【プレBASEL 2019新作】ノモスがブレスレット仕様の「クラブ キャンパス」新作を発表

FEATUREWatchTime
2019.03.13
ノモス グラスヒュッテ(以下、ノモス)はこの数十年来、コレクションや路線を拡大するためのさまざまなアプローチを行ってきた。顧客の幅広いニーズにも、ベルリンにある自社のデザインスタジオと、グラスヒュッテにある3つの工房から生み出される新作により応え続けた。マニュファクチュールとして自社内の設備投資に巨額を投じてきたことも、2014年に独自のノモススウィングシステムと名付けられた脱進機を開発するなど、成果となって表れている。
そんなノモスより新作情報が届いた。ノモスでは初めてのブレスレットモデルの登場である。
Originally published on watchtime.com
Text by Logan R.Baker


「クラブ キャンパス ネオマティック 39」

ノモスの新作より、ホワイトダイアルにダークブルーインデックスのカラーリングによるRef.765。


 ノモスは2019年1月に、自社の公式ウェブサイト上で、ノモス初となるブレスレット仕様の自動巻き腕時計を発表した。既存の「クラブ キャンパス」シリーズの、ホワイトダイアルの新モデルとなる。「クラブ」シリーズの派生版の位置付けだった2017年のラウンドケースの「クラブ キャンパス」モデルは、自社製手巻きムーブメントの「アルファ」が搭載されていた。新作「クラブキャンパス ネオマティック 39」には、自社製ノモススウィングシステムを採用した自動巻きキャリバー「DUW3001」が搭載されている。

「クラブ キャンパス ネオマティック 39」は、ノモスが初めて発表したブレスレット仕様モデルだ。


 新モデルにも、これまでの「クラブ キャンパス」の特徴が踏襲されている。アラビックとローマンが混在した通称“カリフォルニア文字盤”、オプションでエングレービングが可能なステンレススティール製ケースバック、サファイアクリスタル製風防といった部分だ。しかし今回から新しく追加された特徴もある。ケースサイズの展開と、200mの防水性、それから文字盤とインデックスのカラーリングだ。既存モデルでは36mm径と38.5mm径のみであったが、新しいクラブ キャンパスでは若干サイズアップされ、37mm径と39.5mm径が用意されている。ダイアルカラーはガルバニック加工のホワイトで、インデックスにはスーパールミノバが塗布されたダークブルーまたはシルバーカラーが組み合わされている。

2019年のバーゼルワールドで改めて実機がお披露目予定である。なお、ブレスレットはクラスプがスライド式になっている。


 特に注目すべき点は、ノモスがブランド初のメタルブレスレットを採用したことだ。このブレスレットは、ノモスのベルリンスタジオでデザインされ、グラスヒュッテの工房でポリッシュなどの仕上げ作業がなされたものである。現時点ではこのステンレススティール製ブレスレットは、ネオマティックを搭載したこの「クラブ キャンパス」限定のものである。しかし、もしかしたらノモスは2019年のバーゼルワールドのタイミングでブレスレット仕様モデルの展開を広げてくるのではないかと筆者は見ている。

「クラブ キャンパス ネオマティック 39」。自動巻き(Cal.ネオマティックDUW3001)。2万1600振動/時。パワーリザーブ約43時間。SS(直径37mmもしくは39.5mm)。200m防水。SSブレスレット(なお、同じダイアルデザインで同時発表された写真右のミッドナイトブルーモデルには、テキスタイルストラップが組み合わされる)。国内入荷時期と価格は未定。


 自社製自動巻きムーブメントとブレスレットモデルの展開は、これからもノモスに新しい選択肢をもたらすだろう。日本への入荷時期などは未定だが、35万〜40万円の価格帯が予想される。

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