カルティエが、スウェーデンのストックホルムにて新作ハイジュエリーコレクション「アン エキリーブル」を発表した。力強いボリューム、色のバランス、密と疎空の対比、絶妙な調和を目指すカルティエのスタイルとクリエーションが反映されたネックレスやイヤリング、リングから成るコレクションである。さらに同コレクションより、メゾンの創造的なアプローチでハーモニーを映し出す特別な5点のリングが発表された。
カルティエ「パヴォセル」
発表された新作の中でもひと際立体的ななパヴォセル。ダイヤモンドとプラチナによるレースのような構造は空気を含み、軽やかで躍動感がある。また、その立体感に負けないボリューミーなサファイアが目を引く。
発表された新作の中でもひと際立体的ななパヴォセル。ダイヤモンドとプラチナによるレースのような構造は空気を含み、軽やかで躍動感がある。また、その立体感に負けないボリューミーなサファイアが目を引く。
カルティエのサヴォアフェールが反映された新コレクション「アン エキリーブル」が登場
カルティエが、新作となるハイジュエリーコレクション「アン エキリーブル」を発表した。シグネチャーであるパンテールを取り入れたネックレスに加え、幾何学的でエッジの効いたデザインや、柔らかく、ボリューミーなデザイン、繊細なラインでジェムストーンの魅力を最大限に引き立てたデザインなど、多様な作品が並ぶ。

カルティエ「シト」ネックレス
ドロップ型の2石のザンビア産エメラルドが用いられたネックレス。49.37カラットにもなるこのエメラルドは、形状や色調を厳選したものが組み合わされ、エメラルドとダイヤモンドのラインの両端に垂れ下がるようにアシンメトリーに配される。
ドロップ型の2石のザンビア産エメラルドが用いられたネックレス。49.37カラットにもなるこのエメラルドは、形状や色調を厳選したものが組み合わされ、エメラルドとダイヤモンドのラインの両端に垂れ下がるようにアシンメトリーに配される。

カルティエ「ヤラ」ネックレス
18Kピンクゴールドの細工によって、ジェムストーンが肌に直接あしらわれているかのように仕立てたネックレス。洗練されたジェムストーンの配置は蜘蛛の巣のように緻密であり、カルティエのジュエリー職人が誇るサヴォアフェールが反映されている。
18Kピンクゴールドの細工によって、ジェムストーンが肌に直接あしらわれているかのように仕立てたネックレス。洗練されたジェムストーンの配置は蜘蛛の巣のように緻密であり、カルティエのジュエリー職人が誇るサヴォアフェールが反映されている。

カルティエ「パンテール オルビタル」ネックレス
ダイヤモンドとオニキスの毛並みを持つパンテールをモチーフとしたネックレス。パンテールを透明感のあるアメジストが囲い、そこに加えられたボリューミーなコーラルとのコントラストが特徴の作品。
ダイヤモンドとオニキスの毛並みを持つパンテールをモチーフとしたネックレス。パンテールを透明感のあるアメジストが囲い、そこに加えられたボリューミーなコーラルとのコントラストが特徴の作品。

カルティエ「パンテール ダントレ」ネックレス
大きさの異なるコロンビア産エメラルドのビーズをつないでカスケードとし、ドレープ感を生み出したネックレス。中央にはカルティエのアイコンであるパンテールを配している。連なったエメラルドにはファセットが与えられており、そこから生まれるランダムな光の反射が生命感を生み出している。
大きさの異なるコロンビア産エメラルドのビーズをつないでカスケードとし、ドレープ感を生み出したネックレス。中央にはカルティエのアイコンであるパンテールを配している。連なったエメラルドにはファセットが与えられており、そこから生まれるランダムな光の反射が生命感を生み出している。

カルティエ「ツァガーン」ネックレス
モチーフは希少かつ見つけてもすぐに身を隠してしまうユキヒョウである。凛としたデザインはユキヒョウから着想を得たもので、トロンプルイユ(だまし絵)の効果を用いたライン使いにより、見る角度によってユキヒョウの頭部が見え隠れする。幾何学模様を成すのは、ダイヤモンドとオニキスだ。
モチーフは希少かつ見つけてもすぐに身を隠してしまうユキヒョウである。凛としたデザインはユキヒョウから着想を得たもので、トロンプルイユ(だまし絵)の効果を用いたライン使いにより、見る角度によってユキヒョウの頭部が見え隠れする。幾何学模様を成すのは、ダイヤモンドとオニキスだ。

