ミューレ・グラスヒュッテの人気シリーズでありながら、これまで日本未展開であった「パノヴァ」が、ついに日本上陸する。今般の日本上陸は、夏らしい爽やかな新作の「パノヴァ バイオレット」と「パノヴァ ライム」の登場に合わせたもので、既存の5つのカラーとともに展開される。

ミューレ・グラスヒュッテが提案する“エブリデイウォッチ”である「パノヴァ」
ミューレ・グラスヒュッテは、ドイツのザクセン州グラスヒュッテを拠点として家族経営を続けているブランドである。ラインナップは、ドイツの海難救助隊の要望に応えたタフなツールウォッチである「S.A.R.」や、クラシカルなデザインにモダンテイストを加えたドレスウォッチの「テウトニア」など幅広い。
その中で「パノヴァ」は、“自分らしい人生を、自分のペースで歩んでいく人”に向けてデザインされた“エブリデイウォッチ”に位置付けられる。また、モデル名のパノヴァ(Panova)は、「広い視野」を意味するパノラマ(Panorama)、ラテン語で「道」を意味するヴィア(Via)を組み合わせたものであり、“視野を広く持ちつつ、自分の道をしっかりと進む”というメッセージが込められている。
新作の「パノヴァ バイオレット」と「パノヴァ ライム」

自動巻き(Cal.SW200-1)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径40mm、厚さ10.4mm)。10気圧防水。17万6000円(税込み)。

自動巻き(Cal.SW200-1)。2万8800振動/時。パワーリザーブ約41時間。SSケース(直径40mm、厚さ10.4mm)。10気圧防水。17万6000円(税込み)。
パノヴァは、シンプルな形状のインデックスが整然と並び、インデックスと呼応するスクエアシェイプの時分針が組み合わされたエッセンシャルな文字盤デザインを持つインフォーマルウォッチである。ケース径は40mm、厚さは10.4mmと日々のファッションに取り入れやすいサイズ感に仕上がっている。
新作2モデルは、モデル名と対応した文字盤カラーを備える。「パノヴァ バイオレット」は、夏の日差しが射し込むことでバイオレットとダークプラムが溶け合うように輝くような表情を見せるモデルで、パステルブルーのインデックスが上品なカラーアクセントを添えている。「パノヴァ ライム」は爽やかで明るい色調が特徴で、日常にカラフルでフレッシュなアクセントを添えるような仕上がりのモデルだ。いずれも、本作にクラシカルな印象を加え、涼しげな印象もあるミラネーゼブレスレットが組み合わせられる。
実用性の高い堅実な時計をラインナップするミューレ・グラスヒュッテ
パノヴァには、信頼性の高いセリタ製自動巻きムーブメントのCal.SW200-1が、ミューレ・グラスヒュッテ独自のチューニングが加えられて搭載されている。最も特徴的なチューニングは、耐衝撃性に優れた「ウッドペッカー・ネック・レギュレーション」の採用と、巻き上げ効率を向上させる独自ローターの搭載である。また、クロノメーター規格に準じた社内基準に則り、6姿勢での調整を行って日差0~+8秒を実現している。そのほかパノヴァは100mの防水性能を備え、エブリデイウォッチのコンセプトに合った実用性の高い仕上がりとなっている。
既存の5カラーも日本上陸
新作の2モデルの発売に合わせて、既存の5モデルも日本上陸を果たす。各モデルのカラーは、ブルー、グレー、グリーン、レッド、ターコイズブルーである。いずれもケース径40mmで、ミラネーゼブレスレットの組み合わせとなる。