ロレックスがあのサブマリーナーを「手首から解き放った」。誕生から70年、ダイバーズウォッチの象徴は、ついにデスクを支配する存在となったのである。直径80mmのステンレススティール製ボディに宿るのは、ツールとしての精密さと、オブジェとしての威厳。その名は「サブマリーナー デイト デスククロック」。もたらす雰囲気は、もはや時計というより、ロレックスという思想そのものだ。

デスクを支配するサブマリーナー
1953年の誕生以来、ダイバーズウォッチの代名詞として君臨してきたサブマリーナーが、今回は半球状のステンレススティールケースという新たなフォルムに生まれ変わった。
どんなデスクの上でも圧倒的な存在感を放ち、冷静で機能的でありながら、模倣不可能なロレックスらしさをまとう。ベゼルにはオリジナル同様、60分目盛り付きのブラック・セラクロム製固定ベゼルを装備する。
黒のラッカーダイアル上のインデックスには暗闇で深いブルーに光るクロマライト蓄光を塗布。上にはサイクロップレンズ付きのサファイアクリスタルが覆う。

ロレックス「サブマリーナー デイト デスク クロック」Ref.909010LN
クォーツ。SSケース(80mm)。
クォーツ。SSケース(80mm)。
内部には400年先までの月や閏年を自動で計算する世紀カレンダーを内蔵し、日付の調整は背面のデジタルディスプレイとふたつのボタンで行う仕組みだ。ステンレススティールのケースは同素材のベース上に可動式で設置され、角度を自在に調整できる。
背面には機械式時計さながらのコート・ド・ジュネーブ装飾が施されているが、動力はクォーツ駆動だ。2個のバッテリーで動作する。価格的には実際の腕時計版サブマリーナーとほぼ同水準ではないだろうか?
伝説のモデルの名を冠したこのデスククロックは、ロレックスというブランドの世界観を、あなたのワークスペースにまで広げてしまう。



