GPHG2023 チャレンジ賞受賞モデル、レイモンド・ウェイルの「ミレジム」が、12月より販売開始。

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2023.11.27

レイモンド・ウェイルより、新作「ミレジム」が発売される。本作は、GPHG2023でのチャレンジ賞を受賞したモデルであり、セクターダイアルをはじめとするヴィンテージ調の要素を多く取り入れている。スモールセコンドモデルの他、センターセコンドモデルやカラーバリエーションなど、豊富なラインナップも魅力だ。

レイモンド・ウェイル ミレジム

GPHG2023のチャレンジ賞を受賞した、レイモンド・ウェイルの「ミレジム」。セクターダイアルを採用したヴィンテージ調のデザインを特徴とする。自動巻き(Cal.RW4251)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SSケース(直径39.5mm、厚さ10.25mm)。5気圧防水。34万1000円(税込み)。2023年12月1日(金)発売予定。


チャレンジングな価格帯で実現した、ヴィンテージテイストが魅力の最新作

 今年のジュネーブ・ウォッチメイキング・グランプリ(GPHG)にて、チャレンジ賞を受賞したレイモンド・ウェイルの「ミレジム」が、2023年12月1日(金)より販売開始される。チャレンジ賞は、販売価格3500スイスフラン以下の時計を対象とした部門である。今年もセイコーやノモス、クロノブンキョウトウキョウといったブランドの、控えめな価格ながら優れたパフォーマンスを持つモデルがノミネートされていた。

 ミレジムはヴィンテージ調のデザインを現代の時計製造技術で再現した、新しいコレクションだ。アールデコ様式を取り入れたダイアルは、クロスラインを配し、中央と外周で仕上げを分けたセクターダイアルのスタイルを取る。時分針にはスーパールミノバが塗布され、暗所での視認性も十分だ。

レイモンド・ウェイル ミレジム

スモールセコンド式のグレーダイアルモデル。ダイアルの中央にはサテン仕上げ、ミニッツ・セコンドトラックには同心円状の溝を施し、アワートラックには滑らかな質感を与えている。自動巻き(Cal.RW4251)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SS(直径39.5mm、厚さ10.25mm)。5気圧防水。34万1000円(税込み)。2023年12月1日(金)発売予定。

 搭載するムーブメントの関係上、6時位置のスモールセコンドはやや中心寄りであるが、セクターダイアルの中にうまく溶け込ませることで、纏まった印象に仕上げている。ノンデイト仕様であることも、ヴィンテージ感を出すことに一役買っている。よりモダンなデザインが好みの方に向け、センターセコンド式モデルが用意されていることも嬉しい。

レイモンド・ウェイル ミレジム

センターセコンド式のグレーダイアルモデル。シャープな時分針には、サテン仕上げとスーパールミノバを与え、視認性を高められている。自動巻き(Cal.RW4200)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約38時間。SS(直径39.5mm、厚さ9.25mm)。5気圧防水。28万6000円(税込み)。2023年12月1日(金)発売予定。

 ダイアルカラーは、スモールセコンドモデルがシルバーとグレーの2種類、センターセコンドモデルがグレー、ブルー、サーモンピンク、シルバーの4種類。シルバーダイアルのみローズゴールドPVDのケースを組み合わせる。

レイモンド・ウェイル ミレジム

バリエーションとして、モダンな印象を持つセンターセコンド式のブルーダイアルモデル、ヴィンテージ感をより強く感じることができるサーモンピンクダイアルモデル、ローズゴールドPVD仕様のケースにシルバーダイアルを組み合わせた、華やかなモデルも展開されている。ローズゴールドPVD仕様のモデルは定価30万8000円(税込み)。

 すっきりとしたラウンドケースには、ポリッシュを主体に上面をサテン仕上げとしたベゼルが組み合わされている。先端を丸めたクラシカルなラグやブランドロゴが浮彫されたリュウズなど、メリハリを付けたシャープな造形は、最新の製造技術を用いたことで実現されたディティールだ。一方でボックス型サファイアクリスタルガラスがヴィンテージ感をもたらす。

 さらに、薄型のケースと肉厚のストラップを組み合わせ、装着感にも気を配られている。サラリとした軽快な着用感をもたらすストラップは、カーフレザー製。それぞれ、ダイアルに合わせたカラーが採用されている。

レイモンド・ウェイル ミレジム

セリタ社の汎用ムーブメントをベースとすることで、手の届きやすい価格帯を実現。ケースバックからは、回転する自動巻きローターやテンプの鼓動を楽しむことができる。


Contact info: ジーエムインターナショナル Tel.03-5828-9080


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