カルティエ「トラフォラト」ネックレス
セッティングの椋木の異なる八角形のコロンビア産エメラルド3石を中央に配したネックレス。ダイヤモンドとエメラルド、オニキスによって幾何学的なメッシュ構造を作り出しており、3色の配置によって立体感やリズム感を本作に与えている。
セッティングの椋木の異なる八角形のコロンビア産エメラルド3石を中央に配したネックレス。ダイヤモンドとエメラルド、オニキスによって幾何学的なメッシュ構造を作り出しており、3色の配置によって立体感やリズム感を本作に与えている。

カルティエ「パヴォセル」ネックレス/ブローチ
ダイヤモンドをセッティングしたレースのようなモチーフにサファイアを配したネックレス。モチーフを繰り返して配置することで、羽を広げたクジャクを思わせるデザインとなっている。そのオープンワークによって軽やかで躍動感のある印象が本作の特徴だ。センターストーンと石座はブローチにもなる。
ダイヤモンドをセッティングしたレースのようなモチーフにサファイアを配したネックレス。モチーフを繰り返して配置することで、羽を広げたクジャクを思わせるデザインとなっている。そのオープンワークによって軽やかで躍動感のある印象が本作の特徴だ。センターストーンと石座はブローチにもなる。

カルティエ「タテヤ」リング
センターに6.98カラットのベトナム産ルビーを配したリング。その周りには、ルビーを包み込むようにダイヤモンドを散りばめたリボンがあしらわれる。角が無く、柔らかで立体感のあるデザインが本作の特徴。
センターに6.98カラットのベトナム産ルビーを配したリング。その周りには、ルビーを包み込むようにダイヤモンドを散りばめたリボンがあしらわれる。角が無く、柔らかで立体感のあるデザインが本作の特徴。

カルティエ「スクド」リング
2.88カラットの2石のシールドカットダイヤモンドを基軸として、完璧に左右対称にダイヤモンドを配置したデザインを持つリング。相似の形状を対象に配し、その間にオニキスを置いてコントラストを加えることで、緻密な印象を生み出している。
2.88カラットの2石のシールドカットダイヤモンドを基軸として、完璧に左右対称にダイヤモンドを配置したデザインを持つリング。相似の形状を対象に配し、その間にオニキスを置いてコントラストを加えることで、緻密な印象を生み出している。

カルティエ「モトゥ」リング
7.80カラットのペアシェイプトルマリンをセンターに配し、湧き出る噴水のように配されたターコイズとクリソプレーズのビーズがトルマリンを支えるデザイン。このブルーとグリーンの組み合わせは、ルイ・カルティエが考案した「ピーコックパターン」として知られ、1世紀以上に渡ってカルティエのシグネチャーとなっている配色である。
7.80カラットのペアシェイプトルマリンをセンターに配し、湧き出る噴水のように配されたターコイズとクリソプレーズのビーズがトルマリンを支えるデザイン。このブルーとグリーンの組み合わせは、ルイ・カルティエが考案した「ピーコックパターン」として知られ、1世紀以上に渡ってカルティエのシグネチャーとなっている配色である。

カルティエ「ブリオ」リング
25.54カラットのカボションカットルベライトが配されたボリューミーなリング。ルベライトの周りにはエメラルドとルベライトのビーズがあしらわれ、アシンメトリーなデザインとなっている。パヴェダイヤモンドを敷き詰めたホワイトゴールドの円形モチーフによって構成されており、立体的で軽やかなデザインとなっている。
25.54カラットのカボションカットルベライトが配されたボリューミーなリング。ルベライトの周りにはエメラルドとルベライトのビーズがあしらわれ、アシンメトリーなデザインとなっている。パヴェダイヤモンドを敷き詰めたホワイトゴールドの円形モチーフによって構成されており、立体的で軽やかなデザインとなっている。

カルティエ「アズレホ」リング
4つのファセットを持つピラミッド型のサファイアが目を引くリング。センターのサファイアがリングの頂点で輝きを放ち、その周りにテーパードカットダイヤモンドとサファイアビーズのラインが交互にあしらわれ、輝きに変化が加えられている。幾何学的なラインと、有機的なフォルムが調和したデザインが見どころ。
4つのファセットを持つピラミッド型のサファイアが目を引くリング。センターのサファイアがリングの頂点で輝きを放ち、その周りにテーパードカットダイヤモンドとサファイアビーズのラインが交互にあしらわれ、輝きに変化が加えられている。幾何学的なラインと、有機的なフォルムが調和したデザインが見どころ。