ゼニスより、「クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー ラピスラズリ」が発表された。本作は、ラピスラズリダイアルを採用した、コンプリートカレンダー付きの高振動クロノグラフだ。Cal.エル・プリメロ 3610を搭載し、センターのクロノグラフ針を用いて、1/10秒までを正確に計測することができる。
神秘的な情景を映し出すラピスラズリダイアル
ゼニスより、新作「クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー ラピスラズリ」が発表された。本作は、2024年に登場した「クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー」をベースとして、ラピスラズリダイアルを採用したモデルだ。

ラピスラズリダイアルを採用した、新作の「クロノマスター オリジナル トリプルカレンダー ラピスラズリ」。トリプルカレンダーとムーンフェイズを搭載している。自動巻き(Cal.エル・プリメロ 3610)。35石。3万6000振動/時。パワーリザーブ約60時間。SSケース(直径38mm、厚さ14mm)。5気圧防水。310万2000円(税込み)。
星が天空で到達する最も高い場所である、天頂を意味する“ゼニス”。深いブルーに、金銀の粒子が煌めくラピスラズリダイアルは、その名にふさわしい神秘的な印象を与えてくれる。外周のリングと3つのインダイアルはシルバートーンに仕上げられ、ダイアルに立体感と凝縮感を添える。センターのクロノグラフ針は10秒で1周し、Cal.エル・プリメロ 3610の高振動を生かした精密な計測が可能だ。それぞれのインダイアルは、3時位置が60秒計、6時位置が60分積算計、9時位置がスモールセコンドとして機能する。
トリプルカレンダーとして、月、曜日、日、さらにムーンフェイズを搭載していることも特徴だ。2時位置の小窓で月、10時位置の小窓で曜日、4時半位置の小窓で日、そして6時位置のインダイアルにムーンフェイズが配されている。

ステンレススティール製のケースは、直径38mmのコンパクトなサイズ感。薄型のベゼルにポンプ型のプッシャーを組み合わせたクラシカルなデザインが魅力だ。ねじ込み式のシースルータイプのケースバックが採用されており、星をかたどったローターやレバー、テンプなど、内部の機構を楽しむことができる。
ベルトは、ブルーのカーフレザーストラップに加え、ステンレススティール製のブレスレットも付属する。

