IWC ポルトギーゼをムーブメントで見極める。搭載モデルも紹介

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2022.02.22

今注目したいポルトギーゼとは?

ポルトギーゼの現行モデルは2021年現在、自社製ムーブメント一択である。搭載するムーブメントによって時計を選ぶのもよいだろう。異なるムーブメントを採用した、注目の3モデルを紹介する。

ヨットクラブ・クロノグラフ IW390702

ポルトギーゼ・ヨットクラブ・クロノグラフ
ポルトギーゼ・ヨットクラブ・クロノグラフ
ポルトギーゼ・ヨットクラブ・クロノグラフ
自動巻き(Cal.89361)。38石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約68時間。SS(直径44.6mm)。6気圧防水。156万7500円(税込み)。

スポーティー&エレガントな佇まいで人気を集めているモデルが、2020年発表の「ポルトギーゼ・ヨットクラブ・クロノグラフ(Ref.IW390702)」だ。高性能ムーブメントCal.89361を搭載している。

シリーズの標準仕様となっていたラバーベルトが一新され、ステンレススティール製のブレスレットが採用された。より腐食しにくくなり、洋上での実用性が高められている。

ホワイトのダイアルとブルーの針が、爽やかな雰囲気を醸し出す。同じタイプでブルーダイアルの「IW390701」や、18Kレッドゴールドを配した「IW390703」といったバリエーションも用意されている。

クロノグラフ IW371606

ポルトギーゼ・クロノグラフ
ポルトギーゼ・クロノグラフ
ポルトギーゼ・クロノグラフ
自動巻き(Cal.69355)。27石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約46時間。SS(直径41mm)。3気圧防水。95万1500円(税込み)。

2019年末に発表された「ポルトギーゼ・クロノグラフ」は、以前からのデザインは変えずに自社製ムーブメントCal.69355を搭載したリニューアルバージョンだ。

そのひとつである「IW371606」はアラビアインデックスやリーフ針、積算計がブルーダイアルにバランスよく配されているモデル。計測の正確性が高まるように工夫された、インナーリングの細かな目盛りも特徴的だ。

裏蓋はトランスパレントバック仕様となっており、ムーブメントの動作美を堪能できる。ホワイトダイアルの「IW371604」や「IW371605」もチェックしておこう。

アニュアル・カレンダー IW503501

ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー
ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー
ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー
自動巻き(Cal.52850)。36石。2万8800振動/時。パワーリザーブ約168時間。18KRG(直径44.2mm)。3気圧防水。353万6500円(税込み)。

Cal.52850を搭載したモデルが「ポルトギーゼ・アニュアル・カレンダー(Ref.IW503504)」だ。複雑機構を動かしながらも、約7日間のパワーリザーブを誇る優れた実用性を備えている。

アニュアル・カレンダーとは、1年間の日付を自動補正しながら表示する機能である。2月最終日の年1回のみ手作業で修正を行えば、後は精巧なメカニズムが常に正しい日付を示してくれる。

アーチ形に加工されたサファイアガラスのエッジにより、ケースがよりスリムな印象となっている。クラシカルなプロポーションを際立たせる、デザイン面での特徴だ。


ムーブメントで時計を選ぶ選択肢もある

従来のポルトギーゼには、ETAベースのムーブメントが使用されていた。しかし、近年のクロノグラフモデルには、IWCの自社製ムーブメントが搭載されている。

5系統からなるIWCの自社製ムーブメントは、いずれも独自の優れた特徴を持つものばかりだ。IWCの時計を選ぶ際は、ムーブメントの種類にも着目してみよう。



Contact info: IWC Tel.0120-05-1868


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