダイアルと紺色のベゼルが爽やかなコントラストを生み出すマリンテイストの一本である。1968年の名作ダイバーズをベースに、GMT機能を搭載して現代的にアップデートされた本作は、旅と冒険の季節にふさわしい高性能ダイバーズウォッチだ。
自動巻き(Cal.6R54)。24石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約72時間。SSケース(直径42mm、厚さ13.3mm)。300mm防水。2025年6月6日。24万7500円(税込み)。
セイコーは、「プロスペックス ダイバーズ 1968 ヘリテージ GMT」に新色であるRef.SBEJ029発表した。シルバーホワイトの文字盤に紺色のベゼルを備えた、マリンカラーのモデルだ。1960年代に誕生した伝説的なダイバーズウォッチにGMT機能を追加し、現代的に進化させたモデルである。300m防水を備え、スポーティーかつ魅力的なデザインだ。太陽と海を想起させる意匠が、旅心をかき立てるに違いない。
深みのある歴史
優れたデザインが何十年を経てもなお人々を魅了し続けるという事実は、腕時計の世界において特筆すべき特性である。オリジナルの魅力を保ったレトロスタイルのモデルは、今やかつてないほどの人気を博している。これはエレガントなドレスウォッチから、機能的なクロノグラフ、スポーティーなパイロットウォッチやダイバーズウォッチに至るまで、あらゆるジャンルに共通している。

セイコーのプロスペックス ダイバーズ 1968 ヘリテージ GMTもその一例であり、1968年に同社が発表したダイバーズウォッチをルーツに持つ。往年の名機と同様に、明快なラインと実用性を追求し、堅牢なスポーツウォッチとしての高い耐久性を併せ持つ。
防水性の向上、蓄光性能に優れるダイアル、自動巻きムーブメントによる高精度など、すべての要素が現代の基準に対応している。さらに、Cal.6R54を搭載しGMT機能を追加することで、機能性が一段と向上。旅行シーズンの理想的なパートナーとなるだろう。
多彩な表情を持つGMTダイバーズ

旅の予定がまだ先であっても、本作を手にすれば気分はすでに海へ向かっている。Ref.SBEJ029のシルバーとホワイトのダイアルに紺色のセラミックスがインサートされた逆回転ベゼルを組み合わせた配色は、海の冒険を想起させるに違いない。
大ぶりのインデックスと針には、セイコー独自の夜光塗料ルミブライトが施されており、あらゆる光環境下で優れた視認性を確保。赤く縁取られたGMT針により、第2時間帯の表示が可能であり、その目盛りはチャプターリングに配されている。4時から5時位置の間には日付表示窓を備える。世界中を移動し続けるビジネスマンにも最適な腕時計だ。
快適な装着性
42mm径のケースは、硬質コーティングが施されたステンレススティール製で、300m防水を誇る。オリジナルモデルを踏襲しつつも、ケースサイドは鏡面仕上げでモダンな輝きを添える。ブレスレットは3連リンク構造で、フォールディングクラスプ、セーフティープッシュボタン、ロックバーを備える。新設計のスライドアジャスターによって、約2.5mm単位で6段階の微調整が可能であり、気温変化や運動時の手首の変化にも柔軟に対応する。
セイコー製GMT機能搭載ムーブメント
ムーブメントには、セイコー自社製Cal.6R54を搭載。第2時間帯表示のためにGMT針を搭載したものだ。両方向自動巻きに加えて、時刻合わせに便利な秒針停止機能を備える。パワーリザーブは約72時間、日差は−15秒〜+25秒だ。
発売情報
プロスペックス メカニカルダイバーズ 1968 ヘリテージ GMTの新色、Ref.SBEJ029は、2025年6月6日の発売を予定しており、価格は24万7500円(税込み)だ。
CMでは大谷翔平が着用
なお、このモデルは日本国内ではテレビCM、「SHO-TIME 挑戦の時間をともに。」で取り上げられているモデルだ。街中で見かけるプロスペックスのポスターでも、このモデルが掲載されている。