ブルガリのアンバサダーを務める俳優兼アーティストの山下智久が、2025年初夏、スイスのル・サンティエに位置する「ブルガリ ウォッチ オート オルロジュリー工房」を初めて訪問した。彼はそこでブルガリの時計技師たちの熟練の技に触れ、ブランドが誇る伝統と革新が融合したウォッチメイキングのヴィジョンを体感した。

山下智久がブルガリのムーブメント工房へ初訪問
ブルガリのアンバサダーを務める俳優兼アーティストの山下智久が、2025年初夏、ムーブメント工房である「ブルガリ ウォッチ オート オルロジュリー工房」を訪問した。
ブルガリの時計部門は、スイスのヌーシャテル本社、セーニュレジエのダイアル・ケース工房、そして今回、山下智久が訪れたル・サンティエのムーブメント工房という3つの拠点で構成される。19世紀末に建造された歴史的建造物の外装を維持するブルガリ ウォッチ オート オルロジュリー工房は、ブランドのウォッチメイキングの伝統を継承する重要な場所に位置付けられている。

2025年の新作ウォッチ「オクト フィニッシモ スケルトン エイトデイズ」を手に工房を訪れた山下は、熟練の時計技師たちから直々に、「オクト フィニッシモ マーブル トゥールビヨン」をはじめとするマスターピースのプレゼンテーションを受けた。また、フライングトゥールビヨンやミニッツリピーターといった伝統的な複雑機構を礎とする、未来につながる高度なウォッチメイキングの世界にも触れたという。

山下の着用モデル。約8日間のロングパワーリザーブと、極薄型のシェイプを両立したオクト フィニッシモ。DLC加工によるトータルブラック調の佇まいと、大胆なオープンワーク仕様のダイアルが組み合わされている。7時半位置にはスモールセコンドが配置されている。手巻き(Cal.BVL199SK)。パワーリザーブ約192時間。Tiケース(直径40mm、厚さ5.95mm)。30m防水。393万8000円(税込)。
今回の訪問を終え、山下智久は以下のようにコメントを残している。
「初めて訪れたスイスのブルガリの時計工房で、世界最薄を誇るオクト フィニッシモのムーブメントに収められる数々の小さな部品を見たり、ミニッツリピーターの奏でる美しい音色に耳を傾けたりしながら、時計の複雑機構について理解を深める時間は、静寂かつダイナミックなものでした。こんなにもたくさんの歯車が狂わずに噛み合っている姿はまさにアートだなと感じました。ブルガリの時計は、伝統のメカニズムと、新たな機構に挑戦する革新性、そして何よりもそれに関わる時計デザイナーや時計技師の方々の情熱の融合で完成するものなのだという思いを新たにしました」
なお、今回の訪問の様子は、ブルガリの各種ソーシャルメディアにて9月5日より公開されている。