ハリー・ウィンストンの時計をチェック。歴史や人気モデルを知ろう

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2021.11.10

ハリー・ウィンストンの要注目モデル

ロングセラーモデルでも色あせない新しさを持つのがハリー・ウィンストンの魅力だが、最新モデルの独創性も際立っている。素晴らしいモデルは多いが、あえて3モデルを厳選して紹介しよう。

HW エメラルド・オートマティック 33mm

HW エメラルド・オートマティック

(左)「HW エメラルド 33mm」。クォーツモデルは2針、日付表示付き。ケース厚は自動巻き7.59mmに対して若干薄い6.72mmで、一段とドレッシー。文字盤はブルーもしくはシルバーオパラインのサンレイサテン仕上げ。ベゼルとラグにダイヤモンドを配したバリエーションも取り揃える。クォーツ。18KWG(縦39.3×横33.3mm)。3気圧防水。175万円(税別)。
(右)「HW エメラルド・オートマティック 33mm」。男性の手元をエレガントに彩るこのモデルは3針、日付表示付き。文字盤はシルバーオパラインもしくはブルーのサンレイサテン仕上げ。自動巻き(Cal.HW2003)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。18KRG(縦39.3×横33.3mm)。3気圧防水。220万円(税別)。

2019年、「HW エメラルド」コレクションに加わったのが「HW エメラルド 33mm」。2016年のコレクション誕生からこれまでレディースのみの展開であった「HW エメラルド」に初めて登場したメンズモデルである。

メンズラインのサイズは縦39.3×横33.3mm。搭載されるムーブメントは自動巻きとクォーツが揃い、どちらも薄型のドレスウォッチに仕上がっている。

自動巻きモデルはセンターセコンドを備え、クォーツモデルは秒針なしの無駄を削ぎ落としたデザインによって表情を変えているのもポイントだ。

プロジェクト Z13

プロジェクト Z13
Cal.HW3202
2019年にシリーズ13作品目として発表された「プロジェクト Z13」。自動巻き(Cal.HW3202)。28石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約68時間。ザリウム(直径42.2mm)。10気圧防水。世界限定300本。270万円(税別)。

「プロジェクト Z13」は、特殊合金“ザリウム”を用いたプロジェクト Zシリーズの最新作である。

このモデルではシリーズ初となるカーボンと、ムーンフェイズをダイアルに搭載。月に見立てたのはシリーズ誕生当初からアイコンとなっている手裏剣型モチーフだ。“お家芸”であるレトログラード式の日付表示も備え、唯一無二のモデルとなっている。

HW オーシャン・バイレトログラード パーペチュアルカレンダー オートマティック 42mm

HW オーシャン・バイレトログラード パーペチュアルカレンダー オートマティック 42mm
右は12時位置の月(マンス)表示と閏年表示部分。閏年の場合は小窓に「leap year(閏年)」の頭文字の「L」が現れる。月表示針はスケルトン仕様となっており、閏年を表示する小窓を覆ってしまうことがない。左から18KRG(630万円・税別)、18KWG(645万円・税別)で、右のモデルは18KWGケースやバックルに91個のバゲットカットダイヤモンドをセッティングしたアニバーサリー限定モデル。「HW オーシャン・20th アニバーサリー。バイレトログラード パーペチュアルカレンダー オートマティック 42mm」。世界限定20本(1425万円・税別)。いずれも自動巻き(Cal.HW3501)。34石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約72時間。ケース直径42.2mm。10気圧防水。

「HW オーシャン」コレクションの20周年を記念して誕生た「HW オーシャン・バイレトログラード パーペチュアルカレンダー オートマティック 42mm」。レトログラード表示をふたつ採用したパーペチュアルカレンダー機構は、ハリー・ウィンストンの複雑時計の布石となるモデルといえるだろう。

パーツひとつひとつはクラシカルな表情ながら、時計としてはアバンギャルドな仕上がり。センターダイアルの周りに施されたらせん状の格子細工や中央のクル・ド・パリ装飾など、緻密かつ斬新なダイアルデザインの完成度は高い。


ハリー・ウィンストンの時計を手に入れるには

ハリー・ウィンストンの時計は、ディスプレイに飾られる様子も美しいが、できれば手に取ってディテールをじっくりと見てほしい。

とはいえ、店舗ですべてのモデルを取り扱っているわけではないため、まずはカタログで全体を見てから、お気に入りを見に店舗に行くのも選択肢のひとつだ。

直営のサロンは国内に9店舗

ハリー・ウィンストンの時計を購入するなら、正規サービスを受けられる直営店がおすすめだ。日本国内には、銀座本店をはじめ東京に4店舗、大阪に2店舗、横浜・名古屋・神戸に各1店舗の計9店舗がある。

全国に一部取り扱いのある販売代理店もあるので、最寄りの店舗は、ハリー・ウィンストンの公式サイトからチェックしよう。

公式サイトからカタログ請求も可能

店舗に足を運ぶ前に、時計の情報をカタログ(紙媒体)で一覧することもできる。ハリー・ウィンストンでは、公式サイトで必要情報を入力すれば、無料でカタログ請求をすることが可能だ。

カタログには時計専用を含め、ブライダルカタログ、ジュエリーカタログの3種類がある。


アフターケアを受ける

腕時計は、定期的なメンテナンスを行わなければ、故障のリスクが高くなる。

ハリー・ウィンストンの腕時計のオーナーになるなら、末長く使っていけるようにアフターサービスについて調べておこう。

4~5年に一度はコンプリートサービスを

ハリー・ウィンストンの腕時計は、通常の使用での不具合が製造上の欠陥にあたる場合は、購入日から2年間の保証が適用される。

具体的な故障はなくても、腕時計には定期的なメンテナンスが必要だ。ハリー・ウィンストンでは4〜5年に一度の「コンプリートサービス」を推奨している。

完全な修理とオーバーホール(分解掃除)、全体的な点検が受けられる手厚いサービスだ。

サービスや修理を受けるには店舗持ち込みで

定期的なコンプリートサービスや故障時の修理を受けるには、ハリー・ウィンストンのサロンか正規販売店に持ち込む必要がある。その際、時計本体と併せて保証書を持参しよう。

コンプリートサービス後には、2年間の修理保証が付与される。


多彩なラインナップから選ぶ喜び

ハリー・ウィンストンの腕時計は、ラインナップが非常に多彩だ。装飾技法の幅が広く、また時計づくりにおける高い技術があるからだといえるだろう。

同じコレクションでも多様なバリエーションを生み出せるのは、創造性と革新性あればこそだ。

文字盤のディテールや搭載される機構にも注目しながら、傑作の数々からお気に入りの1本を選んでみてはいかがだろうか。

Contact info: ハリー・ウィンストン クライアントインフォメーション Tel.0120-346-376


川部憲 Text by Ken Kawabe
HARRY WINSTON 神は文字盤に宿る

https://www.webchronos.net/features/38863/