ハミルトンは、小島秀夫監督が率いるコジマプロダクションと共同開発した限定ウォッチ「ボルトン デス・ストランディング2 リミテッドエディション」を発売した。本作の発売を記念し、「ハミルトンブティック 東京 キャットストリート」にてスペシャルエキシビションも開催されている。開催期間は2025年6月26日(木)から7月7日(月)までだ。
ゲームの世界観を投影したコラボレーションウォッチ
2025年6月26日、ハミルトンは、コジマプロダクションと共同開発した限定モデル「ボルトン デス・ストランディング2 リミテッドエディション」を発売した。同日に発売された、コジマプロダクションのゲーム『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH(以下DS2)』の世界観からインスパイアされたデザインを持つ、ゲームファン必見のタイムピースだ。世界限定で2000本のみが販売される。

自動巻き(Cal.H-10)。25石。2万1600振動/時。パワーリザーブ約80時間。Tiケース(縦48.0×横36mm、厚さ13.7mm)。5気圧防水。世界限定2000本。24万6400円(税込み)。
このコラボレーションモデルのベースとなったのはハミルトンのクラシカルな「ボルトン」であるが、そのデザインはゲームの世界観を反映した近未来的なものへと昇華されている。ケース素材には、ブラックPVD加工を施したチタンを採用。これにより、オールブラックの精悍な外観を備えると同時に、ステンレススティールに比べて4割ほどの軽量化を実現している。

ダイアルはグレーを基調としており、オレンジに彩られた秒針と12時位置のインデックスが鮮やかなアクセントとして際立つ。また、ループ状の時分針は、風通しの良いケースデザインに呼応し、全体に立体感と軽やかさをもたらしている。
搭載される自動巻ムーブメントは、約80時間のパワーリザーブを誇り、ニヴァクロン™製ヒゲゼンマイによって優れた耐磁性を獲得している。また2000本限定で販売される本作には、ゲームの世界観をインスパイアしたデザインの特製パッケージとクロスが付属する。

コラボレーションの軌跡を辿るスペシャルエキシビション
この特別なタイムピースの発売を記念し、ハミルトンブティック 東京 キャットストリートにて、共同開発の軌跡を辿るエキシビションが開催されている。本エキシビションでは、時計のデザインプロセスを示す貴重な資料や、新川洋司による直筆スケッチ、実際に使用されたプロトタイプなどが展示される。期間は2025年6月26日(木)から7月7日(月)までで、入場料は無料となっている。

エキシビション概要
名称: DS2 スペシャルエキシビション
期間: 2025年6月26日(木)〜7月7日(月)
場所:ハミルトンブティック 東京 キャットストリート(東京都渋谷区神宮前6-14-5)
入場料: 無料
コジマプロダクションについて
株式会社コジマプロダクションは、ゲームクリエイターの小島秀夫が “FROM SAPIENS TO LUDENS”の旗のもと、2015年12月に設立したインディーズゲームスタジオだ。その代表作のひとつである『DEATH STRANDING』は、プレイヤー自身のゲームプレイによって誰かとつながり、助け合う「ソーシャル・ストランド・システム」を導入しており、ノーマン・リーダス、マッツ・ミケルセン、レア・セドゥ、リンゼイ・ワグナーら世界的な名優たちの出演も話題を呼び、全世界で累計プレイヤー数1900万人を突破している。シリーズ続編に当たる『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』では、前作のエンディングから数カ月後の世界を舞台に、主人公サムの新たな旅が始まる。

ゲームクリエイターであり、コジマプロダクション代表。『メタルギア』でステルスゲームと呼ばれるジャンルを切り開き、ゲームにおけるシネマティックな映像表現とストーリーテリングのパイオニアとしても評価され、世界的な人気を獲得。ゲームや映画などのジャンルを超えたエンターテイメントへも、創作領域を広げている。

1994年にKONAMI入社以来、キャラクターデザイン、メカデザイン、アートディレクションを担当。小島とともに制作に携わる。2015年に同社を退職後、小島秀夫の新スタジオである株式会社コジマプロダクションへ参加。2019年11月、スタジオ初作品『DEATH STRANDING』をリリース。最新作『DEATH STRANDING 2: ON THE BEACH』でもアートディレクターを務めている。